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catronさんのレビュー一覧

投稿者:catron

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

失われた時を求めて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何十年前のことになるだろう。
かつて初版で全巻揃え愛蔵していました。
大学入学と同時に実家を離れ一人暮らしを始めた時
狭い下宿には持参できずに故郷に置いてきました。
そして、実家が転居を繰り返す中でいつの間にか散逸してしまったのです。
手元に残ったのは昭和56年初版の第21巻1冊のみでした。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、その時の喪失感たるや。
私にとって手塚さん作品は、漫画の枠を超えて、どんな名作と呼ばれる
小説作品に比べても価値の変わらないものだったのです。
とりわけ「火の鳥」とこの作品は。
文庫の形で出版されていましたが、どうしても当時のコミックスの
体裁で取り戻したかった。
しかし、コミックスでの入手ができず諦めていました。
ある日、何気なく立ち寄ったジュンク堂書店で当時のままの表紙を
手に取った時の感激。
医療技術は、格段の進歩を遂げ発表された当時の事情とは大きく異なります。
でも、作品として今も少しも色あせてはいない。
敢えて全巻大人買いせず、数冊ずつ購入していこうと思います。
当時の私の同じ年頃となった息子、娘と一緒に孤高の天才外科医が紡ぐ
物語を再び堪能していこうと思います。

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紙の本

紙の本かもめ食堂

2015/09/23 00:47

何か懐かしい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりにこの人の作品を読んだ。
何10年ぶりだろうか。
電車通勤途中の山手線車内で笑いをこらえるのに
大変な思いをしたのは、トイレでアンパンを食べる
OLの話だったように思う。

あの作品のように爆笑するようなスト―リーではないけど
作品全体にユーモア―感が漂っているのは、この人の変わらない
作風なのだろうか。
結婚適齢期をとうに過ぎた結構崖っぷちな独身女性が登場するが
何故か悲壮感は全くなく、何だかその生き方に羨ましく思えてくる。
登場人物に注がれる作者の眼差しが優しいからなのかな。
一気に読めてしまい、読後感が良い佳作でした。

映画化に当たり、片桐はいりもいいけど「やっぱり」室井滋だよね。

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電子書籍

電子書籍のぼうの城 上

2015/08/27 20:06

楽しめました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

映画化もされて少し前に話題となった作品。
以前から気になっていたのですが、ようやく読めました。
一言で感想を言うと「楽しめました。」
秀吉の小田原攻めの最中にこんな痛快な史実があったとは
知りませんでした。
その後の光成の運命を知る我々としては「さもありなん」と
感じましした。
将として対極にある二人を描いた司馬さんの「項羽と劉邦」に
おける劉邦から毒気を抜いて、さらにつかみどころをなくした
ような感じの主人公であるのぼう様。
しかし、司馬さんが描く劉邦のごとく大きな袋であるだけに
周りの人々の思いを取り込める。
武士のみならず身分の垣根を越えて農民までも。
この主人公を生み出した時点でこの作品の成功は約束されたのでしょうね。

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