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すいかめろんさんのレビュー一覧

投稿者:すいかめろん

72 件中 1 件~ 15 件を表示

青依君の成長物語 その3

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

電子。口絵・挿絵あり。あとがきあり。限定SSあり→もうキャラ文庫さん最高♪

物語のスタートは前巻の翌年、年度末の超繁忙期です。
同業他社で不祥事があったしわ寄せで丸蔦ケミカルは生産能力の限界に挑戦するが如きの受注量をこなさねばならず、工場はおおわらわ。

青依もカメラアイの特技と若さならではの体力、そして本来の気の利く性質をフルに生かし工場中をヘルプして駆け回ります。定時制高校に行きたいという希望も吹っ飛ぶ位の忙しさを経て何とか新年度を迎えます。
そんな時フィリピンの研究者ベルさんが新製品開発のために来日し、研究所にアシスタントがてら出入りする青依の素質に惚れ込み研究者として育て上げたいと言い出して…。

中卒であることに引け目があり、自己評価が必要以上に低い青依。印南の役に立ちたい、いずれ隣に並び立ちたい…と漠然と考えつつも、現状の慣れ親しんだ環境から一歩踏み出すのを恐れる気持ちがあるのも事実で悩む青依。そして一方、自分が青依の将来の枷になっているのではないかと自問自答しひそかに悩む印南。
そんな折、印南の甥が高校に行きたくないと二人のマンションに転がり込んできて…。

忙殺を言い訳に棚上げになっていた青依の将来問題とついに真剣に向き合う時がきました。ひと悶着を経て一応の方針は今回決まりましたが、この続きもまだまだ読みたいです。青依君が印南さんの傍に真の意味で並び立てるまでずっと応援していきたいな。

特典SSはポーカーフェイスな彼の内心がわかる印南視点。あのぐでんぐでんに酔っぱらって帰宅した時、何があって何を考えてあんなになっちゃったのかが語られます。
一巻であんなだった、あの印南がねぇ…こんなに一途になるとはねぇ…しみじみしちゃう。

とにかく、さらなる続編を希望します。

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評判通りの面白さ

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あらすじの通り、不憫な生い立ちの子が人質として追いやられた土地で運命の人と出会い、心も体も大事に大事にされ、幸せになるお話です。
冒頭から沢山泣かされました。もう少し隼瀬浦の重鎮達に受け入れられていく過程なども見たかった気もしましたが、だからといって要らないと思ったエピがある訳ではなく、中だるみもせず夢中になって最後まで読みふけってしまいました。

空良が山や空や鳥達が発しているメッセージを受け取る能力に長けているところが、文字通り自然と一体となり生きてきた彼らしくて凄くいいなと思いました。
自然の描写も生き生きとして美しく、鳥たちの元気な鳴き声も聞こえてきそうな素敵な文章でもありました。

唯一、たまに話す相手が下男のみ、文盲でテレビもラジオも無い時代にあの綺麗な言葉遣いを身に着けるのは無理だろうなぁと感じましたが、空良の浮世離れ感を出すには変に訛っているよりかはファンタジーだしいいか、と納得してみました(笑)

幻冬舎さんの電子書籍は挿絵が収録されていないのが残念なのですが、こちらにはおまけとして電子特典SSがついているのでお得です。
内容は、大怪我の後、意識を取り戻し落ち着き始めた空良に“手ほどき”を再開する高虎様のお話でした。末永くお幸せに…。

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玉の輿ワールドの理解が深まる番外編集

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズ4冊目は6本の短編を収録した番外編集です。
イラスト(口絵、挿絵)、あとがき、電子特典SSつき。
1作だけ雑誌掲載作で、他の話は全て書き下ろしとこのことです。

***

全て異なる人間が、時系列に沿って、時には過去の出来事だったり、本編の裏話だったり、本編後の続きの小話だったり…を語っていきます。

1.酒匂(大学時代、印南と会社の立て直しに奔走した頃の話)
2.新田(大槻と共に丸蔦と縁ができ働き始めた頃の話)
3.誉(高校に行かないと言い出した原因を青依に明かす)
4.阿部(職を離れる青依の後輩として新卒配属された子達の話)
5.青依(フィリピンへ新婚旅行に行く話)
6.諸星(帰国後の青依の様子に当てられたりする話)

最後の諸星視点のSSが電子特典です。
最初、シリーズの新刊が本編ではなくて番外短編集だと知った時は、正直なところ少々がっかりしたのですが、実際読んでみると、知りたかった過去についてや、本編後の様子が垣間見ることができてとても良かったです。

きれいにまとまって終わっていますが、できれば、青依が大学を出て丸蔦に戻って働き出す様子も、またいつか書いて欲しいなぁと心から思います。

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電子書籍嘘と楽園

2020/03/12 00:11

沙野さんらしい話

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

全5話からなる本編と描き下ろし漫画、沙野先生のSS、両先生のあとがきつき。

普段は小説派でコミックスはあまり読まないのですが、こちらは原作が好き作家さんである沙野風結子さんとのことで手にとりました。
文字でじっくり追う小説と異なり、コミックスだと展開が駆け足だったりで満足した読み応えを得られないことも多いのですがこれは読ませてくれました。

作画の高緒先生の少し線が粗いようなタッチがまた素晴らしくこの話にぴったりで、行間も余すところなく表現してくださったと思います。
複雑なアガタのニヒルな表情とかもう凄いとしか言いようがなくて。

買って読んで良かったです。大満足。

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読んで良かった!すごく好き。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実は買った後しばらく読まずにいたためあらすじを忘れてしまっていて、タイトルから何となく「明治が舞台のお仕事BL的なやつだっけ?」と想像して読み始めたのですが、ちょっと違い、ファンタジー要素の入った大変私好みのお話でした。
ファンタジーといっても特殊な異世界の話ではなくて、日本昔話的な、ああ、昔は本当にこういう伝承って国中あちこちにあったんだろうなぁとどこか懐かしいような世界。

きれいな外見に腕っぷしの強さと豪胆かつ柔軟な思考を持つ受・俊次と男前なのにやんちゃな側面と思慮深さと諦観を秘めた攻・鷹男。主役二人がとても魅力的でした。
時代背景も史実に基づきしっかり描かれているので、物語の世界観も理解しやすかったです。それもそのはず、巻末の参考文献一覧のボリュームたるや…凄いの一言。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、この物語に描かれたひと悶着で極楽村の人々の間には深い溝ができてしまいました。鷹男が守り愛してきた村人達が再び打ち解けあう日がどうか近く訪れますように…と願わずにいられませんでした。

**久我先生のブログで本作の後日談的なSSが公開されています。
(先生ありがとうございます!!)
ご興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。
カテゴリ:BL小説・掌編 のタグからジャンプできました。

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僕の悪魔~ディアブロ~【番外編】 カルネヴァーレ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本編の流れをくんだ中編、ついに登場です! 読み応えあります。
里玖がガゼッラに来て4年目の話。
荒事からは遠ざけられ、ただただ保護され愛されるだけだった里玖という存在の立ち位置が、この巻で変わります。
ついにクラウディオも腹をくくるのです。

このシリーズは既に何冊も電子版が出ていて、おまけ的なプチエピソードから、本編の続編といっても良い中編ものまでいろいろです。
ここいらでちょっとまとめてみました(電子版発売降順)

-----
いや と もっと →「アンジェロ」後の小話
カルネヴァーレ →本編続編的な話
Message →本編続編的な話
ガゼッラ家に来て間もない頃の里玖の話。→「アンジェロ」冒頭部分のあたりの小話
innocence →本編続編的な話
フェランド →「アンジェロ」で登場しその後メインキャラの一人となるフェランドの過去編。本編メインキャラは一切登場しない。
マウロ →「ディアブロ」で登場したマウロを主人公とする番外編。里玖は登場しない。「アンジェロ」未読でも大丈夫。
the tear of the moon. →「アンジェロ」の後に読んで。ラブラブ番外編。
短編集2 →小話集。「アンジェロ」の後に読んで
短編集1 →小話集。「アンジェロ」の後の方が良い
vacanza~バカンス~ →ほっこり番外編。「アンジェロ」未読でも大丈夫
-----

まだ電子版の出ていない同人誌が2冊程あるので、そちらも待ち遠しいです。
以上、同好の士のみなさまのご参考になれば幸いです。

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電子書籍手をつないでキスをして

2021/06/17 22:55

姉弟、叔父甥、兄弟の絆にほっこり

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

口絵カラー、挿絵、あとがきあり。

名倉先生の書く年の差モノのお話に定番な要素 「恋愛を前にするとヘタレてしまう残念な(普段はイケてる)大人」 を踏まえつつ、兄弟姉妹の絆を書いた本作。
ほっこりな関係をかき乱す分かりやすい悪人が一人登場しますが、スカッと成敗されるので後味も良いお話です。

メインの登場人物は攻の伊織、受の拓海とその甥っ子凛太郎。
彼らの間のあたたかく優しい関係に読んでいて心が洗われるようでした。
少し心が疲れている時にお勧めの一冊。

現在、先生のブログで後日談SSが公開されています。
両想いになって尚、伊織に恋する拓海がとても可愛いので本編を気に入った方はぜひ読んでみてくださいね。

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タイトルで損していると思います!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

挿絵あり、あとがきあり。
(フルール文庫は残念ながらカラー口絵は元々無い仕様です。)
受視点の本編+攻視点の短編という構成。

実はいやに軽々しいし何だか罰当たりにも感じるタイトルで敬遠していました。
でもあらすじに惹かれるものがあったので手に取ってみたらとても良かったです。

主人公が悪い方へ悪い方へと転がり続ける運命のまま辿り着いた田舎町。
借金返済のため強要された訪問詐欺の工作中に出くわした妙に強面な僧侶に取っ掴まるところから話が進みます。

人の好い住人達が良い味を出しているヒューマン・ラブコメディ。
もし自分のようにタイトルで二の足を踏んでいる方がいたら是非読んでみて欲しい。
楽しかったです。

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シリーズの1巻目

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

口絵、挿絵、電子限定SSあり。各所での評判通りの面白さでした。

偏屈な会社社長(印南)×当たり屋稼業の青年(青依)。
仕掛けた当たり屋行為を見抜かれ印南に弱みを握られた青依。半強制的に契約恋人関係を結ぶことになります。事あるごとにぶつかりながらも、ゆっくり変わっていく二人の関係性が大変読み応えがありました。

印南の俺様っぷりも青依の小生意気さも度が過ぎれば鼻について仕方のない要素ですが、このお話の二人はそこのとこが絶妙な塩梅。「〇〇なんだけど…何だか可愛く思えてきて許せちゃうな」という感じで、全く嫌味を感じませんでした。根が二人とも素直で善人だからなのでしょうね。

最初はてんでバラバラの方向を向いていた主役二人の潤滑剤となった、印南を支える酒匂も誠実な人柄で読んでいて全くストレスを感じなかったです。その分元彼・星はクズの何物以外でも無かったですが。ギャフンと言わせてスッキリしました。 

生まれも育ちも立場も全く異なるこの二人、まずは結ばれましたが、この先はどんな未来を紡いでいくのか…続巻も楽しみです!

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吊り橋シリーズ 第三弾!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

口絵、挿絵、あとがき あり。
→→あとがきの最後に登場人物一覧があります。
途中、キャラ設定が混乱した際の頭の整理に便利です。
ネタバレが気になる方は最後の奥付からさかのぼって見てくださいね。

相思相愛なFBI捜査官・クレイトン×心理学専攻の院生・雪都。
ついにマイホームまで購入してしまいます…が、何とそこで殺人事件が!
前2作と異なり、今回はクローズドサークルものではありません。
制約が無い分、ミステリーとしての読み応えは一番あったかなと感じました。

神香節うなるHシーンは今回かなり控えめですが、その分優しく深く、相手を思い遣るような雰囲気に溢れていて、すごく素敵です。

いつもの神香さんのエロかわ路線と一線を画すこのシリーズ。
またまだ続編を期待したいです。

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僕の悪魔~ディアブロ~【番外編】 Message

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『ディアブロ』『アンジェロ』という2冊の商業誌の後、今に至るまで時々同人誌で彼らの話を書いてくださっている成瀬先生。数年経過後、こうして出版社さんがそれらを電子化して売り出してくれるのはとてもありがたい。

既に何冊も電子版が出ていて、おまけ的なプチエピソードから、本編の続編といっても良い中編ものまでいろいろです。
こちらは『innocence』に続く、本編の流れをくむものです。
この先も本筋続きますので必読です。

イタリアに来てから2年が経った頃の話。
可愛がられ守られるだけでなく、皆の役にも立つようになりたいと願う里玖の奮闘も描かれています。まだまだだけど、そんなところがクラウディオは可愛くてしかたないんでしょう。相も変わらず、ラブラブですv

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僕の悪魔~ディアブロ~【番外編】 innocence

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『ディアブロ』『アンジェロ』という2冊の商業誌の後、今に至るまで時々同人誌で彼らの話を書いてくださっている成瀬先生。数年経過後、こうして出版社さんがそれらを電子化して売り出してくれるのはとてもありがたい。

既に何冊も電子版が出ていて、おまけ的なプチエピソードから、本編の続編といっても良い中編ものまでいろいろです。
こちらの 『innocence』 は本編の流れをくむものの部類です。
この先も本筋続きますので必読です。

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おっさん攻がお好きな方へ強力にお勧め…もちろんその他の方にも

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本編+あとがき。マアタ先生の素敵イラストはカラー1枚+モノクロ挿絵7枚。

仕事はできるがムサくてだらしなくてセクハラなおっさん×親の不祥事でエリート街道から転げ落ちたクールビューテイという刑事バディもの。
嫌々組まされ、真面目ちゃんが反発→上手くかわされ…を繰り返すうち理解が深まり…とよくあるパターンなのですが、この話とにかく明暗・公私のパートが絶妙に配分されていてテンポも良く退屈させられない。

事件も細部が凝っていて、あれ?とひっかかる点はいくつかあったものの、ツッコむより先が気になってどんどん読んでしまいました。読了後の満足感が高かったです。

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クラウディオ視点! 理玖への想いあふれる心の裡

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初出は同人誌とのことですがいつ頃発行されたものなのかちょっと調べてみましたが分かりませんでした。

さて、今回の話のタイミング的には『アンッジェロ』後の日常の一コマ。
『ディアブロ』でロベルトに「日本語の IYA はMOTTO の意味だ」と吹き込まれてしまったクラウディオ。その後、理玖の方はフェランドとテオのおかげでクラウディオがどうやら誤解していると気が付いたようですが、クラウディオの方はいつ間違いに気が付くのかな?という読者の疑問が解決するお話です。

ずっとクラウディオの視点で、理玖への揺るぎない想いの独白がこれでもかと繰り返されてもう、甘い甘い。もちろん甘いベッドシーンもありますv
ニヤニヤが止まらない、とろけそうな糖度100%な番外編です。

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理玖が熱を出した日の話

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説明書きにある通り、こちらは2018年の全プレ本『クロほん』に収録された番外編を抜粋したものです。
元はA5サイズの冊子、二段組10Pのボリュームでした。
そちらも持っていますが読みたい時に本棚から探して引っ張り出すのが面倒で、安価だったこともあり電子でも買ってしまいました。

タイトルに「間もない頃」とありますがカップル出来上がった後ですので、時系列で言うと『ディアブロ』の後で『アンジェロ』の誘拐事件発生前の辺りでしょうか。
熱発してしまい寝込んでしまった理玖。
弱った時に求めるのはやっぱり愛するクラウディオの存在。
短い話ですがしっかりいちゃいちゃラブラブ入っていますv

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