みみさんのレビュー一覧
投稿者：みみ
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2016/11/27 13:27
ごめんなさい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
うーん、ひなこ先生の他のは面白かったんですが、この話はテーマ的に合わなかったみたいです。
学校という狭い世界でイケてる先生がウブな生徒を翻弄して落とす、お話とわかっていても嫌悪感を感じてしまいました、、
特に経験豊富な大人が純情な子をあの手この手で絡み、嫌がっているのに無理やり手を出すって酷すぎとまで思ってしまって。
しかも大人は大して葛藤もせず、反応を面白がってたわけで、悩むは生徒ばかり。
最終的には幸せになりますが、その過程が苦痛に感じたのは初めてかも。
でも、ひなこ先生は悪くないんです。
漫画はとてもうまいと思うし、絵もとても綺麗です。しかし私の倫理観？がやたらと反応してしまったという感じ。
先生と生徒でも、もっと先生が生徒に余裕なかったり、対等な力関係ならば
ここまでの拒絶反応はなかったんだろうなと。余裕のある大人と純情な子供の恋愛とか好きな人はハマるのかな？
評価低くてすいません。これは作品テーマ的に合わなかったということです。
電子書籍よろめき番長
2017/07/02 02:57
タイトルが秀逸
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
よろめき番長・・・よろめいてます！こんなよろめいている人、なかなかいないw
割と淡々としたキャラクターで、どっちかというと、低温体質っぽいのにそれぞれキャラが立ってて面白かったです。一大事も起こるのにやはり何となく淡々と乗り越えて凄くほのぼのした読感でした。わかぺー可愛い。可愛らしい。ぶれない不思議ちゃんで、恋人となった吉川は今後も苦労はしそうだけど少しずつお互いに理解、勉強しながら人生のパートナーとして一緒にいられたらいいね、と応援したくなる２人です。このカップル気に入ったので、よろめくわかぺーをもう少し観察したい気がする。
電子書籍【期間限定価格】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記（１）
2015/10/15 21:39
泣きました
19人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
絵はとても簡素で、内容もドラマチックな展開というより（大変な出来事はありますが）淡々と主人公、×華さんのモノローグで進んでいきます。
産院を舞台にしたドラマや、小説、漫画は多々あると思いますが、何故なんでしょうか、一番気持ちが揺さぶられました。
准看護士になる前の、高校生での産院のアルバイト。結婚や出産に自分自身がまだ遠いからこそ、過度な期待や願望、偏った価値観に振り回されず客観的に日々起こる出来事を記憶されていたんですね。
ベテランナースや、助産師さんだったら、また違う目線だったでしょうが、医療関係者になりたてだからこそ、ベテランではない一般人に近い目線で物事を見てらしたんではないでしょうか。
今読んでる私が気持ちを揺さぶられるのは、当時知識はあれど医療資格的に無力であり、患者さんに過度に気持ちを寄せる事も許されないスタッフとして、やり切れなさやもどかしさが伝わってくるからではないかと思います。
ただ、産院での感動や衝撃的な事、問題点などを読者に押し付けているわけでも、わかって貰いたいというわけでもなさそうで、あくまでも客観的で、ちょっとドライとも取れる行動の中に、情熱的であったり、本当の優しさが感じられます。
文章は苦手ですが思わずレビューしてしまいました。大勢の人に読んで貰える手助けになれば、と思います。
2016/09/06 01:23
大好きだー
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
男前な男子と、ちょいブサな男子の先輩後輩ラブです。
意外とBLって、顔面偏差値に左右される話が多いような気がするけど、この２人の互いに好きになってる気持ちにめちゃくちゃ説得力があって、切なさできゅんきゅんしました。
先輩の、なでくりまわしてえ・・・に悶え、惚れました、に悶えまくり、何回も読んで、続きも即購入してしまいました。
今年の私的ベストBLになるかも。
電子書籍きのう何食べた？（１）
2016/12/19 21:53
美貌をちっとも生かせてない弁護士さん
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
面白くて一気に読み進めてしまいました！
年齢は中年ですが若く見えるゲイで美形の弁護士さん（やり手って程ではなさそう？）
が、格安スーパーでお得な品を求めて悩み、手際良く料理をし、家計簿で浮いたお金に喜び、ちょっぴり癖のある友人と交流し、パートナーと平和な日々を過ごす日常系グルメ漫画？とでもいいましょうか。
とにかく主人公のシロさん初め登場人物の皆さんが良い意味で小さい。ええ、冒険やロマン、スリルは味わえません。とにかく夕飯のメニューと食材の値段に悩み、美味しくできた料理にほのぼの幸せを感じる漫画です。
カッコ良くて弁護士なんてスペック的に華々しい感じもする主人公のシロさんですが、とにかく同じゲイにはモテないみたいだし、女性にもハンサム過ぎて気持ち悪いとイマイチな印象を持たれ趣味といえば地味に夕飯作り。
何となく残念ですが、パートナーのケンジさんにはヤキモチ妬かれつつ愛されてます。
そのケンジさんも美容師なので華やかなイメージですが、カリスマ美容師でも何でもなく、地域に愛される町の美容室の雇われスタイリストです。この２人の地に足着いたそこはかとなく漂う残念感、絶妙に、絶妙～にいいんです！
それに特売やら安売りやらで手に入れた食材で、作る夕飯メニューの美味しそうなこと！
いくつか自分も試してみようと読みながら思う事間違いです。そこまで凝った料理も出てきません。でも、ほんと毎回美味しそうで堪らないです。仕事から帰ってきたらこの食事が用意されていたら、そりゃ真っ直ぐ帰りますよね。
ちょっぴりオネェが入ってるケンジさんですが、とにかく人柄が素晴らしい。でも、地味です、とても地味に人柄がいいんです。
若い頃ならもっと華やかな人に惹かれてしまったりしたシロさんですが、ケンジさんの優しい人柄に助けられたり気付かされたり、ちゃんと大事にしていかなきゃ、と決意もします。
因みに、それ程パッとはしない（失礼かも）登場人物達ですが、皆さんちょっぴりピリリと山椒が効いてるような風味があって、また良い味わいがあります！毎回ちゃんとオチもあって、ほんと良質な漫画だなぁ、と思います。
お花見したり、お裾分けしたり、私も混ざってシロさんのお弁当食べてみたい！
多分阿佐ヶ谷あたり？かな？で愛すべき２人の生活がリアルに営まれていて欲しい願望があります。
ずっとそっと覗いていたいなぁ。
著者のよしながふみさんには、サザエさんばりのご長寿漫画目指して貰いたいな、なんて思ったりもしています。
2016/11/17 20:46
ほのぼの面白いです！
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
私は動物が好きです。魚も好きです。見るのも可愛がるのも好きですが、食べるのに躊躇はありません。命をいただく、感謝する、その事が生きている上でとても大切な事だと感じているからです。
スーパーに行けばパックされた沢山の種類のお肉が買えますが、それがそこに並ぶまでの事は、普通考える事はないですよね。お金を出せば手に入る。それが当たり前の話なんですが、
その生きていた命をいただく事に対して感謝も有り難みも薄れるとことに少しだけ戸惑いがあります。
動物が可哀想だから漁や猟を非難する、そういうトラブルもありますが、それは自分達の口に入るまで、どのくらいの手間暇や工程があって、どれだけ大変な作業や流通なのか、そういう事も全く知らずにいるんではないだろうか？と常々思ってました。しかし、普通に仕事をして食事をしてるだけでは、自分で興味を持って調べない限り、そんな情報も入ってきようがないですね。
自給自足に近づく程、食べることに関して手間暇が増えていき、今の日本ではとても難しいと思ってましたが、、狩猟をして生きていく、そういう選択肢もあるんだと最近知って目から鱗です。
偏見なのかもしれませんが、トロフィーの為のスポーツハンティングは好きではないですが、食べる為のハンティングは凄く格好良いです。
捕った獲物は自分で解体し、食す。需要があれば売る、そして対価を得る。
素晴らしいと私は思います。
と、かなり大袈裟な感じの感想を書きましたが、この山賊ダイアリーはダイアリーだけあって、猟師としてのハンティングの日常を淡々と描いています。猟師の日常は街中で暮らしている身には非日常的！
クライマックスも緊張感もあんまりないですが、（むしろほのぼの）とても面白い。
まだ一巻目ですが、大人買いしたのでこの先読むのが楽しみです！
2016/06/27 23:33
ものすごい好き
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
SFファンタジーBLといいましょうか、遥か未来（？）の地球なのかな、遺伝子操作された男性のみの獣人のお話 です。雄大な話になりそうなのに、まだ2巻目と少ないですが、あっという間に世界に引き込まれ、続きを早く読みたいとジリジリしてるという状態です。
可愛いしコミカルなシーンも多いけど、主人公の恋愛がとにかく切ない！漫画ってつい感情移入し易いけれど、ここまで一緒にモンモンとしてしまったのはBLではなかなかなかったかも。
わたなべあじあさんらしくエロチックですが、物語が面白くてただのエロではない！（そういうのも良いですが）SFファンタジーに抵抗ない方なら、凄く楽しめると思います。
ああ、早く続きが読みたい！でも変に商業ベースになって詰まらなくなるよりは、好きな世界観のまま、丁寧に続きを描いて欲しいです 楽しみに待ってますー。
電子書籍フランスはとにっき 一年エンジョイ！帰国の時期になりました【電子限定特典ペーパー付き】
2021/05/05 20:56
物凄く面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
おしゃれでもなく､憧れる要素もなく､まさに等身大の？フランス滞在記｡めちゃくちゃ笑えます｡
あんまりおしゃれ感ないものだから逆にフランスに興味が沸いた｡とは言え根性がないとあの国に負けそう｡
旅行記は基本的に好きなんだけど､今まで読んだその類いとは別にカテゴライズしたい｡ハトジャンル｡
コロナでめちゃくちゃな今だけど､機会があれば世界中旅して欲しい｡そして旅行記また描いて欲しい｡
ほんと大好きです｡
電子書籍彼方から （５）
2015/09/29 12:49
青春のドキドキを思い出しました。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
連載当初から好きで何巻かまでは買っていたのだけど、連載が長かったのもあり、成長するにつれて漫画にのめり込んでいるのは良くないと、漫画自体から離れていました。
最近電子書籍を使うようになり、タイトルを見て懐かしさから試しに一巻読んだら止まらなくなり、全巻揃えました。
もう連載終わってから12年、連載自体12年続いていたのですね。
当時からファンタジー物は好きだったけれど、ちょっと毛色が違うこの話は凄く夢中になりました。何の力もない普通の女の子が頼りなく、言葉もわからず異世界の中で生きて行かねばならない不安感が新鮮で、主人公に自分を重ね合わせ、助けてくれるヒーローにドキドキしたり、思春期のときめきが全開でしたね。ほぼ二十年ぶりに読んで、その時のドキドキした気持ちを思い出しました。
もう自分が随分大人になって、主人公達の年下ではなく、お母さんの年代になって、その時の自分も一緒に冒険しているような感覚ではないですが、必死でもがいている登場人物に、自分も思春期に必死だった懐かしさが蘇り、何度も読み返してしまいました。
主人公クラスのみならず、脇のキャラクターもみんな魅力的で、えげつない悪役さえ、どこか憎めない優しい世界観です（主人公達はそれなりに酷い目に遭いますが）
最後ハッピーエンドとわかっていても手に汗握る展開で、ちょっと最後を確認したくなったりもしました。
連載時からはずいぶん時間が経ってますが、今でも褪せない名作だと思います。
電子書籍鳥を愛した獣
2021/02/07 21:14
何だろう､優しいけど切なくもある不思議な読書感
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
真っ黒い獣と美しい鳥のお話｡
いもあんさんの漫画は世界観が独特で大好きです｡このシリーズも複数ありますが､その中でカップリングも一番好きかな｡
野生に生きる獣たちの擬人化なので命とは､と問いかけられているようなエピソードもあります｡
いもあんさんのお話はハッピーエンドですが､いつもどことなく不安定さもあり､彼らの未来が明るく幸せであるようにと､祈ってしまうほど感情移入もしてしまいました｡いもあんさんの欠点は､いつも短すぎるという所だと思ってますが､エピソードを削りに削って短いのにこの読後感になるのは凄い｡
とても寡作の方ですが､もっと読みたいなあ､と常々思っています｡
2017/07/23 23:43
キョーレツ双子
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
（女の家）や（いつかティファニーで朝食を）から面白いと思っていましたが、双子のキョーレツさにやられました。魅力的！友達になりたい。
今は東京から離れましたが、当時住んでいた街も紹介されてて、好きだった気持ちが蘇ってきました。東京都自体大きくないし特に23区内なんて案外狭いなのにそれぞれ特徴が違って際立ってて面白いんですよね。１話で魅力全てを語り尽くせるわけではないですが、ちゃんと説得力があっていいなあーと思えるのはさすがマキヒロチさん。これは是非続きも読みたいです！
2017/03/13 21:17
唯一無二の感性
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
派手ではないですが、不思議な作品、作者さんです。タイトルと表紙の絵で購入を決めたんですが、大当たりというか、思わずハマり、ここで買える作品全て揃えてしまうほど私には合っていました。一応BLのカテゴリーに入ると思いますが、むしろファンタジー、異世界の成分が圧倒的だと思います。
その異世界も在り来たりではなく、凄く個性的で穏やかです。
いもあんさんの作品は、優しい話ですがそこはかとなく悲しさや切なさが漂うものが多い気がします。この迷い森も、ずっと渇望を抱えたサハさんと、現代人のサラリーマンの交流と愛情の物語ですが、ハッピーエンドですがその一歩先まで描かれていて、とても切なくなりました。凄く簡素なエピソードではあるのですが。
このシリーズでもう少し明るく優しいハッピーエンドの話もありますが、何故か私はいもあんさんの少し悲しい話に物凄く感情を引っ張られ、何度も何度も読み返してしまいます。
絵も話も少し癖のある独特な感じなので、好き嫌いは分かれるかもしれないですが、出逢えて良かった（作中の主人公の２人ではないですが）。
同人誌にて活躍されている作家さんでしょうか？商業誌には描かないのかしら。もっと沢山の作品を読みたいなぁ、と思ってます。
迷い人シリーズはこれで完成で、この話もエピソードが長くなるのを防ぐためにだいぶ短くされたようですが、いもあんさんの作品に、もっと長くこの世界にゆっくり浸りたい。
次の作品を楽しみにしています。
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