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先月(2017年6月)

ノルさんのレビュー一覧

投稿者:ノル

1 件中 1 件~ 1 件を表示

クリスマス

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 物語はテディベア工場から始まり、主人公のテディベアが工場の清掃員に盗まれるところから始まる。この清掃員の娘たちの人形遊びで惨めな思いをしたり、毛皮が焦げたり、序盤はとにかく不幸だ。でも主人公も高慢で、あまり悲壮感は無い。しかしついに廃品収集車に積みこまれ、外の世界に飛び出したクマは新聞社に努める善良なおじさんに拾われ、おもちゃの修復屋さんですっかり綺麗にしてもらい、性格も改善され、幸福に暮らすが、そんな折も折、第1次世界大戦が起こる。
 
 この、作られたときにちょっとした加減で目つきが高慢そうになったために、性格も高慢になり、持ち主にも恵まれないクマが、子供部屋やおもちゃの修復店などで他の人形やぬいぐるみと接し、自分の本当の望みを認識する過程はとてもはらはらさせるし、身に積まされる。そしてこの、われらがクマくんが戦争のさなかで手にいれるものは、私達自身が手にいれたいとねがっているものそのものだ。
 
 人は変われるし、幸福を求めることは虚しいことではないはずだというメッセージもこの本の魅力だが、ぬいぐるみが作られる様子や、修理される様子の描写も面白く、ちょうど映画「トイ・ストーリー」と同じように、おもちゃの気持ちがひしひしと伝わってくるのでクローゼットに押し込んだぬいぐるみを引っ張り出してきたくなる。私は11歳の時この本を読んだ後、どうしてもテディベアが欲しくなって祖父母にねだり倒して買ってもらった。実はこの本はクリスマスストーリーでもあるので、クリスマスプレゼントにどうでしょうか?

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