井伊甜喜さんのレビュー一覧
投稿者:井伊甜喜
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2005/08/02 14:01
体に悪い位に面白い
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
超日常的非日常漫画もコレにて5巻目。
この漫画を買う時はいつもオンライン書店であります。
何故ならこの漫画普通の書店には置いてないから。
都心のほうになると置いてあるみたいだけど…。
世の中全体ではあまり需要が無い様子。
何故だろうといつも思う。こんなに面白いのに…。
出てくるキャラクターもこの巻になっていよいよレギュラーと
非レギュラーがはっきりしてきている。
こうなると手探りで読んでいた初期の頃(それでも面白かったが)
と違い正しく「水を得た魚」というか鬼気迫る面白さであると思う。
お薦めは強くしたいんだけど、どうやらこの漫画は
”好き好きが分かれる”との話をどこぞで目にした。
ハマる人はとことんハマるけど、ハマらない人はクスリともしないと。
お薦めした人がそうで無い人なら申し訳ない気もしますが、
ハマれる人には絶対お薦めの漫画です。体がおかしくなるんじゃ
ないか?ってくらい笑える一冊です。
紙の本流血国家 上巻
2006/02/16 23:57
思想の為の命は厭わない
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
手に入り辛くなっているのが非常に残念な程に秀作。
「オプセンター・シリーズ」の4作目。
氏の得意とする国際紛争物の作品であるがこのシリーズただのパニックモノとして分類するのは適当ではないと思う。
氏の同名の作品のタイトルではないが「危機はいまそこにある」のであると思わずに居られない。
民族差による「平和」と「宗教」の概念の違いがある以上、このシリーズ内にとりあげられているような問題は各地に潜在的に常に存在するのではなかろうか。
こういう混沌とした情勢の時こそこういうモノを読んで心に緊張を適度に持つというのも悪くないのではなかろうか。
紙の本よつばと! 3
2004/11/27 22:11
忘れていた何か
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
大爆笑じゃない。難しいストーリーでもない。
でも、読んだ後に忘れていた何かを思い出させられた様な
気持ちになる絵本の様な、アルバムの様な漫画。
「きっと幸せは生きてきた一つ一つの瞬間の連続の中に当たり前にある物。」
「その有り難味を感じる暇も無かった日常の風景に埋もれていた物。」
この漫画に出合わなければきっと一生思い出す事も無かった。
読み終わった後そんな嬉しい気持ちになる一本です。
2004/11/27 21:51
面白いです。相当。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この辺から割とメインになるキャラクターは固まりつつある。
と、同時に大橋先生がキャラの扱いに慣れてきているのだろうか、
元々面白かったのが益々その面白さを増してきている気がする。
世間では「好き嫌いが分かれる」作品であるようだが私は好き。
絶妙な間で笑わせる大橋先生のギャグは間違いなく高等技術で
誰でも出来る事じゃない。
それでいて「おいさん」の人柄の良さに時々ホロリとさせられて
なんとなく良い意味で隙を突かれたような気持ちにもなる。
出来るだけ人にお薦めしたい作品。
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