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先月(2017年4月)

ジャパネット・ジャパユキさんのレビュー一覧

投稿者:ジャパネット・ジャパユキ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本勝手に絶望する若者たち

2007/10/01 20:24

若者の深層心理を突いている

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

30代や40代の無職男性の、社会に対する絶望感は深い。どこかの会社や組織にかろうじてもぐり込めている人は、まだいい。
そういう男性的な社会の既得権から完全にあぶれてしまい、パラサイトしていた親も年老いて、だんだんと先が見えてきた成人男性。
しかも、結婚するでなく、こどもがいるでなく、自立するでもなく、かといって何かに打ち込んでいたわけでもない。
そのような男性が勝手な論理で親を殺したり、刹那的に誰かを殺めてみたりする事件が、あとをたたない。
このまま行ったら、ただひたすら「人生をムダにした」感から逃げられない男性たちの「自暴自棄」ゆえの犯罪が目立つ気がする。
本書は、こうした社会現象にはまったく触れていない。また無職である人が増えている社会現象にも触れないと「はしがき」に書かれている。
しかし、若者特有の病理や体臭のような狂気の奥底にある闇と、「やりたいことのイメージがひとり歩きしている」現象とは、背中合わせの位置にあるのではないか? 
そのようなことを、この書を読んで感じた。
奥行きのある一冊だった。

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