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トランスビューさんのレビュー一覧

投稿者:トランスビュー

5 件中 1 件~ 5 件を表示

とりあえず本書を読んでみて欲しい−「まえがき」より

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「いのち」と「こころ」の問題を、新しい角度から、できるだけわかりやすく語ってみたい。そういう思いから、この本『生命学をひらく』は生まれました。
死にゆく人の看護について、親子の愛情について、生まれてくるいのちの選択について、「ひきこもり」について、気持ちよさを求めて突き進んでいく現代社会の姿について、私がいま考えていることを全力で語ってみました。「生命学」とは、それらの問題について、けっして自分自身を棚上げにせずに考えていくやり方のことです。まだ聞き慣れない言葉だと思いますが、このような発想が、これからますます必要になってくるはずです。
この本は、ここ一〇年のあいだの講演記録をもとに、編集しなおしたものです。
第一章は、名古屋の予備校で、看護師さんをめざす生徒さんたちを前にして、死にゆく人の「いのち」とどう関わるかについてしゃべったものです。これからの福祉社会を担っていく若い人たちに、ぜひ聞いてほしいと思って、語りました。私が読者のみなさんに伝えたいことは、ここに凝縮されています。
第二章は、東京の大学で、「条件付きの愛」と「無条件の愛」についてしゃべったときのものです。愛という名のもとに、私たちは大切な人の人生を縛っているのではないか、というようなことを考えてみました。
第三章は、大阪の大学で、母親的な愛情からどうやって抜け出せばいいのか、共感はほんとうに可能なのかということについてしゃべったものです。これには、その後、多くの反響がありました。同じような悩みをかかえている人が多いことを痛感しました。
第四章は、京都の医師の集まりで、無痛文明について講演したものです。科学技術は我々を幸せにするのかという大問題について考えてみました。
第五章は、東京の「ひきこもり」についての会で講演したときの記録です。私自身の体験や、失敗談などを交えながら、人と人のコミュニケーションについて考えてみました。「ひきこもり」とは、無痛化する社会に対する無言の抵抗かもしれないと強く思いました。
第六章は、東京の生命科学の研究所で、なぜ「生命学」が必要かについてしゃべったものです。これをお読みになれば、どうして私が生命倫理学をやめて、生命学に移ってきたのかがよくわかると思います。
第七章は、北陸のお寺で話したときのものです。脳死の人を死んでいると思えない人がいるのはなぜなのか、中絶をどういうふうにとらえればいいのか、などについて考えました。
第八章は、東京の大学でしゃべったときのもので、日本の生命倫理の流れを解説しながら、一九七〇年代に女性と障害者たちが訴えてきたことの重要性についてしゃべってみました。「自己否定」から「自己肯定」へ、というそのテーマは、いまなお生命学を貫く大きな主題なのです。
最終章では、生命学のこれからの展望について述べてみました。
以前からよく言われるのですが、私の書いたものはなんだか繰り返しが多くて読みにくいが、私が講演でしゃべったものは、簡潔で、まったく別人のようにわかりやすいとのことです。この本は、その講演をもとにしたものですから、きっと読者のみなさんもリラックスして読んでいただけることでしょう。また、授業や学習会で「いのち」と「こころ」の問題を考えていくときの、テキストブックとしても使えるかもしれません。
この本で私が語ったテーマについて、もっとくわしく知りたい方は、ぜひ『無痛文明論』と『生命学に何ができるか』を読んでみてください。この本では触れることのできなかった私の考え方が、述べられています。また、その二冊をすでに読んでおられる方は、そこで語られたテーマを別の角度から切り取ったらどうなるかという視点で、本書をお読みいただけると、また別の楽しみを味わえるのではないかと思います。

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紙の本人生のほんとう

2006/06/02 19:16

目次

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「常識」「社会」「年齢」「宗教」「魂」「在在」のテーマで行われた連続講義。生と世界の謎を探求する、明晰で感動的な人生論。

【目次】

1.常識—生死について
処世訓よりもっとずっと大事なこと
根本にある、ある謎
人生を見直す視点
常識とは何か
当たり前を生きる強さ
なぜ生きて死ぬのか
存在の謎に気づく
人生の見方が逆転する
人の死は悲しいだけではない
一期一会ということ
死ぬのに死なない私
問うている私とは誰か
人生を公式で考える
言葉の問題
ライフプランという枠
たかが人生という覚悟
覚めてみる夢
真面目に考えると冗談になる

2.社会—その虚構を見抜く
「国家」はどこにあるか
「思い込み」と「作りごと」
戦争はなぜ最大の愚行なのか
社会と個人は対立しない
私は本当は「日本人」ではない
お金というフィクション
会社のせいにはできない
血縁の考え方
親子という不思議
「あそこんちの晶子は非常に変わり者だ」
「世間」という名の自己規制
「皆」と「世論」は内容がない
虚構と自覚して生活する
心理的な落とし穴
愛と孤独は同じもの
理想の共同体
社会革命ではなく精神の革命を

3.年齢—その味わい方
アンチエイジングの浅薄さ
鶴亀だって年をとる
隠居・長老はなぜいなくなったのか
「ピンピンコロリ」とはいかない
人生の皮肉
年齢とは自分を越えた何ものかである
経験の意味
形而中の味わい
過去はどこにあるのか
物語化したいという欲望
中年期以降の楽しみ
「時熟」は蜜の味がする
内省する習慣
思索の合わせ鏡の構造
なぜ歴史が面白くなるのか
意識の歴史としての宇宙史
ボケていく私

4.宗教—人生の意味
宗教はいかがわしいか
本物・偽物の見分け方
なぜ宗教は求められるのか
一神教とは何か
神の超越性のパラドックス
一神教の限界
禅の面白さ
自分の意志で生きているのではない
信じる宗教から気がつく宗教へ
科学的般若心経の間違い
論理では語り得ないもの
救いが問題にならない世界
自分は何ものでもないという原点
本当の大安心とは色即是空の意味
宗教はメタファーである
解脱に逢うては解脱を殺せ
お釈迦様は本当に覚ったか
意味が崩れてゆく一休さんの人生

5.魂—自己性の謎
哲学の向こう側
私の嗜好はどこから来たか
魂という言葉のイメージ
心理学における魂
ユングの語り方
エゴとセルフ
「胡蝶の夢」
魂はそれ自体が宇宙である
アニミズムとしての唯魂論
自我という錯覚
ヘラクレイトスの断片
不気味な科学的アニミズム
キャラクターの不思議
「運命は性格にあり」
俗流・亜流はなぜつまらないか
魂の声を聞くのは難しい
輪廻転生という根強い型
語りの水平方向と垂直方向
カルマの物語に巻き込まれないために
実体ではなく関係性
元型としての神話を超えて
ピュタゴラスの悪口を言うヘラクレイトス
プラトンの苦心
物語という形式を自覚して生きる

6.存在—人生とはなにか
いよいよ人間が崩れてきた
ネット社会の悪弊
脳ブームと痴呆化
多勢に無勢
無意識がカタストロフを望む
自分さえ善ければという生き方
「欲をかくな」が通じない
大きな捉え方としての「時代精神」
現代の時代精神とは
宇宙史における不可知のX
語りのさまざまなレベル
謎を生きているという自覚
池田は死ぬが私は死なない
縁起と空
言葉は沈黙を伝える
死者の言葉
無へ語りかける
若い人は勘がいい
十七歳の読者からの手紙
「メビウスの帯」
垂直的な精神
人生を可能な限り深く味わいたい

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内容紹介

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倫理は科学の暴走を制御できるか―。
クローンと臓器移植、イデオロギーとしての遺伝学、限界なき生殖医療、安楽死と自由、性と法の関係など、現代科学と倫理の葛藤を考察し、すべての市民と科学者がもつべき良識を説く。「お前は理性的かつ人間的であれ」という、自殺した父の遺言の意味を半生をかけて考え抜いた遺伝学者の科学エッセイ。

[著者]アクセル・カーン(Axel, KAHN)
1944年生まれ。医師、遺伝学者。12年間にわたりフランス国家倫理諮問委員会(CCNE)のメンバーを務める。現在、国立保健医学研究所研究部長ならびにパリ・デカルト大学学長。本やテレビを通じて生命倫理やバイオテクノロジーについて意見を述べ、啓蒙活動を展開。本書は初の邦訳だが、著書は『クローン技術の問題点』(1998)、不死の生命の探求をテーマとする『サラマンダーの秘密』(2005)、『安楽死という究極の死』(2008)など多数。

[訳者]林昌宏(ハヤシ マサヒロ)
1965年生まれ。立命館大学経済学部卒業。翻訳家として多くの話題作を提供。
主な訳書にジャック・アタリ『21世紀の歴史』、ジャン=マリー・シュバリエ『世界エネルギー市場』(共に作品社)、ブルーノ・パリエ『医療制度改革』(白水社)、ダニエル・コーエン『迷走する資本主義』(新泉社)、クロード・アレグレ『環境問題の本質』、フィリップ・キュリーほか『魚のいない海』(共にNTT出版)など。

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紙の本映画 日本国憲法 DVD

2005/06/14 15:36

内容紹介

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本編78分+特典20分/片面1層ディスク/カラー/MPEG−2/複製不能/
主音声ステレオ/スタンダードサイズ/日本語字幕つき/リージョンフリー・NTSC
世界の知の巨人たちが憲法を語る!
憲法制定の経緯から、平和憲法の意義まで。
憲法とは誰のためのものか、
戦争の放棄を誓った前文や第九条をどう考えるのか。
ジョン・ダワー、チョムスキー、ダグラス・ラミスらへの
貴重なインタビュー集。
監督] ジャン・ユンカーマン
1952年、米国ミルウォーキー州生まれ。スタンフォード大学東洋文学語課卒業。国際政治、経済、労働運動、環境問題などの分野でジャーナリストとして活躍。そのかたわら、映像の世界にも道を拓く。1988年、映画「HELLHIRE 劫火」を監督。米国アカデミー賞記録映画部門にノミネート。9.11のテロ後にノーム・チョムスキーにインタヴューした『チョムスキー9.11』(2002年)は世界十数カ国で翻訳・上映され、現在も各国で劇場公開が続いている。他に与那国のカジキ捕りの老漁師を描いた『老人と海』(1990年)、エミー賞受賞作『夢窓〜庭との語らい』(1992年)、ミシシッピー川沿いに旅しながら、地元のミュージシャンとの交流や彼らの音楽活動を記録した『The Mississippi:River of Song』(1999年)など、現在も日米両国を拠点に活動を続ける。
【主な出演者】
ジョン・ダワー(歴史家、マサチューセッツ大学教授)
ノーム・チョムスキー(言語学者、マサチューセッツ大学教授)
C・ダグラス・ラミス(作家、政治学者、元津田塾大学教授)
日高六郎(社会学者、元東京大学教授)
ベアテ・シロタ・ゴードン(憲法草案作成時のGHQスタッフ)
チャルマーズ・ゴードン(政治学者、元CIA顧問)
ミシェール・キーロ(作家、シリアの民主活動家)
ジョゼーフ・サマーハ(レバノンのアルサフィ[ル新聞編集長)
パン・チュンイ(作家・映画監督)
シン・ヘス(韓国挺身隊問題対策協議会代表)
ハン・ホング(歴史家、聖公会大学教授)
カン・マンギル(尚志大学総長、高麗大学名誉教授)

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紙の本わたしの戦後出版史

2008/07/25 19:06

目次

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聞き書きのはじめに・・・鷲尾賢也

1 未来者入社まで

2 西谷能雄社長の「頑迷固陋」

3 花田清輝、品行方正の破れかぶれ

4 平野謙の芸術と実生活

5 難解王、埴谷雄高のボレロ的饒舌

6 敗戦前後―わたしの戦争体験

7 丸山眞男の超人的好奇心

8 権威嫌いの藤田省三の仕事

9 全身小説家、井上光春の文学魂

10 上野英信、記録文学の精神

11 木下順二と山本安英の奇跡的な出会い

12 秋元松代の反響とわが演劇運動

13 竹林の隠者、富士正晴

14 野間宏の独特な「精神迂回路」

15 人類生活者・溝上泰子の闘い

16 女性の人権と自立のために―もろさわようこ・山代巴・丸岡秀子

17 北朝鮮とのかかわりと金泰生

18 西郷信綱、廣末保、安東次男と民衆文化

19 宮本常一、そして出版の仲間たち

20 『秋田雨雀日記』と忘れえぬ演劇人たち

21 上原専祿の言葉と出版への思い

聞き書きをおえて・・・上野明雄

後記・・・松本昌次

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