ゆらゆら海月さんのレビュー一覧
投稿者:ゆらゆら海月
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紙の本A3 上
2013/10/07 14:15
フィクションのようにスリリングな展開
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現実なのに、フィクションのようにスリリングな展開。
いやいや、だからそれじゃ困るんだってば。実際にこの日本で起こっていることなんだから。
オウムだから、史上最悪の事件だから。それが免罪符となって、ヒステリックに世論は進む。麻原を吊るせ殺せの大合唱に、誰も疑問を抱かない。
被告が壊れていたって、訴訟能力がなくたって、弁護士や家族との意思疎通ができなくたって、殺しちゃえばいいんじゃない?だって、オウムなんだからしょうがない。当然の報いだ。
その流れの中で、森さんの言いたいことは、ひとつだ。麻原を治療して裁判を受けさせろ。近代法治国家なんだから。そんな当たり前のことが通らない。オウム真理教は例外だ。
『例外は例外のままで終わらない』必ず前例となる。これが前例となって、以後の制度が歪んでしまう。
このままオウム真理教とは何か?どうしてサリンをまいたのか?その他にもオウム真理教の起こした数々の殺人・殺人未遂・拉致監禁事件について、何も総括できずに片がついてしまうと、日本社会は危機感だけをあおられて、どんどん他者や異物に対しての余裕がなくなる。退化する。
下巻に続く。
吊るせ殺せの大合唱と書いたが、自分で言っていて少々疑問。大合唱すらもう起きないのではないか。みんな麻原になんか、関心がないのではないか?そんな風にも思った。事件は風化しつつあるのか。
電子書籍気づいたら独身のプロでした
2022/01/29 10:32
共感しかない
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小さい頃から結婚願望って無くて、いつか結婚して子供を産まなきゃいけないなんて嫌だなと思っていました。それってわたしも個人の自由が最優先の民だったんだなって、最近独り納得してました。結婚に向いていない人って性別問わず一定数いると思います。
以前からカマタミワさんのエッセイは楽しく読んでいましたが、きっぱり書いてくださって、そうそうそれなんだよーってなりました。違うのは、一人で快適に生きるために勉強や準備をされているってとこで、見習いたいです。
これからも応援していますし、エッセイマンガも楽しみにしています。
2015/02/05 13:53
尾白尾黒活躍回オムニバス
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百鬼夜行抄は、大好きな漫画だが、いかんせん気が小さいもので、怖いのが苦手。(夜電気を消せなくなるから)
尾白と尾黒は大好きだし、式神活躍回ならそんなに怖い話はないかなーと思って、神書籍版を持っているのに購入してみました。
しかし、結構がっつり怖い系の話が載っていました・・・。失敗失敗。
話自体は面白いし、買って損したとは思いませんが、すでに百鬼夜行抄をお持ちの方は、買う必要はないです。
オムニバス形式なので、時系列もバラバラですし。
2014/01/10 21:22
いまいち・・・
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期待外れでした。
鬼灯の冷徹に散りばめられている地獄や怪談、神話の蘊蓄をまとめてあると思ったんですが、本当にファンブックでした。
1話ごとの小ネタを事典のように解説というかなんというかしてあるんですが、本作を持って読み込んでいないと(ちょっと読んだことがある程度だと)、全くピンときません。
内輪ネタで盛り上がっている感じ。
逆に鬼灯の冷徹が好きでたまらない人には、面白いのかも?
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