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蚊取りマットさんのレビュー一覧

投稿者:蚊取りマット

13 件中 1 件~ 13 件を表示

絵はきれい。中身は微妙。ネタバレあり。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

丁寧に描かれた絵はとても良いと思います。
絵を目当てに購入するならあり。
ストーリー重視なら肩透かしをくらう、と思う。
次巻から丁寧に描かれている可能性はあると思うけど、個人的には期待外れでした。
自分は物語重視で絵柄はどうでも良いので、次巻は買わないと思います。
ネタバレあります。(折り畳み機能つけて下さいよ、hontoさん・・・)





ヒロインが中途半端すぎて好きになれない。
もっと背伸びをさせて、あとで弱さを見せるとかならわかるけど、背伸びをするのは序盤だけ。
だからただのハッタリに見えてしまった。
イケメン相手ならそれでいいんですか。やっぱり世の中、顔っすかw
自分なら、中身が伴わなければ絶対に無理だけど。
こいつに口づけされたら速攻で口を念入りに洗うレベル。
この表紙のイケメン君も、やることが小学生レベルでどうも好かん。

両者とも、剛毅というか、表向きはもっと毅然とした態度でも良かったのでは。特にヒロイン。
昆虫のシーンは特に、ひどくガッカリした。もう続きは読まないと思う。
せっかく出してくれた民にも失礼だしね。
虫を嫌がる姫にそれをわざと出すイケメン君も、お人が悪いね。マイナスの意味で。
ヒロインもポーカーフェイスを貫けよ。その受けた仕打ちを忘れずにいてくれよ。
臥薪嘗胆なし。意志薄弱。よくそれで「ある計画」を実行しようと考えたね。

作中も言葉遊びしてる感じがする。
交渉というより、ただのケンカ。言い合いしてるだけ。

表紙のイケメン君に対して、このキノコ頭(いや、これ以上はやめとくw)、・・・と思ったのは内緒の話。
これは好みの問題ですわ、おほほほほ。アタクシには合わなかっただけですわw
次巻は男らしさを見せてくれるかもしれないけど。自分はもうお腹いっぱい。

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内容は良かったけど通常版で十分だと思う。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

内容は起伏の無い(一時的な)静けさがある今回の巻。
内容は悪くないけど、描き下ろしマンガとミニ画集の為に通常版の倍ぐらいする方を買う必要はないと思った。
個人的には最初の方のお面のミニ漫画(こちらは追加料金なし(笑))の方が良かった。
こういう内容を記載する人がいないのであえてこちらを買ってみたが、
【描き下ろしマンガ+ミニ画集付き特装版】ではなく【通常版】で十分ということで★-1。
逆に、漫画だけではなくイラストも見たいという人にはお勧め。当方は漫画の内容に目をやるタイプです。


以下若干ネタバレ、★-1の理由
◆雅人サマ(反対から読んでもマサトサマ)の心理描写不足
・母親を殺されて復讐を誓っていたが、その母が自分ではなく父を見ていた(追っていた)と知った時、それでも復讐する理由は?
 母は操と同類では?でも彼は操を慕ってはいない。もうちょい理由付けが欲しい。これから語られていくのかな?
◆らんが急激に変わりすぎ
・可愛いけど、急に野性味たっぷりの行動をあまりしなくなった。とある人物とのたった一晩の教育でそうなるものなのか?
 それか、こっそりそういう本を読んで努力してる?読解力はそこまでついてなさそうであるけど?これもいつか語られる?
◆"血腥い"と噂の天堂家との縁談なのに?
・本物の蘭はそれが嫌だと逃げ出したのに、今回の御令嬢は余程の自信がおありに見える。
 小母様(叔母、ではないようです?)もそれを突っ込まない。或いは噂を知らないのか?これもこれから語られる?


他にも気になる箇所はあるけど字数の関係で割愛。
次回からはこういうのがあれば迷うことなく通常版にしようと思う。
※あくまで個人の感想なので、気になる方は特装版をどうぞ。
※厳しめの評価ですが今回も面白いです。成程、売れる理由がわかる。

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こんなキャラだったっけ?

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あるイギリスの恋愛小説に雰囲気が似ている為、このシリーズも目を通しております。
葛藤や心理描写が丁寧で、好感が持てたので。

個人的にチギラ君よりも手塚君の方が好きなんです。
陸上(と、チギラ君)が嫌いなはずなのにヒロインに色々と教えたり、揶揄ったお詫びにヒロインを手伝ったり、
悩んでいたらちょっと声をかけたり(パシりつき)、どちらかといえば手塚君の方が"甘い"。
個人的な人生経験上、こういう子は嫌いと言いながらまだ続けていたり、努力をしたり、好きなものを好きと絶対に言わなかったり、
不器用な努力家が多いように思うんですよね。アホそうに見えて実は頭が良いようですし。恐らく勉強してるんでしょう。

例えば、陰でこそこそ努力して走っていたら、コテージ?)に行く理由だってできるじゃないですか。
「じゃあ、俺は陸上ごっこやろ!」とか嫌味つきで。(本当は自分も走りたいのに変なプライドが邪魔して素直になれない)
今回はヒロインにつきまとうためだけに、ただ付いて来ただけ。
個人的に、冗談、チギラ君への対抗心、何でも良いからきっかけを作って走ってほしかったと思ってます。
少し物語も盛り上がるだろうし。チギラ君を動揺させ、ヒロインを揺さぶることだってできたかもしれない。

チギラ君も、そろそろ進展しない現状にイラついて大きな失敗して痛い目を見ても良い頃だと思う。パーフェクトな人間なんていないと思うので。
失敗しないと成長だってしないし。そういう意味では嫉妬して失敗もした手塚君は人間的に大きくリードしている。
どちらかといえば手塚君の方が人間的で魅力的だった。そう、過去形。
この巻の彼はヒロインにつきまとうだけ。魅力が一気になくなった。弱さを見せるのはいいけど、こんなキャラだったっけ?
いつもの態度は?余裕がなくなってきたの?ヒロインがチギラ君を好きなのは知ってたよね?

今回の物語は"なのに展開が甘すぎる"。
なぜか他所では評価が高いけど、個人的には平坦で盛り上がりに欠け、ガッカリした内容だった。
漫画家さんが大変なご職業であることは重々承知しているが、中身がそこそこ良いだけに期待が膨らんでしまうんですよね。
コロナで暇だから読んでみたけど、次巻以降も同様の展開が続くようならもう買わないかな。

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中国人に、これ見せられます?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コロナで在宅になり、また暇になったので手にしてみました。
人気作ともあり、かなり期待したが、個人的には合わなかった。
割引で良かった。定価だと★1つだった。

まず、ヒロインがガミガミとめちゃくちゃ煩いです。
可愛げのあるやかましさではなく、ヒステリックに叫ぶ小姑だ。
自分勝手な言動がひどく、どうしても好きになれない。
私は中国史や周辺の歴史が好きでよく読んでいたものだが、
狼陛下の足を引っ張って亡国にしかねない危険性を持っている。
狼陛下も、この”爆薬”を抱えながらよくお忍びで城下を歩き回れるものだと感心できた。
こんな国があれば一瞬で滅びている。民衆もたまったものではないだろう。

作者は中国史をあまり読まないのだろうか?
これは”やってはならない”部類の作品で、とてもではないが中国人にも当然お勧めできない。
例えるなら、蕎麦に”中華”ドレッシングを和えたようなものか。
乱世をきちんと表現し、かつ権謀術策や主役の苦しみ・克服するまでの努力をきちんと描いてほしかった。
例えば篠原千絵氏は中東関係の学者の協力を得たり、処刑シーンなどきちんと描いていた。
池田理代子氏も最後に参考文献をきちんと表記していた。
歴史漫画以外でも、わざわざ現地に行って取材する作家さんもいます。
しっかりと取材して世界観を大事にしていたからでしょう。

作中の狼陛下だが、全く狼らしくない。牙のない子犬が背伸びをして遠吠えしているように見える。
別の女性向け漫画の野獣君の方がよっぽど狼だった。仕事ができるし、すべきことはする。悩みもする。
あと、狼は北の方では嫌われている存在だったので、どちらかといえば"狼陛下"は差別的でもあるかな。
(もしそういう皮肉の表現であるなら、星+1)
国防とかどうしてるんですか?反逆者に対する罰で、極刑とかないんですか?
叔母上との確執も、その程度ですか。天下泰平は万人が望むことなれど、残念ながらそうもいかないのが中国史なのでは。
どちらかといえば日本の源氏物語の世界観にしたほうが良かったのでは?
血なまぐさく泥臭い中国(それだけに早熟で偉人も多いが)を舞台にする必要性を感じなかった。

日本的な価値観と中国的な価値観は違うし、現代と過去の価値観も、もちろん違う。
それをどう表現し、読者を惹きつけるかで、作品の価値は決まると思う。
この作品の場合、
”中国”を意識しない、現代的な価値観のただの女性向け漫画だと割り切っても、主役があまりにもうるさい。
悪い言い方をすると(主役に利益享受の意図はなくとも)狼陛下のコバンザメ。
これほど読む(見る)のが苦痛な女性も少し珍しいかもしれない。
そういう意味では勉強になった。

久しぶりに中国史を引っ張り出したくなった。あと三國無双もやってみようかな。

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紙の本生きる

2014/06/15 00:03

素晴らしいけれど……

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ポケットサイズで読みやすい文章です。
私は小野田さんの訃報のニュースを知ったときに
興味をもって手にしました。
ちいさなカバンでも入りますし、
読みやすい文章なので、退屈しません。
元日本軍の兵士は、
心身ともに、とても強く、たくましい。

……が、しかし。
書かれてある内容は、
ほかの出版物にも掲載されているものがほとんどですから、
(例:たった一人の30年戦争など)
小野田さんの本をお持ちの方ならば、
無理をして買う必要はないかもしれません。
読んだことがない方は、手にしても損はしないと思います。

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電子書籍脱いで触って愛して 1

2022/06/18 11:48

7巻ぐらいまでの感想だけれど

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

時間ができたから目を通してみたけど、3~4巻ぐらいまでは面白い。
けど、なぜか段々と真壁君の魅力が無くなっていくように感じた。

ときめきトゥナイトという昔の漫画の真壁君も、
偶然にも(笑)ボクサーだが、ご都合主義が目立つものの子供から大人に成長していくから、
魅力的であり寂しくも思ったものです。

この作品の真壁君は段々と感情を表に出して変化が見えるものの、
それが逆に彼の魅力を低減させているような気がします。
武骨さがなくなってきているというか。あまり外に自分を出してこなかったから誤解されてきたんじゃないのか?
"あれ?こいつこんな男だったっけ?"と思うようになった。
漫画のタイトルからして厳しいとは思うけど、はじめの一歩をもっと女性向けに読みやすくしたようなストーリー展開も選択としてあって良かったと思う。
夜の営みの行為が多く、個人的には退屈だった。筋肉系は好きなんだけどね。

もう続編は読まないかな。たまに思い出してセールがあれば買おうかな、という程度。
7巻以降は流し読みしてしまった。内容が記憶にない。というか、残らないです。

なぜかリズム天国のロボット(Aボタンを押したら筋肉質になる)で遊びたくなったわw
ワンツー!

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電子書籍薔薇色ノ約束 8

2022/01/30 15:55

思い出は重いでー。ネタバレあるでー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

※ネタバレあり

名作「はいからさんが通る」に似た作品で、
1~2巻が面白くて読みはじめましたが、だんだん「薔薇(色)」の意味がなくなっていくよーな・・・?
烈君の寝台に、薔薇の代わりに出てきたのは「別のモノ」である。読めばわかります。
「そこは薔薇じゃないんかいっ」と、ちょっとツッコミ入れたくなる(笑)

こちらは2部ともいえるのかな?
「約束を果たした薔薇(色)」状態で、物語に起伏があまりなく、ありきたり。
「はいからさんが通る」を彷彿とさせる部分もあって、正直、途中で読むのをヤメようかと思った。
はいからさんと違い、時代背景の描写の浅さが目立つために緊張感に欠ける。

あの貴婦人もね、言い返せばいいじゃないですか。
「それに夢中になって何が悪いの?あなたもあの娘を手に入れるために沢山貢いでたんじゃないの?」
この時代は貞操観念に疎かったと思うんですよ。
現代の価値観で言えば「それ」は醜聞だけど、当時はそうでもなかったと思うのです。
あの貴婦人の旦那の昇進を、いつでも阻止できるぐらいの力を見せつけるべきだったのでは?と思う。
下手したら貴族らが組んで烈君(いろはも)が陥れられかねない。
いろはには後ろ盾がない。もし烈君が追いつめられたら詰むと思いますヨ。
(はいからさんの伊集院も、屋敷や財産を取られてしまったからね。)
他にも、いろはの義姉を使って命を狙わせて脅すとか、色々ドラマがあってもいいんじゃないですか?
(茶会のドレスも、口で伝えるべきだったね。文だと証拠が残るからね。)
このままこの状態で物語が続くのなら、もう買わないかな。

烈君、ちょっとキャラが変わりました?こんな奴だったっけ?新妻がいて浮かれてるだけ?
個人的に、もうちょっと薔薇を出してくれてもいいと思うんだ。薔薇(色)の思い出は重いでー。
そして「クマー!!」

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お前のことも知ったことか。

5人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どこまで文明が進んでいるのかはわからないが、
やっと回復させた"唯一の特別な女子"を孕ませて出産させるのは、個人的にかなりリスクがあると思うんだけど。
もし技術がそれなりに発達しているとすれば、
体外受精(代理出産)やクローン、遺伝子操作等の選択はなかったのか、などと考えてしまう。
仮に彼女が出産による事故死・もしくは不妊になったら、詰みますね。責任は誰が取るんですか?
それか、回復の魔法等でどうにかできるんでしょうか?後で語られるのかな?
免疫も、上記理由によりそこからの摂取でなくとも座薬のようにはいかないのかと思う。
妊娠・出産して死なれるより座薬による痔の方が安心じゃないですか。

あと、交渉と説得に違和感がある。
最近の女子高生は、ニュースを見ていればわかると思うけど良くも悪くも賢い人が多いですよ。
「こんな世界など知ったことか」といったことを言われたら「じゃあお前のことも知ったことか」と言い返すと思う。
ヒロインは特別だから殺さないとわかっていて、残り3名がヒロインを味方するのもわかっているから。
男の方は「これだけ敵を倒してきた、もっと倒して欲しければ」という前提で交渉テーブルにつかないと説得力が無いと思う。
世界などどうでもいい男側は焦る必要などないし、相手を追いつめて楽しめるのだから。
なぜそんな奴がメンバーにいるのか謎だけど。気まぐれで裏切る可能性があるし、そんな奴は信用できない。
「あいつだけはどうしても敵に回したくない」と他3名から説得されているならまだしも、そうでもなし。
仮にそんなことをしたら同盟を組んでいる意味がない。残り3名がそいつの配下になったと認めたも同然だから。

世界観は悪くなかったけど、某ホルスの~を読んでしまったため、もっと権謀術策とか内敵とか描写が欲しいと比べてしまう。
私の世界には携帯電話というものがあってね・・・とかヒロインの世界のセリフが無いのもね。
「彼方から」に少し世界観が似ていたから期待したけど。思い出したら次も手を出そうかという程度です、個人的には。

女性向け漫画が男性にも受け入れられ、良い作品が生まれることを心から願う。
「女ばっかりいいな」とか言われる世の中が嫌でたまらない。女性はそれに甘えてもいけないと思っています。
女性にも実力がある事を見せつける必要があると思い、気まぐれでレビューしました。
あくまで個人の見解なので気を悪くしないように願います。
以上。

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展開が早い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

同作家の"彼方から"が面白かったので試し読みもせずに買ってみたのですが、
展開が早い。
割引を待って購入したら良かったと後悔しました。

ととさまの描写が薄く、"彼方から"のイザークと比べると感情移入しづらい。
実の親子ではないにしろ、家族愛が恋慕に変わっていく描写が少ないため、
下手をすると父と娘の関係に見えてくる。
ライバル兼友人もいるが、葛藤が少なくあっさりと関係修復。

"彼方から"と比べると物足りない。
とにかく内容が入ってこない。
展開が早く、葛藤など人物描写も少ないので読み進めるのが苦痛でした。
戦闘シーンも、"彼方から"と比べると印象があまりない。
ネタバレになるから詳しくは記載しないが、
最後の方の展開というか、御仏とやらの解釈は何とかならんものか。
肝心な時に助けない癖に、それはやるの?ご都合主義もいいところでしょ。
自分は無神論派であり、日本の神仏も好きではないが(歴史的価値は否定しない)、
ますます嫌いになった。
というか、その解釈が一気にこの作品の評価を下げる要因になりました。

ラスボスもなんだかイマイチで・・・この辺は"あさきゆめみし"の怨念や、
"うしおととら"等と比べると見劣りしてしまう。
余裕があって、かつこの作家が好きでコンプリートするんだ!という人以外は
割引を待ってから購入する方がいいと思う。

勢いで続編も買ってしまったが、読まずに終わりそうです。
"彼方から"も最後の方の展開がスピリチュアル的で「もっと現実を見ろ」と言いたくなったが、
お伽もよう綾にしきは「無我」である。
悪い意味で何も残らない。読めばわかる。

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もっと時代背景を出してほしかった。詰めが甘い。物足りない。多少ネタバレあり。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

時代モノが好きなので、自粛期間の時間を持て余して読んでみました(全巻)。
後学のためと思いTLというジャンルも初めて手を出しました。

結論から言うと、物足りない。★は2.5ぐらい。
連載漫画の宿命なのかもしれないが、もうちょっと時代背景をしっかり描いてほしい。
”はいからさんが通る”は、コミカルでありながら日本軍の良い面悪い面を描き、
自由主義に憧れ、それをモノにしようとする女性の努力も表現し、
煙草や電話など時代背景もしっかりと描き切っていた。
それに比べ、この作品はそのあたりの描写があまりなく、物足りなく感じてしまった。
ページ数の問題もあるのだろうが、きちんと描いてほしいと思った。
性描写に重きを置くのがTLなのかな。官能小説に近い、か?

・ヒロインは女剣士になるのが夢みたいだが、なぜ時代に逆行するのか(笑)
・何のために父親に逆らっているのかもよくわからなかった。ただの反抗期、我が儘にしか見えない。
・主役の恋人も中途半端。ただ性のはけ口にしているようにしか見えない。
あんなところに恋人を匿うあたりが浅はかすぎる。切れ者に見えて実は考えなしなのか?
というか、アナタも自由主義に憧れる女の子を束縛してますよね。
そんな男のどこが良いのか理解できなかった。所詮オトコは顔と金なのか。
・ヒロインにひどい仕打ちをした軍人(しかも中将!)の処罰も甘すぎる。
というか、女を売っただけで財を築くのは無理があると思う(笑)
・爺さん、分かってるなら馬鹿息子の処罰ぐらいさっさとやっとこうか。身内に激甘。
そんなアナタに「結婚反対」とか言われても納得できないと思うがね。
・最後の方の民間出のエリート君も、出番と感情描写が唐突過ぎる。
等、気になる点が多々出てくる。詰めが甘い。

厳しいことばかりだが、きちんと描き切れば良かったのに、とも思います。
可能性を感じる作品でした。
性描写ばかりでなく、ページをきちんと別のことに割いていたら・・・惜しい。
自由主義に憧れて葛藤したり、アガサクリスティのようなちょっとした推理を入れたりと、
面白くできたはずなのに。入れすぎるとゴチャゴチャっとなりますが。
いや、これはTLだからそんな細かいことは良いのだ、と言われればそれまでですが。
もしそうなら、もう今後このジャンルに手を出すことはないと思います。勉強になりました。
老害の戯言だと思って忘れて下さい。

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電子書籍BLACK BIRD 1

2020/09/26 23:39

全巻読み終わりました。ネタバレあり。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

※ネタバレあり。

3巻までお試しで読んで、面白かったので全巻を購入しました。
結論から言うと、前半は面白いが後半はやはり勢いが落ちてくる。
内容は「ふしぎ遊戯」に少し似ていると思いますから、
あの漫画が好きであれば買っても楽しめるでしょう。
話の流れが重くなっても、ところどころギャグが入るため、
読みやすさに配慮しているのは好感が持てます。

ただ、歴史や権謀術策などが好きな人からすれば(ついでに宗教学も)、
かなり物足りなく、後半から最後までが退屈で読み飛ばしてしまう部分が出てくると思う。
そのあたりは「神様はじめました」と少し似ている。

!------!

で、ここからネタバレしていきます。(なるべく控えるようにはしますけど)
人気連載だったようですからあまり突っ込んだことは言いたくないが、
長文・独断と偏見はご容赦下さい。


まず、タイトルが良くないですね。
仏教がどうたらこうたらと言い張るわりに「BLACK BIRD」。
自分の物語が「クリスマス」と同様に横文字だと知ったらショックだろうね、キョウ君。
日本の仏教は神道や各地の思想などが絡んで複雑化している。
(○○宗の○○派、なんてのは日本ぐらいです。)
桃の果実がどうたら~も、元は神道の日本神話(古事記)です。

ヒロインのお父さんは学者だし、そういう歴史や宗教に疎くはなさそうなのに、
最後のヒロインの生死に関する調査に関わっても良かったのでは?
人間と妖怪がともに手を携えるという意味でも悪くなかったと思う。
後半も、京女の天狗ではなく、復讐の意味で最初に出てきた蛇の女の子を使うべきだったのでは?
せっかくの設定が活かしきれてない気がする。
個人的に、新キャラや八大に目を向けてページを割いてほしくなかった。
あの辺は作品のテーマがぼやけて退屈だった。


あの傷頭の男が持ってきた「刀」による負傷から、話の流れが一気に変わってくる。
物凄い武器を持ってるわりに、狙うのは「たまたま出会った」キョウ君。
これ、ヘビとかキツネとかヌエとかもいるよね?
妖怪側も、相手は人間だし、洗脳(記憶操作?)だってできるのだから、
刀を奪えないのは何でだろう?
刀の存在も知ってたんだし、奪うか壊すかして前もって自衛しないんですか?
こういうのも不思議に思った。

日本の女性向け漫画にありがちなんだけど、
ケンカしたがるわりに、戦いを仕掛けるのはだいたい身内なんですよね。
そして、「兄弟姉妹よ~本当はこうだったんだ~」とお涙頂戴の展開になりがち。
後半の兄貴は未練を断ち切って戦争したいんですよね。じゃあ、海外に行けば?
仏教がどうたらこうたらと言ってたし、インドの神々に戦いを挑まれてはいかがですか。
多神教と仏教、どちらが正しいのか自分も知りたい(ちなみに仏教に神は存在しない)。
ハードルが高ければ日本の神々に戦いを挑めば良い。
天狗が戦争を仕掛けたことを堂々と宣言すりゃ、一族を戦争に巻き込んで苦しめることができる。
しかも、兄貴が死んでも一族を戦で苦しめ続けることができるね。
(余談だが、最新兵器で武装した人間と戦っても良いかもしれない。妖力とミサイル、どっちが強いんだ?)


厳しい評価ではあるが、悪くはない内容でした。
後半だけを見ると、やっぱりこういうのは男性向け漫画の方が上手だなあ、と思ってしまった。

ところで、なぜかふと「暴れん坊天狗」というゲームを思い出してしまった。

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電子書籍S&M~sweet marriage~ 9

2021/11/23 22:55

魚。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最も不要な巻だと思う内容でした。表紙を見て嫌な予感はしてた。
現実も生臭いが、人間としても生臭い。物語がフワフワしてきて魚(うお)ーっと嘆きたくなる。
唯一良かったのはユカリが可愛く見えたことかな。

3~4巻あたりまでは、これから色んな陰謀や人間ドラマが展開されてゆくのだろうと期待させられるけど、
それ以降は勢いが落ちてきて、この9巻はメインの物語がほぼ無い。経営者ってヒマなんっすね、となぜか嫌味を言いたくなる(笑)
ハガネ君も急に女々しくなって、それぐらいで動揺するようでは大きな会社の経営なんて無理なのでは?と不安になる。
1~2巻辺りの余裕や強さはどうした?メンタルが鋼ではなく豆腐になってません?
横道にそれずに物語を完成させてほしいと思った作品でした。
これから色々と語られるのかもしれませんが、9巻は無理をして買う必要は無いと思います。
甘えるヒロイン、落ち込むハガネ君、メインとは全く関係のない物語、そして魚を見たければどうぞ。

余談ですが、個人的に横道に逸れすぎるのは嫌いです。某なまいき~のバスケ漫画の続編を買うのを止めた理由でもあります。
新キャラがアオイに関わってきて陰謀と欲望が渦巻いてゆくとかなら、わかるけど。どうなんだろう?
これから9巻のように斜めに逸れてゆくのなら、もう買わないかな。

個人的にはハガネ君よりも先生の方が誠実に見える。
小さい時からヒロインを見ていて、献血で社会貢献をし、更に医者になって彼女の母の助けになりたいとか、健気すぎ。
ヒロインの為に結婚を阻止すべく祖父に頼み込んでくれたっけ。お偉いさん相手に普通ならこんな恥ずかしいお願いできないよ。
9巻までなら明らかに先生の方が人間的にも上だと思う。
これは好みになるからレビュー評価減点にはしてないけど、個人的にヒロインが好きになれない理由がこれ。

あくまで個人の感想です。悪しからず。

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電子書籍鳶田くんと須藤さん 2

2020/08/09 23:30

うーん・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

結論から言えば、余裕があれば読めばいい。
無理をして買う必要はないと思う内容でした。
まあ、昼食代とでも思えばいいか・・・
某バーガーチェーンのセット食えたなあ、この金額なら。

1巻は謎めいた感じがして続きが気になりましたが、2巻で失速。
展開が早く、特に最後の方は駆け足がすぎる。
ページの関係もあるのかもしれないけど、終わり方もご都合主義というか、
ちょっと納得できなかった。
好きな人のためにそこまでする男も確かにいるだろうけど、
たった一度の出会いでそこまでやるものなのだろうか・・・?
あまり名前を出したくはないし、現実と仮想、規模も違うが、
某有名な少年youtuberのゆ○○んと同レベル。
学校に行く必要がないと主張する彼と、好きな人のためにアレをやるトビタ君。
同類に見える。

まあ、仮にアレをやった罪も少年法に助けられるのだろうなァ。
どうせなら、情報を警察に売って罪を償わせる(裁判にかける)とかで良くない?
日本には死刑があるんですからね。
それに、どんなクズでもアレをする相手にも家族がいるだろうに。
トビタ君や凪子チャンのような不幸な子が増えるかもしれないって考えないのかな?

短編と長編とで違うし、少年ではないけれど、
そういう汚い仕事をしながら読者にわかりやすく伝え、
かつ、きちんと相手をやっつけるシティ○ンターと比べてしまった。
でも、素材は悪くないと思いますよ。
もっとストーリーが練り込まれていたら、かなり面白くなっていたはず。

ところで、この作品を読み終えた後、Death Parkというゲームを思い出してしまった。
「勝つ 良い結末」。

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