小学館クリエイティブさんのレビュー一覧
投稿者:小学館クリエイティブ
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2005/10/25 14:42
内容紹介
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楳図かずお先生の漫画家デビュー50周年を記念して、デビュー作「森の兄弟」と「底のない町」が復刻されましたが、本企画はそれに続く第2弾です。
「姿なき招待」「続姿なき招待」は、デビューの翌年に描かれたもので、「底のない町」で初登場した〈少年探偵・岬一郎〉の第2作目にあたる作品です。三島書房という貸本の出版社から出されたもので、「正・続」2巻にわたる著者初の長編となっています。前作よりさらに怪奇ホラー趣味が深まり、ストーリー性にも富んだ構成で、その後の作品群へと導く記念碑的名作といえます。
「岬一郎」は、当時人気のあった「イガグリくん」に似た顔の少年探偵で、この後数年にわたって何作も描き継がれるキャラクターです。そして数十年の空白がありますが、なんと後の名作「14歳」で総理大臣になって再び復活しています。
「姿なき招待」の特色はホラーだけでなく、SF的な設定や、所々に見られるギャグの要素など、現在見られる作家・楳図かすおのすべてが詰まっており、まさに「原点的作品」といえます。
上記2冊を、原本になるべく近い形態で再現し、セットにして復刻いたします。また付録として、解説小冊子をつけます。内容は楳図先生のインタビューと、竹熊健太郎、二階堂黎人、みなもと太郎の各氏の解説です。
2005/09/05 11:02
内容紹介
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画業50周年を記念して、14歳で描かれた衝撃のデビュー作「森の兄妹」を復刻します。これは「ヘンゼルとグレーテル」を翻案した漫画で、後の作品に通じるホラー的な風味も見られ、デビュー当時から作者が独自のスタイルを持っていたことがわかります。もう1冊の「底のない町」は、デビュー翌年の作品で、当時人気のあった「イガグリくん」に似た少年探偵「岬一郎」が、ある町で起きた難事件を解決するという内容で、怪奇趣味あふれるタッチが特徴です。主人公の岬一郎は、この後、少年探偵シリーズとして数々の作品に登場し人気を博します。怪奇ホラー漫画としての実質的なデビューは、この作品と考えることが出来ます。
この2冊のほかに、解説の小冊子がつきます。内容は楳図かずおインタビュー(日高敏)、荒俣宏、松本零士の解説、他に作品年譜(高橋明彦)です。
2005/07/01 19:27
編集者コメント
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2005年4月28日に閣議決定された「京都議定書目標達成計画」の全文を掲載したはじめての書籍です。この計画は、「京都議定書」の温室効果ガス6%削減約束を達成するための日本の行動計画を示したものです。従来の「個」の対策に加え、脱温暖化地域づくりや社会経済システムの変革のため組織、国、社会全体から対策を講じようというもの。
本書は、京都議定書目標達成計画の全文とその概要、計画の前提となる経済社会フレーム具体的対策の詳細を示す参考資料を見やすくコンパクトに盛り込んでいます。地方自治行政、企業、教育、NPO活動など、今後地球温暖化対策に取り組まれる方々の必携の書です。(なお、地球温暖化対策推進本部事務局、環境省、経済産業省、農林水産省、国土交通省が協力して監修していますが、監修費は支払われず、相当額がスマトラ沖地震被害地に寄付されます)
*国民プロジェクトである「チーム・マイナス6%」も紹介しています。
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