銀雪さんのレビュー一覧
投稿者:銀雪
2015/09/29 14:45
うーん、なんだか今ひとつ
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私が書きかけている小説とちょっと設定が似ていたので期待して読んだけれど、なんだか今ひとつ。1巻だから仕方ない部分もあるだろうけど、説明文が多すぎる気がする。桐谷くんに対してイライラする、っていうのも、あまりにも描写が直接的すぎてピンとこなかった。ラストには思わずホロリ。設定だけは気になるので次巻も読もうかどうか迷い中。
紙の本新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略
2018/08/07 16:49
恋愛マニュアルとしては微妙、恋愛エッセイとしては面白い
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発売前に予約注文して、届いたのが2016年10月下旬。本を何気なくめくったら、「2016年11月、私は結婚しました」の文字があって驚いた。なるほど、一般発売日と入籍を合わせたのか。面白い戦略。
この本、読書メーターとAmazonのレビューでは評価がはっきり分かれているけれど、確かに評価に迷う一冊。恋愛マニュアルとして読むとなると、あまり目新しいことはなかったり、美女だからできたのでは、と思えるような内容だったり。
ただ、恋愛ハウツー本としてではなく、「下田さんの恋愛エッセイ」として読んだら良くも悪くも面白い本。褒める意味でのユニークさもありますが、珍獣のような面白さも感じる。陰毛についての親からの教えや、酔っ払って顔に傷を作るよりはお持ち帰りしてくれる人と飲んだほうがいい、などのエピソードは、倫理的には賛否あるのはわかるけれど、下田さんならではのユニークさが現れていて良いと思った。
それにしてもこの本、「連絡」「彼」「両想い」など、ずいぶん簡単な漢字にまでふりがなが振ってあるのが気になって仕方がなかった。何歳くらいの人を読者対象としているのだろう……。
紙の本可愛いままで年収1000万円 ゆるふわキャリアで仕事もプライベートもうまくいく♥
2017/01/31 02:37
“自分らしいままで”生きていくスタイル
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Twitterで流れてきて知った本。著者と年齢が近く、私も同じく名古屋に住んでいたことがあるので、すこし親近感を抱きながら読むことができました。
この本での「可愛いままで」というのは、「自分らしいままで」という意味。
「ガツガツせず、自分らしいままで稼ぐ」という著者のスタイルはまさに私の憧れでもあるところ。それぞれの章の見出しにもハートマークがたくさんあるところが個人的にはお気に入りです。
なりたい年収から逆算して計画を立てることや、「お金をありがたく受け取ること」などのエピソードが印象的でした。
紙の本欲ばりワードローブ
2015/10/31 21:15
軽く読めるファッションイラストエッセイ
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MOREなどの女性向けファッション誌でよく見かけていた著者の本。軽く読める本を探していたときに手に取りました。
あまりよく知らないブランド、手に取ることのないブランドも数多く載っていましたが、ファッション雑誌で写真で洋服を見るときなどとは違い、この本はイラストということもあって、似たようなもので真似をしてみようかな、という気持ちで読むことができました。また、私もイラストを描いたりするので、色の使い方などはそういう面で参考になったりも。
最後の、スヌーピーについて語っている章では思わず噴き出してしまった箇所も。著者のほかの本も読んでみたいな、と思えました。
また、著者は独身のようですが、結婚したり子どもができたりしたらどんなふうにワードローブが変化するのかも個人的には気になりました。
電子書籍なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか 18の妖怪女子ウォッチ
2017/11/22 17:29
婚活中の女友達に薦めたい
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面白く読めました。読みながら、女友達の顔を思い浮かべたり、このタイプは男性にもいるなぁと思ったり……。私は、(過去の自分含め)どのタイプの妖怪女子にも割と当てはまる部分があったので、それぞれに共感したり居たたまれなくなったり(苦笑)。
インタビュー、こんなに赤裸々に友人のことを書いていていいの?と思ったけど、きっといろんな事例を組み合わせたり、フェイクを入れたものなんでしょう。
そしてこの本は、前著『妖怪男ウォッチ』の女性版のようですが、「妖怪女ウォッチ」というタイトルにはしていないところにマーケティングの上手さを感じました。婚活中の女友達にも勧めたいです。
2017/10/02 11:42
初めて読んだ神崎恵さんの本
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雑誌でよく見る神崎恵さんの著書。終盤には思わずホロリとさせられてしまった。この本の影響で、美容液を久しぶりに使うようになった。また、ファンデーションの色を選ぶ際、私はいつも明るめのものを選んでしまうことが多かったんだけど、一段暗いものを選ぶのが良いという意見は新鮮だった。この本には写真がないのがやや残念ではあるけれど、そのぶん、読み込んで自分なりの解釈をした上でやってみようと思えてくる。美意識高く、というよりは、自分のペースで可愛くなろうと思える本。
電子書籍「美人は性格が悪い」って本当!? ブスが美人に憧れて人生が変わった話。(大和出版)
2017/09/15 11:27
可愛い友達が紹介していた、読みやすいエッセイ
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可愛く、美意識の高い友達がインスタグラムで紹介していたので電子書籍で購入。すぐに読了できました。文章としての読みやすさもあったけど、もともと薄めの本なのかな。
著者の、ブス時代の性格のブスさをここまでさらけ出せる姿勢には一周回って好感。誰にだってドロドロした部分はあるし、人間らしさが溢れていて良いと思います。
ただ、全体的にもっと掘り下げて書いて欲しかった気もします。留学の話とか筋トレの話とか腐女子話とか雑貨屋の話とか、すごく面白そうなのでもっと詳しく読みたかったです。
ただ、そこまで書くと本の主題から離れそうなので、これはこれでいいのかも、という気もしました。
紙の本セブンデイズ MONDAY→THUSDAY (ミリオンコミックス)
2017/08/14 13:24
初めて読んだBL漫画
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BL漫画を読むのはこれが初めて。2人が付き合うようになる経緯も、心理描写も、キャラクターへの共感もしやすく、読みやすかった。あの女性キャラがどう今後絡んでいくのか、などの今後も気になる。それにしても、私はこのテの作品を読むのが初めてなんだけど、男同士が付き合うことはこの世界ではどのような扱いなのかがなんとなくまだ掴めなかった。そのあたりの展開も、描写があるとしたら追ってみたい気もする。
電子書籍世界一Happyで美人になれる魔法のおしゃれレッスン
2017/07/14 13:21
ファッションについてもこれだけ書けるなんて
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手持ちのお洋服について見直そうと思っている時期に読んでみた。著者は美容関係のコラムを書いているイメージが強かったから、ファッションについてもこれだけのことが書けるんだ、と少々意外にも思ってしまった。
また、意外と印象的だったのは「香り」についてのくだり。香りの使いかたについて、もう少し意識してみようかな、と思えた。また、これまで首の長さやデコルテについてもあまり意識したことがなかったから、そこを引き立てることに対しても気持ちが向いてきた。
2017/05/16 17:20
過去作品のリメイクだけど、こちらのほうが好き
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深雪先生の新シリーズだ!と期待して購入。だけど、あらすじを読んでみたら過去作品のリメイクだったことが判明。その作品も好きだったから一気に読めたし、あの作品のときは、主人公の作家志望っぽさがそんなに活かされていなかったし、一冊で完結の読み切り型(別の本で番外編の短編はあったけど)だったから、この作品はその点も違って良かった。ストーリーそのものより、過去作品とどう違うかの違いを探すのが楽しかったかも(笑)。あと、イラストのタッチも「泣いちゃい」のころと違って新鮮。過去作品のほうは図書館で読んでいたけど、古本で買ってみようと思ってる。
紙の本電車で行こう! 18 川崎の秘境駅と、京急線で桜前線を追え!
2017/04/05 16:05
ふたりのデートがメインの巻
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雄太とさくらちゃんのデートがメインの巻。このシリーズはいつもみんな大人数で行動している印象が強いから、今回はほとんど2人だけでその点はちょっと物足りなさを感じた。最後の乗り継ぎの方法は、なるほどさすが。ここで出てくる秘境駅、私は行ったことはないんだけど、初めて知る駅じゃない気がする。別の本か何かで出てきたのかな。桜が見える駅も行ってみたい。
2016/10/20 16:13
最近はやりの、貧困ものの読み物かと思ったら違った
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困ったお客についての体験談集とか、過酷な環境で働かざるをえない人たちの貧困ものの読み物かな、と思って読み始めたらぜんぜん違いました。労働組合や、労働環境の改善に関すること、地方の工場誘致の話、コールセンターはマーケティングなど広告代理店に近い部分があることについてなど、ビジネス書に近い部分が多かった印象。また、沖縄の歴史や差別について垣間見れたのも印象的でした。
2016/08/20 01:53
流行りの貧困ビジネス的な読みものではなかった
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困ったお客についての体験談集とか、過酷な環境で働かざるをえない人たちの貧困ものの読み物かな、と思って読み始めたらぜんぜん違った。労働組合や、労働環境の改善に関すること、地方の工場誘致の話、コールセンターはマーケティングなど広告代理店に近い部分があることについてなど、ビジネス書に近い部分が多かった。沖縄の歴史や差別について垣間見れたのも印象的。
紙の本ちゃんと言わなきゃ
2016/04/22 14:57
さらりと読める、シリーズ新ヒロインの物語
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泣いちゃいシリーズ新ヒロイン・桜子の1年間の物語。ひと晩に3話ずつ読み進めていって、4日で読了。自分自身の中学1年の頃を思い出しながら読みました。
凛ちゃん蘭ちゃんのシリーズだと、もうだいぶそれぞれの色が強すぎるので、この桜子ちゃんのお話のほうが私は感情移入しやすかったです。私もチョコレートアイスが好きだし(笑)。また、私も、今は神奈川の人に恋しているのでちょっと親近感。(あんまり、鎌倉が舞台という感じはありませんでしたが……笑)
ひとつひとつのエピソードやキャラについて、もっとじっくり描いて欲しかったような気もしますが、それぞれあまり深くないぶん、さらっとさわやかな読後感で読めたような気もします。
挿絵のイラストも相変わらず可愛いです。特に個人的には、登場人物紹介のところの絵柄が好みです。