ひくじむさんのレビュー一覧

入門書の一つとして

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

台湾の事を広く、深く書いている点では、数少ない本だと思います。
台湾滞在が長く、ローカルな言葉も通じるとのことで、日本から見たら気づけない点を指摘しています。
ただ、小林よしのりさんの「台湾論」と司馬遼太郎の「台湾紀行」を読んで、日本の台湾人と付き合いを
している私としては、疑問符がつく内容も多いです。論理的な矛盾もあります。考え方が偏っています。
「中国人から見た台湾」という本を日本語化したみたいな内容です。
これが台湾の全てとして読むのではなく、入門書の一つとして読まれるのが良いのでは・・