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先月(2017年1月)

玉居子精宏さんのレビュー一覧

投稿者:玉居子精宏

1 件中 1 件~ 1 件を表示

死体にまつわるもろもろを調べる…このふつうはできないことを疑似体験できます!

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 ベストセラー作家パトリシア・コーンウェル(本書を「間違いなく最高の一冊だ」と絶賛しています)の検屍官シリーズや、テレビ番組のミステリ・ドラマなどでも認知度の高い法医学、そして科学捜査の世界。ノンフィクションでは、上野正彦氏による大ベストセラーの『死体は語る』が最も有名でしょう。また最近では「法医昆虫学」の現場をリポートした本が好評だったと聞きます。今回、早川書房から刊行した『科学が死体に語らせる』は、法医学、科学捜査の最先端を、米法医学界の最高権威が自らリポートしたものです。殺人事件の頻発するニューヨークで検死局長を20年も務め、約20,000体(!)を解剖した実績が持つ説得力が最大の「売り」です。
 
 絶えず進歩を遂げる科学捜査は、DNA鑑定を足掛かりに40年以上も前の冤罪事件を告発するなど、その存在感と威力は今日ますます目覚しいものとなってきています。ごく小さな血痕の精緻な分析から冤罪を証明する過程、死体についた蛆虫をもとに割り出された死亡推定時刻が証言を覆した事件など、どれも展開そのものにミステリさながらの読み応えがあり、そこに科学という妙味が加えられているので、読後の満足感は二倍以上です。
 とにかく! 本書が、先端研究の成果と謎めいた事件の顛末や、迷走する裁判のありようを、けっして飽きさせずに読ませる良質の「犯罪科学ガイド」であることだけは間違いありあせん。フィクションで描かれる法医学の実際を知りたい方、死とは? 生とは? といった問題を科学を通じて考えてみたい方、死体そのものに興味がある方、いろいろな切り口から読める本ですので、ぜひ御一読を。

目次
まえがき
1 解剖
2 血液
3 証人
4 体内
5 ヘンリー
6 犯罪現場
7 蛆
8 死体発掘
9 頭部
10 がらくた科学
11 リノ

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