紙の本ユージニア
2005/07/28 05:09
スリリングな展開ではあるが。。。
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昔の凶悪事件の真相に3階層の時空間で迫るミステリー小説。独白チッ
クなインタビュー形式を経て語られる数々の登場人物から見えた真実。
次々に変わる登場人物を把握するまでは、読者は混乱を余儀なくされる。
こういう描写なら、おそらく結末はあれだろうと予測したが、見事ハズレだった。
個人的には読みが浅かったのかクライマックスに置いていかれた感があり、消化しきれなかったのが正直なところだ。