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林幸司さんのレビュー一覧

投稿者:林幸司

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本因果鑑定

2005/03/15 03:15

著者コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「学問を娯楽にする,精神鑑定ミステリー」
内容紹介:とある精神病院内で殺人事件が起こる。起訴前の精神鑑定を委嘱されたのは主人公の女医果穂。被疑者の言うことは支離滅裂で,検事まで「ご無理なさらないように」と暗に不起訴を唆す。このまま行けば法廷も開かれずきつい証人尋問に晒されることもない。それでいて鑑定料は丸ごといただき,おいしい仕事のはずだったが,柄にもない正義感の発露が仇となって事態はとんでもないことに……。
著者PR:「精神鑑定」という言葉はなにやら神秘的で興味を惹かれやすい。心の闇の解明といったような大衆の勝手な期待に迎合するような怪しげな論説もまま見られる。しかしながら実際のところは,病院や大学で普通に行っている精神科の診断を犯罪者相手に少しばかり詳しく行うことであり,心の絵解きなど成されうるはずもない。実態は地味で素朴な学問の世界であるが,精神という曖昧なものを巡る微妙な線引きの連続である鑑別診断の過程には,容疑者絞り込みの犯罪捜査にも通じる困難とそれを乗り越える快感がある。その道行きは険しく踏破すべき山は数多い。そこがミステリーにつながる,良質のエンターテイメントになるという信念をこの一作に投入した。知的論争が興奮と快感のステージへ誘う,徹底した娯楽作品であることを保証いたします。

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