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瀬尾みずはさんのレビュー一覧

投稿者:瀬尾みずは

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本京大少年

2009/12/04 11:09

ロザンは芸人である、ということ

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ロザン菅である、というスタンスを決して崩さない人だなぁ、と。
 普段から菅さんは「菅広文」という「個」を極力出さない人である。ファンとしては、その壁を打ち破ってくれての第2弾かと期待しましたが、見事に「ロザン菅」でしたね。

 しかし面白い。宇治原さんの幼少時も、こんな小さな頃から「宇治原さん」なんだなと微笑ましかったです。同世代なので遊び方も懐かしい。それに宇治原さんらしい理詰めの考え方には爆笑しました。リスクを考えて遊ぶ子ども!(笑)
 勉強にしても、大人になってからの勉強法は素直に真似たいなと思いました。
 菅さんの「宇治原ってこんなに努力してんねんで! すごいやろ?」って気持ちが伝わってきます。

 今回の努力の焦点は芸人。
 実に大阪らしいのですが、大阪では賢い人に賢い役を振ったりしない。京大にいっているような人に「金玉綱引き」なんていう企画を振る。(笑)
そんな企画に「めっちゃ おもしろそうやん!」と目を輝かせる宇治原さん。そんな宇治原さんを見て嬉しく思う菅さん。
 芸人魂です。
 そう、ロザンは芸人なんですよね。
 だから二人はコンビなんです。

 「親しき仲にも礼儀あり」
 それが二人の友情の根幹で、そんな賢い二人が好きだなぁ・・と、ほっこり本を閉じました。
 
 個人的には、菅さんが宇治原さんの「なんで?」攻撃に忍耐強く付き合ってあげる度量の大きさに相方への思いやりを感じました。

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紙の本間の楔 4 昏迷

2006/02/12 12:49

懐かしい・・・

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 カセット聴いたなぁ・・ビデオも観たなぁ・・・なんだかドンピシャ世代なんです。青春でした。
あまりこのテのジャンルを読まなくなったんですが、「間の楔」というなら読まなきゃねと本屋に向かいました。あの時ほどの情熱はもうないと思っていたんですが・・・読んで数秒で「リキー!!」と再会を懐かしみました(笑)
 当時より描写が細かくなっていたりしているので読みやすいのかな? 雑誌掲載時の文体まで知っている身としては、あの荒削りなところが良かったのに・・・とも思いますが。でもこの世界観は最近の傾向ではないだろうから説明がいりますよね。
 そんな昔自慢は置いてっと。
 この話は純愛です。世界観も感情も歪みまくってるんですが純愛なんです。王道なんです!
イアソンの恋愛は、かくも人を巻き込むのか・・トップの男はややこしいのね。イアソンには恋愛の自覚があるんですがリキは途中までその自覚がないので話が難しい。イアソンが自分を「愛している」と気づくと身動きとれなくなくなるんですよね〜〜
反発しかしてこなかったから。
 今の読者の方がどういう風に楽しむのか分からないんですが、私は王道な作品だと思うので、、、カッツェの立場で読むと「当事者のあんたら以外の人間にはバレバレだって〜の!」と嘆息できるでしょう。
 あ、一つ追加。この方、たいへん濡れ場が上手です(笑)
 読む気になりましたか?(笑)

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少し見方が変わりました

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 私はリリー・フランキーさん自体をまるっきり知りませんでしたが、この本によって知ることができ、収穫でした。前半、オカンが東京に来るまでの作者の生活は私には腹立たしいものでした。オカンを大切に思っているのなら何故貧しいのが分かっているのに送金を頼んだり、留年したりするの?!と感じたりした訳です。でも、作者は申し訳ないとは思っていて、その気持ちを感じることができたから最後まで読む事ができたんだと思います。
 やはり素晴らしいのは後半。東京でのオカンとの暮らしの記憶。この人は正直だと思う。大好きなオカンであることは分かっていても、やはり人間。所詮、子供。母親と一緒に暮らすことによって煩わしさも感じる。自分の少ない稼ぎから生活費を催促される度、苛立つこともある。その反面、オカンには幸福でいてもらいたいという子の願い。そういう一筋縄ではいかない感情を丁寧に書いている。それが、より一層胸にギュっとくる。
 好きなシーンはたくさんあるけど、皆でハワイに行った時。オカン達は恐れ多くも「アメリカ人がステイタスとしている高級リゾートプール」で頭にスーパーの袋を被ってキャワキャワと騒ぎアメリカ人は冷た〜い視線・・・でも作者は恥ずかしいとは思わないのである! これには「偉い!」と一言! 私ならきっと外聞を気にしてとめるだろうから。そしたら、きっとオカン達は(子供に申し訳ないことをした)と萎縮してしまう。せっかくの楽しい気分を台無しにしてしまうだろうな。私はこのエピソードでまず引き寄せられちゃったかな。
 まぁ、こんな感じで後半は一瞬一瞬がとても大切な、美しくも生々しい記憶でいっぱい。
 読むべし!です。

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紙の本ひょうたん

2006/02/14 00:23

宇江佐真理読んでください!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 人生には嫌なこと、嫌な人ばっかりだ。そんなこと知ってる、という人に読んで欲しいんです。
この主人公のお鈴さんも、そんなこと知っている。例えば、お鈴さんは夫の友人の徳次さんが嫌い。でも夫は彼を大事に思っている。だから家に呼ぶ。徳次さんも自分に用がない時は毎日でも来る。その度に、お鈴さんはお酒を用意し、お菜も準備してあげる。なのに徳次さんは感謝するどころか味に注文をつけたりする。嫌な人ですよね? お鈴さんだって嫌で、露骨に嫌な態度をとったこともあるらしいんですが・・・全く意味がなかった。
 腹がたったと思うんです。では、お鈴さんはどうしたか?
 自分が嫌だと思っても相手は存在してる。しかも来る。じゃぁ、余所に呑みに行ってもらうか? それはお金がかかる。しがない古道具屋風情ではそんな贅沢は出来ない。じゃぁもう自分が折れるしかないと諦める。
 でも、お鈴さんは発見するんです!
 もちろん徳次さんのことを好きになったりはできない。でも夫たちの会話の端々から徳次さんが二親を亡くし苦労したこと、
分かりにくいものではあっても思いやりの気持ちを持っていること等を知る。だからといって全てを覆う気にはなれない。
 でも! 自分の機嫌がいいときには「それほど嫌いと思わないこともあり、気にならないときもある。良い面に気づくときもある」ということに気づくんです。
 これは100%人を否定してしまったら、湧いてこない感情です。
 確かに、嫌いな人はいる。どうやったって気の合わない人はいる。または迷惑ばかりかけられる人もいる。
 はっきり言って大嫌いです。そういう人。
 でもだからって、その人と完全に付き合わなくてよくなりますか? 友人ならまだいい。親なら? 兄弟なら? 無理ですよね。なら、どうすればいいのか?
 私はいつも宇江佐作品にそれを教えてもらっています。
 人生は決して自分の思い通りにはならない。
 そのしんどさを知っている人に、ぜひ読んでもらいたい本です。
 ぜひ!

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紙の本西日の町

2005/10/17 17:01

親子の物語

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者は「老人と子供」の関わりをテーマにしているんだと思います。でも私は今回の作品は「てこじい」と「母」の物語だと思いました。つまり「父と娘」の話。
主人公の「僕」の両親は離婚し、母と「僕」は引越しを繰り返す。そして北九州のある町に落ち着く。そこに、父親としての責任を放棄して生きてきた母の父、「てこじい」が転がり込んでくる。

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