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投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察教官ものが有名な長岡さんですが、
この作品も異色中の異色かもしれません。
登場人物の心境がよく描かれていると思います。
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沈黙のスピーチ/一拍遅れのプロローグ/殺陣の向こう側/
汚れ役の歌/黒い代役/白紙の応援歌/湿った密室/
歪んだ凶弾/一拍早いエピローグ/ヘッドボイスの行方
俳優の世界での日常に潜む謎を解くという設定?演劇学校の講師でもある南雲が探偵役を務める。
知らない世界での知っているようで知らないことが面白い
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ベテラン俳優南雲草介が、ドラマや俳優学校で起こる事件に挑む。
…と書くとミステリな感じだけど、どっちかというと人情もの的な内容が強めかも。連作短編集ではあるけど、結構独立した話のイメージ。
俳優になるのは大変なんだな…
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長岡作品は「傍え聞き」から何作か読んでます
ここ最近最後のオチ部分だけで満足させようとしているというか
ドヤ感を感じてしまうのは私だけ?
ちょっと物足りない感じ
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大御所俳優でありながら、養成所の講師も務める主人公・南雲草介が探偵役としてドラマや映画の現場で起こる事件の謎を解いていく連作ミステリー短編集。粗筋からイメージした通りの淡白な作風だが、何を物語の軸にしたいのか今ひとつ定まっていない為、全体的にフワフワした仕上がり。各章の語り部となる若手俳優たちのキャラクター造形が恐ろしいほど浅い上に、南雲の過去や秘密が物語に重厚感を全く付与していない。南雲のマネージャー・友寄の立ち位置も実に中途半端。著者の出世作「教場」未読なのだが、本書の読了後だと期待値がだだ下がりだ。
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教場の作家、長岡弘樹氏の作品。
芸能、舞台や映画の俳優が1話ごとに主人公になる。
ベテラン俳優の南雲氏の鋭い観察眼と指摘。教場の風間公親を思わせる。
一気読みできました。