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SNSから滲み出る悪意が殺人事件に発展してたり、最初の犠牲者がVtuberだったりするイマドキなミステリ
一部設定になじむまで時間がかかったけど、どうやらシリーズ前作があるらしい。
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前作があったとは知らず、表紙買いです。
かわいいけど残酷な表紙に心惹かれました。
現代ニーズの高いSNSを題材にした作品だからこそ、登場人物の心情に共感できる部分がありました。
SNSやインターネットを介して、無数の情報を得られる今。私たちは情報リテラシーを正しくもって生活していかなければならないなぁと思いました。
前作を知らなくても、読める内容ではありましたが、馴染みのないカタカナ言葉が多く、私自身理解しきれていない気がします…。悔しい…。
「観測者」「変革者」「傍観者」「追跡者」と視点が分かれており、最初はなんだろう…?となっていましたが、後半になるにつれて、理解が追いつきました。
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シリーズ第2弾、鬼界ふたたび。人気Vチューバ―が配信中に首を切られて殺される。犯人は「観測者」。SNSによる言葉の暴力が殺人を生み出していく。伏線も巧みに張られていたように感じた。殺し方がとてもエグくて怖い。面白かった。
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Amazonの紹介より
人気Vチューバ―の女性が生配信中に首を切って殺されるという事件が発生する。
「観測者」を名乗る犯人はSNS上で「日本在住のフォロワー100人以上」のアカウント主を週に一度、無差別に殺害すると予告し、日本中が大騒ぎになる。犯人の目的とは?
そしてその裏で何かを企む謎の人物の正体とは? ミステリー界の新鋭が描く傑作長編ミステリー。
あとで気づいたのですが、この作品はシリーズ2作目だそうです。それでも単体としても普通に楽しめました。
まず、表紙のイラストが、なんともショッキングで衝撃を受けます。後々そういった描写も登場するので、読む際は注意が必要です。
残虐シーンはありましたが、SNSといった便利なツールとは裏腹に危険性がはびこっていて、改めて恐ろしさを感じました。
基本的に殺された人(表紙の少女)の友達と犯人側の視点を交互に展開していきます。
なぜ殺されなければいけないのか?その裏には、ある共通点が。
何気ない言葉がいかに暴力化へと変化していくのか。いかに相手を傷つけるのか。自分も気を付けなければいけないなと身につまされました。発信している本人にとってみれば、「普通」のことですが、周囲にとってみれば「異常」ともとれる行為であり、冷静に判断することが大切であると感じました。
殺されていく人たちの描写は、それほど詳細に描かれてはいませんが、行為自体が猟奇的なので、ちょっとな・・と思ってしまいました。
果たして犯人は誰なのか?驚きはあったのですが、なんかスッキリしませんでした。
というのも、シリーズということで、本当の黒幕というのが誰かはわかりません。いうなれば、金田一少年に出てくる高遠が黒幕で、存在はいるものの、登場はしませんといった具合でしょうか。
ということもあってか、最後は尻すぼみ感があって、モヤモヤ感があるように感じました。黒幕がいなければ、ちょっとはスッキリしたかなと思いました。
結果的に主人公の友達が不憫で仕方がありませんでした。
SNSという手軽な手法が招く言葉の刃や理不尽な投稿。色んな要素が絡んでの物語に自分も気を付けないなと思いました。
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シリーズものの2作目だったからか、世界観を理解するまで時間を要し、なかなか読み終えなかった。顔は違っても性格が全く同じ人間がいたとしたらそれは別人となるのかなどと考え、人を操れる人間と争う人間のお話だと思った。
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鬼界システムという世界観はなかなか興味深い。
どうやら前作があるようなので、いずれそちらも読んでみたい。
自分こそが、と思っている人ほど、
実は人に操られやすいのかもしれない。
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帯には「すべてを覆す大どんでん返し!」と書いてあるが自分に読解力が無いせいなのか、どんでん返しなんて有ったっけ?となった
もしかして本物一真が実は偽物だったって言う叙述トリックの事なのかな?と思ったけど真相は不明