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心に推しがいたらもちろん楽しいと思うけど、もし推しがいなかったとしても基本的な短歌についての知識をわかりやすく解説してもらえるので、今までなんとなく読んでいただけの短歌にやっと道標ができたような気がして嬉しかった。
短歌の作り方だけじゃなく同人誌作って文フリに出よう!という話や実際の推し歌会のレポートが面白かった。歌会って本当に高度な言語化を求められる場…すごい…
が、なるほど短歌にはそんな仕組みがあったんだな〜と何度も膝を打ったは打ったのだけど、でもこれで自分も短歌詠めるようになるぞ!詠むぞ!という気持ちの切り替えにはならないんだよな…読んだ上で、いやでもやっぱりどうしたらいいの…という気持ちになってしまう。私が短歌を詠む日はやってくるのだろうか。
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短歌集を読んだり、日記代わりになんとなく短歌を作ってきたけど、短歌の入門書には今までなかなか手が出なかった。題名に惹かれ、本屋でパラパラと試し読みをして、いくつか筆者と推しが被っていたのと、これなら楽しく読めるかもと購入。
ゲーム感覚であったり、ワークシートがあったりと気軽に取り組みやすい工夫がされていて、実際に推しの短歌を納得いくように作れるのはまだ先だと思うけど、挑戦しようと思えた。筆者の説明の分かりやすさや配慮の行き届き方など読んでいて負担が少なかった。
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推しへの想いを短歌にするって楽しそう。そう思って気軽に読み始めたけど短歌の奥深さに触れられた。
読むのも書くのも好きだからこれを機にちょっと始めてみようと思う!
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助詞の一文字の違いにさえ興奮できるオタクは短歌に向いている、という前書きからもう面白くて一気に読んでしまった。だいたいのルールだけでなく慣習や心構えのような感覚的な部分も解説してくれていてありがたい
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いい意味で「よくある短歌入門書」そのものな内容が、推しというフィルターを通すことで解像度があがる感覚がした。
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数ページならSNS投稿OKとのことで、この作者さんを完全に信じた箇所を抜粋
「君」は特別な存在 より
私は年下のキャラクターが年上のキャラクターのことを、極たまに「あんた」と呼ぶのを見ると最高(「ゴールデンカムイ」において、屈強な元軍人の杉元佐一が、アイヌの少女・アシㇼパを「アシㇼパさん」とさん付けしているのも、同様に最高)だと思うのですが、
この本の最高なとこは推し活で短歌を好きになった人に、推し活以外で短歌を詠む方法にも触れているとこ
オタクの熱狂気質をよくご存知!
私が詠んだ短歌はこちら
眉を寄せ画面を見つめる眼の水面僕が消えても傍らにチョコ
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自身の推しを短歌で表現することをすすめる一冊。
自身もオタク気質なので、かなり好みな短歌がいくつも出てきた。
まさか半生を共にしている推し漫画が出てくるとは…。
アイディア出しの感覚的な話から、助詞に気をつけるテクニックのような話まで興味深かった。
ラストの推し短歌会、面白そうだった!
作者がイメージしていた推しが分かると、また見え方が変わる。
最近、作る側ではなくエンタメを消費するだけの自分になってしまったことにがっかりしていたけど、短歌が趣味になると人生の楽しみが増えそう。
そして短歌関連本読んだ後あるあるだけど、脳内で喋る時の区切りが心なしか5音と7音に区切られがち。
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短歌の読み方だけでなく、鑑賞のコツ、短歌会の参加についてととてもわかりやすく書いてある。直接的な感情をそのまま書かず、読み手が想像を膨らませる表現をなど、短歌だけでなく、SNSでの文章を書く時にもヒントになることがたくさん。ワークシートの課題慣れないと難しいけど、これを続けると文のセンスが良くなる気がする