マー君さんのレビュー一覧
投稿者：マー君
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紙の本宇宙１３７億年の謎が２時間でわかる本 宇宙はこうして宇宙になった！
2018/04/16 22:15
この世の全歴史を超概観するのに最適
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この世の誕生から現在までを超概観するには最適です。最新の研究成果も折り込み、重要なトピックを手際よく網羅した一冊です。この中から更に興味の湧いた部分の本にアクセスするための目次的な利用に向くのではないでしょうか。
2014/07/03 17:19
ローマの歴史を大づかみ
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ローマの歴史を神話の時代から滅亡までを大づかみに理解するには十分な内容。俗説を含め、通説的なローマ史の理解に向く。
紙の本詳説世界史研究
2019/04/30 11:09
世界史を基礎から学び直そうとする人にとっては一度は目を通しておくべき一冊。
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改訂が最近行われたため最新の研究成果も織り込まれた内容となっている。世界史を基礎から学び直そうとする人にとっては一度は目を通しておくべき一冊。教科書的な記述で読むのが大変な面もあるが、随所に織り込まれたコラムがとても興味深く楽しく読み進める。改めて歴史の基礎的な知識の整理になった。
紙の本全世界史 上巻
2018/11/18 17:39
「全」世界の歴史をもれなく学べる
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縦割りの各国史では十分に理解できなかった各国間の影響や世界規模の大きな流れを理解するのに大変参考になる本だと思う。横割りの歴史とでもいったらいいか。タイトル通りの全世界を視野に入れた歴史の流れを十分に理解出来る内容であった。地域や時代の偏りなく触れられていること、現在に繋がる歴史的経緯や名前の由来などわかりやすく興味を持てることなどが優れた点だと思う。ただし、各国史を十分に知らないで読むとやや細切れの歴史の羅列と感じられる点もあるのではないか。そういった意味ではあまり初心者にはお薦めしない。
紙の本世界史概観 上
2018/09/28 23:18
現代的意義を持つ警告と理想の書
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現代社会の課題である気候変動や格差や貧困の問題は、国家を超えた世界市民の連携が必要な課題であり、そういう意味で本書は改めて見直されてよいと感じる。世界政府が全てを解決するというのは、あまりに楽観的ではあるが、その様な意識や理想を持った市民の存在が今後ますます重要性を増してくるように思われる。
最近のアメリカの自国優先やＥＵの混乱、ロシアや中国の領土的野心の兆候は、2回の世界大戦前の国家のエゴがむき出しであった時代に近付いているようにも感じ、人類は同じ過ちを繰り返すのではないかとやや悲観的になったウェルズの気持ちも理解できる気がする。
科学的な生命や人類の進化から語っていることに大きな意味があるように思え、それは人類は奇跡のような生命進化の産物であり、ひとつの人類であることを示しておりそれが世界政府や世界市民に通じていると感じる。ただし、注意点として、個々の内容はさすがに古く、最新の科学的知見を十分理解して読むことが必要である。
2018/06/24 23:54
科学史はこんなに面白い。
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科学史というと堅苦しくて難解なイメージであったが、読後の感想は「面白い」である。文章も内容もともに文系人間の私にもスムーズに理解できるものであった。登場する科学者の情熱、確執、欲望、変人ぶりが見事に表現され、人間くさい科学の歴史を実感でき、科学をより身近に感じることが出来た。
また、科学史というテーマ（いかに人類が自然を解明してきたか）とは反対に、いかに人類が宇宙や地球や生命について分かっていない、理解できていないのかがむしろ理解でき、人類の知っていることはまだまだほんの少しなのだ（だから「短い歴史」なのか）と納得できたことが一番の収穫かもしれないと思った。
2018/05/13 16:22
地球の全歴史を直感的に理解できる
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冊子版をより立体的、俯瞰的に理解するのにとても役立つ年表。年代のメモリの尺度や24時間換算も工夫してあり、様々な絵を用いて直感的に楽しく、ためになるビジュアル版。冊子版に記載のない事項も加えられており、単独でも役立つ内容となっている。
他の歴史書などを読む際にも参考にすると理解が深まると思う。
2018/05/05 11:05
本当の全「歴史」を理解できる
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文字記録を対象とする「歴史」に限定されない、あらゆる学問分野、特に自然科学を含めた宇宙、地球、生物、人類の全「歴史」を1冊の本にまとめるという着想と挑戦そして成果を賞賛したい。また、歴史を単なる人類の行為、事実の羅列ではなく、自然や環境を含めた歴史上の出来事の因果関係を立体的に捉えようとする試みは、歴史に対する理解を深め、今後の歴史に立ち向かう人類に大きな示唆を与えてくれると思う。
また、イラストや写真、カラーを含めたビジュアルがきれいで読んでいて楽しくなる1冊。
更に人類が抱える課題(気候変動、環境破壊、格差、テロ等)を意識して歴史を再評価している点も従来の歴史書とは異なり、面白い。
2019/08/11 22:49
古代ペルシャと一神教の発展の基本的理解に最適な一冊
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ペルシャ(イラン)文明の開始・発達、ユダヤ民族の動向、キリスト教の発生と発展の概略の基本的な理解に役立つ内容であった。オリエント文明の周辺地域での発展とペルシャと地中海アジアの対立と交流を描いており、ローマの歴史を更に立体的に理解するのに有益な内容である。地理的な情報がやや不十分な部分があるが、基本的な理解には十分な内容と思う。
2019/07/07 00:04
古代インド史の優れた入門書
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インドを特徴付けるカーストとヒンズー教についての基本的な成り立ちと構成についての理解が深まった。また、仏教を通じて日本人の死生観などにインド文化の大きな影響があることを認識できた。現代のインドの様々な問題が古代からの歴史的な成り立ちの結果であることも明確に意識することが出来る内容であった。インドを知る上で欠かせない基本的な要素を含む優れた入門書であると思う。
2019/06/08 23:32
中華文明理解の必読入門書
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中華文明（中国を中心にした東アジア文明）の基本となる考え方や思想、世界観などを理解するのに大変有効な入門書。第１部のはじめの２章はやや初心者には難解な部分もあるが、今後の中国史を理解する上では重要な部分であり、古代史資料に向き合う姿勢も新鮮な発見であった。中国は広大な地域を対象とするため地理的な情報は重要であるが、一部地図の情報が不十分な箇所も感じられた。なんとなく戦乱の時代としか理解していなかった春秋・戦国時代の整理が出来た。
2019/05/15 22:39
人類・文明の成立を立体的に理解できる
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人類の起源から農耕、社会、文明の成立の一連の流れが簡潔に理解できた。特に直線的な発展ではなく、同時発生的に地域の特徴を持った多様性が人類の進化を特徴付けていることがよく分かった。オリエント社会の相互の影響や関連もよく記述されており、バラバラだった各文明を立体的に捉えることが出来た。ただし、近年の考古学の成果や科学的な調査により、新しい発見が多い年代でもあり、最新の研究成果も追いかけていきたい。
紙の本早わかり世界史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ！ 最新版
2019/01/01 21:41
図解がわかりやすく歴史の流れを理解できる
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歴史の流れを理解することが各ページに描かれた図解により簡単かつ直感的に出来る構成になっている。各テーマ２ページの見開きに納めることでテーマごとの理解もまとめて出来るのがいい点であろう。発行が結構古いが全体の歴史の流れの理解には大きな影響はないと思う。よい入門書だと感じた。
紙の本世界史 上
2018/08/18 09:58
世界史がひとつに繋がった
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自分の中で各国バラバラであった世界史がひとつに繋がったと実感できる内容であった。
独自の時代区分ではあるが、文明同士の影響と拡がりを中心に文化、宗教、思想の変化が文明社会や国家の衰亡に関わっていることを理解できた。各国の政治中心の歴史では理解しにくい一体としての世界史を把握するには最適な一冊だと思う。長い間読み継がれてきた優れた歴史書だと感じた。
2018/12/06 10:20
世界史全体をとらえる必読の入門書
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何よりも流れるように読み終えることができたことで、自然と世界史の流れが理解できた。俯瞰して歴史を見る目、冷徹に分析する視点はとても優れた内容と思う。歴史を学びなおそうという人には必読の入門書であると思う。
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