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ビブリア古書堂の事件手帖の新シリーズ第4弾
昭和、平成、令和の三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎。
智恵子、栞子、そして扉子の本の虫たちに夏目漱石の初版本等が絡み合って面白いですね。
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智恵子、栞子、扉子。三代にわたる物語。やはりこの3人が揃うシーンが最高! 本好きの私達にとってたまらなく惹きつけれますよね。私が一番好きなのは栞子。やはりこの小説の軸は栞子です。そして「鎌倉文庫」見てみたい!
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扉子シリーズになって4巻目だが以前の巻のようなダークさ、あるいはビターテイストはない。
今回は、戦時中に鎌倉に住む文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」の貸出本がテーマとなっている。そのほとんどが行方不明になっているのだが、中には文豪夏目漱石の蔵書も含まれているという。
それらの本に、扉子、栞子、そして智恵子がそれぞれ絡む。昭和、平成、令和と時代と世代を超えて「本」の行方を捜すことになるのだが…
3人の17才時の過去が描かれていて興味深く読むことができた。栞子より2才年下で中学生の大輔も登場するするのはご愛嬌か。
ラストは綺麗に収まっており、最初に述べたように後味は悪くない。というか、こういった終わり方は好きだな。
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久しぶりの最新刊
智恵子、栞子、扉子の親子3人の鎌倉文庫という、かって存在した貸本屋の古書を通じて、本の謎解きが行われる。
智恵子の夫の登の登場と出会い。
兼井健蔵という存在が人間味があって面白いなと感じました。また歳を採ることで、人の温かみがましていくのが、なんか良かったです。
また五浦大輔と登のさりげない出会いも良かったです。
智恵子の夫で栞子のお父さん、またどこかでお話を聞いてみたいものです。
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かつて文士たちが立ち上げた貸本屋、鎌倉文庫
その貸出本を巡る謎
シリーズ初の親子3代に渡る物語
読者の多くは過去作を読んでいるだろうが、過去に語られた物語を知っているほど感慨深い
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若かりし頃の智恵子の様子が描かれていて、嫌なイメージが先行していた私にとっては、彼女にもこんな頃があったのかと驚きが。誰にでも若い頃があるのは当たり前のことなのに。扉子の失敗から一度は崩れた友情が修復できたのも一安心。ちらっと大輔くんも出てきて、そこは少し嬉しかったり。それにしてもこのシリーズを読むと古本の世界の奥深さというか怖さを感じてしまう。今回も然りでした。
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扉子に話が展開されてきてから、少々マンネリ気味だったが、今回のシリーズで3代にわたる意味が見えてきた。
また、今回は夏目漱石という誰でもが知る、受け入れやすい文豪が軸となる。とはいえ、知らない話を次々と知ることになり楽しい。
古書、初版本と月並みだが、当時も出版の経営を巡って、いろいろ試行錯誤していたことが伺える。
夏目漱石全集、改めて読んでみよう。
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次の時代へ受け継がれていくべきもの
次の時代へ受け継がねばならないもの
過去から伝えていくもの
過去を伝えていくもの
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本が紡ぐ物語を縦軸に,篠川家女性三代(あるいは本を読む人々の象徴)の存在意義と将来性を横軸に,連綿と紡がれる.本の視点で物語を鳥瞰すると,本の周りを多様な人が関わり離れを繰り返しており,まるで神という存在と同じではないかと思ったりもする.
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今作は時代をまたがりながら謎が続き、伏線も時代を超えて回収されていって、これまであまり語られなかった篠川登さんがたくさん出てきて、かつ今回の謎は夏目漱石という大御所で、期待を裏切らないおもしろさでした。
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分かったような分からないような3代に渡る鎌倉文庫の謎。面白いような面白くないような・・・ 微妙。ネタバレなしにコメントし辛い
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扉子シリーズになってから、個人的には少々物足りなさを感じていたのですが、本作は三世代のエピソードが繋がる構成で面白かったですね。 幼い文香を雨から守る青年が登場するシーンには、「オイ、オイ」と突っ込みを入れました。 どうせなら、スター・ウォーズのように、「智恵子シリーズ」を、描いてくれませんかね?
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北海道出張の帰りの飛行機で一気に読み終える。今回は発売から間を置かず読めたものの、シリーズ前作を読んだのが2年前のため、まったく記憶にない。コミカライズがあるので、そちらを引き続き追うか。ところでアニメ化ってどうなったのでしょうね。