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雑踏に紛れると変色してしまう体、異様な若返り、そして医療不信。
本作もまた、様々な症例が盛り込まれたミステリを堪能した。
本当に患者を救いたいと願った天久鷹央は普段の彼女とは違い、まさに鬼気迫るものを感じる。
これからもそんな彼女と、そしてコンビを組む小鳥遊医師の活躍を期待している。
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ニセ医療が多く登場している。作者は医師なので民間療法によって健康を害したり標準治療から遠ざかったりするのが許せないんだろうなあ。
一線保ってる例の詐欺師はいい味出してるし再登場するのかな?
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「雑踏の腐敗」
人混みの中で。
実際に症状が出た時と同じ条件にしたとしても、一つ残らず全く同じ状況を作りだせなければ見つけることは不可能だな。
色んな方法を試しても結果がでなければ、家から出れないどころか段々と精神のバランスが崩れていったかもしれない。
「永遠に美しく」
年齢より若く。
こんなに劇的に変わっていく様子を見ていたのであれば、普通ならば何が起きているのか心配になり病院へ行くだろうに。
医者にしか使用出来ないのは、学ばなければいけない知識が必要だってことぐらい誰だって少し考えれば分かるだろう。
「聖者の刻印」
全ては偽物で。
信仰心が揺らいでいる時に出会ってしまったからこそ、何も疑うことなく軌跡だと祭り上げてしまったのかもしれないな。
何度も治ると言われて再発したら信用はなくなるだろうが、生きれる可能性を高くするには嫌でも縋るしかないのにな。
「詐欺師と小鳥遊」
敵ではないが。
出会いの場を潰され続けている者からすると絶好のチャンスとはいえ、みる目がなければ出会いがあっても無駄だろうな。
もしも助けてもらっていなければ、警察沙汰になっていたのは自分であり尚且つ多方面からいいネタにされてただろう。
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短編が3編ほど入っている作品。
現代の医療のあり方が描かれていて面白かった。科学(医療)で救えない人間が宗教に助けられることはあるかもしれないけど、エホバの証人の事件のように親の宗教のせいで救えたはずの子供の命が救えないのはやっぱり辛い。
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シリーズ7冊目。
精神的にヘタレだった健太くん事件から再びの小児事案。今度はさらに前向きに、リベンジを込めて、うまく行って良かった。
にしても人混みで腐る手とか、若返り治療とか、挙げ句にはキリストの奇跡とか?しっかりと診断つけちゃうのは流石だわ。
小鳥遊センセに相変わらず春は遠いけど。。詐欺師の阿麻音さん、良くない?笑
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今回は、3編のお話し。どれもタカタカペアの絶妙なやりとりで、見事解決。聞いたこともない医療の症状が連続するさすがの一作。