なかっちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:なかっちゃん
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紙の本内気な美女には野獣を
2015/08/20 23:21
ファンタジー?
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虎が人間に変身する・・・。山月記か?と思いましたが全然違います。謎のお薬で人間に変身して、市議を務める女性主人公にあれやこれやをするお話です。(全然わからないかもしれませんが要約するとこんな感じです。)
お話のページ数の割には登場人物が多いです。その分薄味の内容になっています。というより、主題がわからないお話です。市議の生活お仕事について書きたいのか、虎のいる動物園の救済について書きたいのか、ラブコメを書きたいのか、作者自身が把握しきれていない感じがします。
文章は特に、読みにくくもなくさらっと読めた。が、所々作者さんはちゃんと調べて書いたのか?と思える箇所もあります。特に動物園の虎の出てくるシーンですね。動物にちょっと詳しい人なら虎の多頭飼いはものすごく危険・・・。というか「えっ?」とおもいますよ。少なくとも一つの檻に入れて飼える動物じゃない。
まあ、ファンタジーだし・・・。でも、もうちょっとこだわりがほしいです。
紙の本ザ・藤川家族カンパニー 1 あなたのご遺言、代行いたします
2015/08/20 22:55
あまり・・・。
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分かりやすい文章で、時間もさほどかからず読破。ただ、キャラクターの名前や性格、家族構成が難あり。まず、男性に女性名が付けられていて紛らわしい。
兄弟に一から順番に名前を付けているのではなく、父親が『三理』、長男『四寿雄』、次男『五武』の同母兄弟、三男『六郎』二人とは別の母親。続いて、三つ子がいて長女、四男、五男名前が、『七重』『八重』『九重』と作者はお揃いにしたかったんだろうがややこしい名づけで母親はまた別のひとです。さらに、末っ子の『十遠』が加わるところからお話のスタートです。で、各兄弟の母親が存命だったり、すでに亡くなったりしていて、人間関係、家族構成の段階ですでにおなか一杯。
キャラクターの性格もあまり好意を抱けないです。特に、父親、長男、三男、末っ子特に末っ子の口汚さはない。唯一この話の語り手、視点である長女の性格が好印象でした。
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