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佐藤凉子さんのレビュー一覧

投稿者:佐藤凉子

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訳者コメント

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「読み聞かせも素敵だけれど、お話も語ってみて!」

 子どもたちに主に絵本を読んであげる「読み聞かせ」が、各地で盛んに行われるようになりました。そのための講座もたくさん開かれ、時折私も話をさせてもらっていますが、読み聞かせももちろん素敵だけれどお話も語ってみて! と言うと、たいていの人が「そんな、お話を語るなんて難しいことは出来ない」と答えます。確かに学校や図書館で子どもたちにお話を語るにはそれなりの勉強が必要です。でも我が子にお話を語るのに難しいことは一つもありません。だって普段から子どもたちとお話をしているではありませんか。

 けれどそのあたりをうまく説明できずもどかしい思いをしていました。5年ほど前この本の著者であるマーガレット・リード・マクドナルドさんが来日され、初めて彼女の語りを聞きました。日本ではなかなか聞くことの出来ないダイナミックな語り口に、いろいろな語り口があってよいのだと納得させられました。そして彼女の沢山の著書を見ているうちに、上記のもどかしさを解決するのにぴったりの本が見つかったのです。  

 この本にはすぐに語りに使えるお話(お休み前のお話、よく知られている民話等)、お話を語り始めるにあたっての助言やテクニック(落ち着かない子どもたちを参加させるやり方等)、お話を語るにあたっての様様な手法(動作をともなったお話や登場人物を増やしていくお話等)が載っていて、とても便利な本であるとともにとても読みやすい本です。もともとは両親と祖父母に向けて書かれた本なのですが、お話を語り始めたいと思っているだれにでも役立つ本ですし、語りなれている人にも新たな発見ができる本です。

 著者のマクドナルドさんは民俗学の博士号を持つ現役の児童図書館員であり、各国でストーリーテリング(お話を語ること)のワークショップを開いたり、語りの実践をされています。彼女の多様な実践に裏付けられたこの本を参考に、ぜひお話を語ってみてください。(訳者:佐藤凉子)

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