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今津 美樹 さんのレビュー一覧

投稿者:今津 美樹 

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iモード・マーケットを創造してきた人々のマーケティング創造秘話とビジネス・トレンドを紹介

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 2000年末には1000万加入突破が確実視されている「iモード」。サービス開始からわずか1年強で,パソコンによるインターネット利用に追いつこうとしている。iモード・ビジネスに関係する人はもちろん,そうでない人も,日本が発信する携帯文化を知らずしてビジネスは語れない?
 本書によれば利用者の大半が自分がインターネットのサービスを利用していることに気づいていないという。彼らは,“携帯電話の一機能にすぎないと思っている”。そこに爆発的な普及の秘密が潜んでいる。著者は,研究者へのインタビューを通じて,この「iモード遺伝子」や人間が本来求める「ゆらぎ」をも許容する新しいIT革命がiモードによってもたらされたとしている。また,加速度的な普及の背景にはiモードの独自なコンテンツの世界があるとしている。こうした好循環が,iモード・マーケットの飛躍的な増大の秘密なのだ。
 本書では,iモードの創世記からかかわってきた,さまざまな人々を通じて,各人がいかにiモードのマーケットに精通し,愛してやまないかを知ることができる。こうした生のインタビューを通した話題は,IT技術に精通している情報リテラシーが高水準の人間の視点とは,明らかに異なる発想の必要性が明確だ。情報リテラシーの,むしろ低い層にアピールすることで,ヒットにつながるという,“今どき”のマーケティングが興味深い。本書は,数値的な分析でマーケット予測する手法ではなく,あくまでiモード・マーケットに携わる多くのキーパーソンの視点や展望を,そのまま紹介することで,生の情報を提供している。
 また,iモードのようなコミュニケーション重視の端末の普及は従来のBtoC的なマーケットをCtoCに変えうるという指摘も生々しい。今まで,ITの分野で欧米発信の技術に追従せざるを得なかった日本が,世界へ向けて発信できる新しいビジネス・マーケティングの可能性を示唆する爽快な一冊。
(C) ブッククレビュー社 2000

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