投稿元:
レビューを見る
羽がないという、ハンディがあるガチョウが、群れの中では居場所がなく悲しい思いをしていて、でも最後は居場所を見つけた。どんな状況であっても、受け入れてくれる場所、求めてくれる人、居場所はどんな人にもあることを気づかせてくれる絵本です。
投稿元:
レビューを見る
ジョン・バーニンガムのデビュー作。1964年ケイト・グリーナウェイ賞。みんなと違うだけなのに・・・、ボルカは最後に居場所を見つけますが、淋しさ切なさの消えないお話です。
投稿元:
レビューを見る
羽無しがちょうのボルカは、羽が無いので飛ぶことが出来ず、とうとう冬になっても仲間たちと一緒に南の島へ行くことができませんでした。が、休む場所を探して船に乗り込んだことで、優しい船の乗組員達に助けられ、無事、温かく平和な土地に移り住むことが出来ました。
投稿元:
レビューを見る
バーニンガム版みにくいアヒルの子って感じがしました。みんなと違った特徴を持って産まれたボルカは、そのせいで悲しい思いもたくさんします。けれどたくましく生きていきます。ボルカを取り巻く環境は、社会そのものを表しているようで、考えさせられました。44年も前の作品とは思えません。
投稿元:
レビューを見る
ポッテリピョンふうふのあいだにうまれた、ガチョウのおんなのこ。ボルカ。
ボルカはうまれつきはねがありませんでした。
おかあさんのポッテリピョンさんが、
さむくないようにと毛あみのはねをつくってくれましたが、
けっきょく、みなみにとびたつ仲間たちにはついていけませんでした。
ひとりぼっちで、ぬまにのこされたボルカ。
ボルカのぼうけんがはじまります。
いったいどこにたどりつくのでしょうか?
しんみり、そしてあったかいおはなし!
投稿元:
レビューを見る
かわいそうなガチョウのはなし?
いえいえ、物悲しさの中に、楽しさの溢れる、
愛のある物語。
楽しい英語の名前がたっくさんでてくるのが
なんとも私にはツボでした。
バーニンガムのデビュー作で、とっても古い作品なのに、
絵も色調もとっても新鮮です。
投稿元:
レビューを見る
バーニンガムは温かいな。
置いて行かれる感じ、皆と一緒には出来ないという哀しさ、卑屈な気持ちに寄り添ってくれる。たとえ、親が見捨てても、たとえ一度は社会が受け入れてくれなくても、どこかで、誰かが支えてくれる。
そう、私は一人じゃない。悲しい場面があったとしても、悲しい場面があったからこそ、人生は必ずハッピィエンド。誰かと結ばれている喜びの日が来るのさ。
投稿元:
レビューを見る
ポッテリピョンさんという名前といい、登場するキャラクターたちといい、おっとりと心優しくて、好きです。
投稿元:
レビューを見る
「みにくいあひる」ではないけれど、仲間、家族と異なっても、必ずそれに合った場所があるものなんですよね~
ケイト・グリーナウェイ賞
投稿元:
レビューを見る
ジョン・バーニンガム作品を追いかけているので、図書館で借りた。
生まれつき、羽のはえていないガチョウの女の子、ボルカ。せっかく毛あみのセーターをあんでもらっても、仲間はずれにされて、とうとうひとりぼっちになってしまいます…。
バーニンガムのデビュー作で、1964年ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。
(カバーそでより)
よみ終わってすぐには、いじめられている子や、ある集団になじめない子にみせたい絵本だな、と感じた。
そしてお風呂に入って考えている間、そのような子にこれを直接みせるなんて、配慮に欠けると思いなおした。
だから、子どもの時に、そっとそばに置いておきたい、かも。
内容はけっこうリアルだ。
羽なしという理由はあろうと、親に気にかけられるボルカのことを、きょうだいはおもしろく思わないかもしれない。
親はそれに気づくわけもなく、みんなは目の前のことにせいいっぱいで、他者に目を向けるのが難しい。
大丈夫、今いる場所がすべてじゃないよ、世界は広いんだよ、と感じられる、心強い絵本だ。
絵もすでに力強くて、いいなと思った。
投稿元:
レビューを見る
10:44
秋になって旅に出る話なので、少し寒くなってきた頃がいいかも?
他のガチョウの子にいじめられるシーンあり、家族と離れ離れになるが、助けられてたくましくいきるボルカを応援したくなる
語感もよい
投稿元:
レビューを見る
ジョン・バーニンガムのデビュー作。生まれながら羽根がなく仲間外れで育ったガチョウのボルカーが成長していく話。不思議なことに優しい人?たちが登場してくるんですよね。
投稿元:
レビューを見る
ボルカの人生は最初悲しいストーリーでしたが、途中からは幸せなストーリーを歩むことに。
筆者の伝えたいことは、見た目を気にするなということか?いつか理解者はでてくるということか?多様性の中に飛び込めば、認めてくれる人がいるの言うことを伝えたいのかな?
訳者のあとがきで記載の、犬のファウラーの(fowler)は『野鳥の殺しや』という意味があり、犬に会う場面の恐ろしさを表現するためにあえてファウラーとしたらしい。奥が深いね〜