せんぺるさんのレビュー一覧
投稿者:せんぺる
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紙の本土井家の「一生もん」2品献立 みんなが好きな「きれいな味」の作り方。
2005/04/22 03:54
本当に「一生もん」の本
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この本には、こったソースや難しい料理は出てきません。毎日、日本中の家庭で普通に作って食べているものばかりです。
目次を見ても、目新しいものは、ほとんどないと思います。だからこそ改めて、基本がしっかりわかって、毎日作り続けられる料理のです。
作り方のプロセスも写真でしっかり説明されていて、料理1年生の人も、ベテランの主婦の人も、とても役に立ちます。
「鶏のから揚げ」は、冷たい油から揚げ始める。こんな作り方、初めて知りましたが、実際に本の通りに作ったら、美味しくできて、びっくりしました。
周りはキツネ色なのに中が生だったなんて失敗もこれでなしです。
土井善晴先生のそれぞれの料理について添えられた文章も、先生の口調のままで、料理についての思いが伝わってきて、よかったです。
もちろんお惣菜だけでなく、ごちそうも、載ってますよ。今度はぜひステーキに挑戦して見たいと思います。
2003/04/30 04:49
こんな出会いがあるから人生って面白い
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哲学の道で、淋しげに一人たたずむ実さん。あまりに孤独なその姿が、心に残ったイーデスさん。その二人が、ある日、パーティで、出会う。運命的なものを感じた彼女は、言葉が通じないのもかまわず思わず、話しかけてしまう。
どうにか、植物園での、初デートの約束を取り交わした二人。手作りのサンドイッチを差し出したのに、胸が一杯で、なかなか食べられなかった実さんは、ごまかすために、池に、千切って投げて、えさをやるふりをしてしまう。その姿を見た彼女は、「彼は、ツナサンドがきらいなのね。」と思った。そんな二人が、国際結婚をして、いつのまにか、二十数年が過ぎてしまった。穏やかな二人の何気ない日常生活が、淡々と描かれている。
こんなすてきな老後が過ごせるのならば、年を取るのも悪くは無いなと、思ってしまった。二人の日常の写真を眺めているだけでも、心が、温かくなってしまう。お二人のご長寿を、祈らずにはいられない。
紙の本小さな家とスイスの朝食 Breakfast,basket and bicycle…
2002/10/19 03:00
観光地でないスイスの旅
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堀井さんの旅行は、計画をきっちり立てずにマイペースで。よそいきの観光地ではなく、素朴な生活感あふれるスイスの旅。雑貨屋さんで買った台所用品など、見ている私も、思わず欲しくなってしまう。彼女が泊まった、デザインホテルという一室ごとに内装の違うホテルなど楽しそうで、自分好みの部屋に泊まれたらいい思い出になるでしょうね。
コルビュジェが、両親のために建てた小さな家を訪ねた堀井さん一行。マイペースの旅のため見学はできなかったのですが、外観の写真を眺めるだけでも、コルビュジェに興味のある人には、価値があります。
彼女の本は、身近において眺めるだけでも、心和んでしまいます。
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