菊男さんのレビュー一覧
投稿者:菊男
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紙の本うつの8割に薬は無意味
2016/01/31 10:05
うつに悩む家族に希望を
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私の妻も長年患っています。
この本を読むまでは、精神科の医師は薬物療法しかしてくれないので
どこの病院・クリニックでも同じだとあきらめていましたが
思いきって 井原先生の病院にお願いすることを決めました。
内容はうつ病に対する日本の現状(製薬会社と医師の関係)が
赤裸々に描かれていて大変参考になりました。
紙の本馬喰八十八伝
2016/05/04 08:12
ひさしぶりの井上ひさし節
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私は、64歳の中老年です。井上さんの作品若い時に、テレビの「ひょこりひょうたん島」の構成作家として名前を知り、それからたくさんの読みました。
また最近 少しずつ読み始めています。
ダジャレ、地口などの言葉遊びと作品のテーマにかかわるストーリーがうまく絡まって長編でありながらどんどん読み進めてしまいました。
特に作品名の「馬喰八十伝」はあの南総里見八十伝を思い起させているため
余計に楽しかったです。
紙の本陽炎の門
2016/05/21 14:10
まさしく、時代物ミステリー
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作者の作品はこれで26作品目、文庫で発売されるたびに読んでいます。
いつものつもりで読み進めているうちに何か違うものを感じました。
どちらかというといままではち着いた流れの中に全体を通してあるテーマを感じさせることが多かったのです。
今回も人間の生きざまを訴えるテーマは強く伝わってきましたが、
桐谷主水をキーマンとして、いわゆるお家騒動的な流れの中にリズミカルな展開が新鮮でした。
本編を読み終えて、解説を読んでそうだったのかと納得しました。
紙の本脊梁山脈
2016/01/28 09:04
乙川優三郎の新たな時代もの
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私のこれまでの乙川優三郎に対する評価は、時代(江戸)ものの
内容のある作品を丁寧に書かkれている作家というものでした。
しかし、この作品を読んであらためてファンになりました。
丁寧な木地師に対する深い洞察と戦後の人々の思いがうまく
織り込まれて読み物としても、人間の生き様を考えること
きっかけになる良い作品と感じいりました。
紙の本もう一枝あれかし
2016/05/04 07:52
あさのあつこ 感服
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すでに、あさのさんの作品(いわゆる時代もの)を何作か読んでいますが、
短編集でありことにより、ここの作品の人としての大事なものに対する真摯な取り組みがひとつ、ひとつ積み重なりあっていました。そして読み終えて1冊全体としての心にあたたく深い何かが広がってゆきました。
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