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音楽っていいなぁ
2024/04/04 01:21
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、一番に思ったのは、音楽っていいなぁ、人間同士のつながりのきっかけになるんだな、と。宮路の29才にもなって、これでは…というのはさておき、老人ホームで、介護士・渡部のサックスを聞いて……。なんかこういうこと、ありそう……
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あと少し、もう少しの渡部くんも出てきます。
人との温かいつながりによって、自分を変えてくれることもあるのだと思いました。
少しだけほっこりできました。
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人と人を繋げる手法が音楽であって嬉しい。音楽って一人で好きな曲を弾くのも楽しいけど、誰かと一緒にセッションするだけで、年齢も性別も関係なく仲良くなれる気がする。たとえあまり興味のない曲だったとしても。
人生迷うことばかり。宮路の長い人生もまた新たな一歩となったようだ。
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Green Day『Wake Me up When September Ends』を聴きながら感想を書いています。
あなたが目覚めるときはいつでしょう?
ミュージシャンを夢見る無職の宮路。老人ホームでの出会いから、自分のやりたかったことを見出し、自分を見てくれる人を通してやっと目覚めるときがくる。なんとなく過ごしている自分に背中を押してくれる作品。世界は素敵な音に溢れていてそれに気づけるのも自分次第だ。
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お金に困らず、働かずに好きなことだけして暮らしていけると聞くと殆どの人は羨ましいと思うんだろうね。けど、それをコンプレックスに思う主人公のまともさ、人の良さが老人ホームでいろいろな人と関わることで希望を生み出していく。どんな世代の人とでも関わることでいろいろな化学反応を起こすのだろうけど、本質的に素直な人間性が大事なんだろうな~。心の瞳、思わず検索して聞いてみました。素直そうな顔をした坂本九さんが歌っていました。泣きそう。
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読みやすく物語の内容も響くものであったが、どこか物足りない印象を受けた。
主人公の性格からあまり悲観的な面や葛藤が見ずらい部分や本のボリューム的に深みを作りきれなかったように感じた。
ただ最後の数十ページでは、主人公を通して登場人物たちの心が動く瞬間があり心が温まった。
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宮路くんの素直な性格が、最初は空回りしてるなぁと思ってたけど、どんどん変わっていくのを見れたのが良かった。
どんどん読み進められた一冊でした。
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あー
とてもよいお話でした。
主人公の宮路は、高校の頃からギターを始め
音楽で成功するという夢を持ったまま
迷走中の29歳 無職…
自分でもわかっているけれど、何がしたいのか、
わからない。
ひょんなことから老人ホームの「そよかぜ荘」に
関わるようになり、そこで職員でとても上手に
サックスが弾ける渡部くんと仲良くなり
ホームの水木さんというおばあちゃんにかまってもらい、
とても素直で、まっすぐな宮路は、一歩一歩
成長していくお話です。
長い人生、夢を見てそこに向かってがんばる時間はとても大切です。
でも、長く夢見ていることが足かせになり
迷走して、何になりたいのかどうしたいのか
わからなくなることもあるのが現実です。
宮路は、素敵な人たちに恵まれて
明日の一歩を踏み出す勇気や気持ちをもらい
新しい自分になろうとする姿が清々しく
温かい気持ちになりました。
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「ぼんくら」の宮路だけど、なぜかその素直さに惹かれ、自分と向き合うことの怖さに共感できた。最後のウクレレの描写には、胸を打たれた。
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久々に新作文庫本購入してみた!
いつも、古本ばかり読んでいたので。笑
主人公の速攻アプローチな性格に笑い頂きました。どこかの市議会議員のお坊ちゃまで、無職ながら生活に困らないというスタイル。そのためか自己中心的なところあるものの、なかなかの変わり者で、笑いがそそられる。
主人公周囲にいる登場人物が関わってくるのだが、老人ホームの方と、同年代の青年。そこに音楽が絡んでくる。
高齢者との関わりと中で、今の自分と見つめ合い成長していく様子に安心して最後まで読み終えた。
本当に主人公が殼が抜け出して良かった。
短い人生の高齢者とのハートフルストーリーだ。
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感想
心を開いておく。チャンスに、他人にそして自分に。望んだ形ではないかもしれないがいつでも夢を叶えるチャンスはある。絶えず努力する。
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とても素直で純粋な主人公。不器用だから、ちょっと言葉が荒っぽくなるけど、とても優しい青年。曲者揃いの年寄りたちと関わり、大人になった渡部くんと出会えたことでようやく大きな一歩を踏み出せたこと。最後はとても感動した。あと、現実から目を背けてはいけない、現実は厳しい。大人だから、しっかり向き合わなければいけない。愚痴愚痴言ってばかりじゃ、前に進まない。大人になった渡部くんから教えてもらった。
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主人公の宮路(無職)が29歳になってもミュージシャンになる夢を諦められないでいる。ある時ボランティアで行った介護施設の人達と深く関わることとなり、渡部さん、水木のばあちゃん、本庄さんなどなど、そこで出会う人達と関わり自分自身、音楽、未来と見つめ合い、答えを出すって物語。
水木のばあちゃん大好きだ。
そして渡部さんは『あと少し、もう少し』の渡部くんと少し印象が変わったなって思った。芯は一緒なんだけどなんか大人になったなぁって感じるところが所々あった。
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瀬尾まいこさんの本はまだ今回で2回目ですが、やはり心を前向きに上げてくれますね。
何がキッカケになるか分からないけど、宮路は確実に自分の力で歩み始めたと思います。
宮路と深く関わっていく水木さん、本庄さん、渡部君との会話もとても面白く、関係性が素敵でした。
後半は泣けてしまいましたが、心温まる小説です。
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瀬尾さんの文庫本ということで、単純に読みたいと思ったが、『あと少し、もう少し』『君が夏を走らせる』とあわせての3部作とのこと。一気に3作品読みで楽しみたい
#その扉をたたく音 (文庫)
#瀬尾まいこ
23/11/16出版
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