やまぴんさんのレビュー一覧
投稿者：やまぴん
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電子書籍【全1-6セット】楽園ノイズ
2021/08/23 02:39
マンガと間違えて買っちまいました
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息抜きに漫画を読もうと２冊揃えて買ったら小説でした。ラノベは何年ぶりだろう。そんなに人生うまく行くもんか、とツッコミながらも 週末でテンポよく読めました。
主人公の老成ぶりが かわいくねーな、と思いましたが、中・高生が読むなら こんな背伸びも良いかもしれません。若いときの、この世界に骨を埋めて良いかどうかの逡巡がとても心に響きました。本作が続くなら、夢半ばにして挫折した人とか出てきて欲しいな〜。
夢中で音楽を聴いた（大した事無いけど）若い頃を思い出しました。自分でも音楽を始めたいと思ったけど、私は楽器が出来ないのでした、まるっ！
電子書籍これだけ！ 生化学
2018/02/28 22:52
大学のレメディアル教育にも使える
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本当に「これだけ」かどうかは別として、大学初年度の基礎的な生物学だけでなく、高校で生物を習い損ねた人達へのレメディアル教育にも使える内容。ちょっとませた高校生が、「こんな事勉強して何になるんだよお〜！」と言ったときに読ませても良いかもしれない。
電子書籍とことん！ とんかつ道
2018/02/28 22:50
読んでいて楽しい
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数回行って気に入っている新宿「豚珍館」や、今でも家人と語りぐさになっている岡山の「野村」（巻末の索引では「味司野村」）のデミカツなど、知っているところが出るとニンマリしてしまいます。
ガクジュツ的な厳密さは感じられないけれど、おっさんトーク全開だと思うと何だか楽しいです。郊外の店は大体が大学の近くで、まあとんかつ屋と大学は引きあうものだけど、取材の際に寄ったんだな、というのがほのかに透けて見えるところも微笑ましいです。著者にはこれからもお身体を大事に、あちこちでたくさん食べて欲しいと思います。
電子書籍【全1-4セット】プラネテス
2018/02/28 22:46
家族やらとんかつやら
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連載を全部読んで、単行本４冊と OVA になった時に出た、ファンブックみたいな本を買って、その後米国で英語版を見つけて、カネもないのに一気買いしたほど好きな漫画です。この本を読み終わってから、しきりととんかつが好きだ〜！と言うようになったように思います（もちろん、その前から好きでした）。奥さんが揚げるとんかつ。独身時代が長くなって 家族にあこがれてたんだろうと思っています。電子書籍で一気買いして、ちょっと元気になりたいときに一気読みしましたが、当時の気持ちがよみがえりました。またがんばるぞ！
2018/02/28 22:25
そりゃもう...
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復刊ドットコムで高得点を得ながらなかなか復刊されず、電子書籍に先を越されたイズミコシリーズの、比較的万人向けのエピソード＋αの、入門書と言うところか。本書を読んだら ぜひ全編も読んで、いまやスマホにも負ける「コンピューター」にドキドキワクワクしていた若き日の我々の夢を共有して欲しい。
続編の「おかわり」が入っているかと期待したけど、それは今回おあずけだった。こちらも単行本化よろしくお願いします。
、というわけで、そりゃもう往年のイズミコファンですからね、買うのは当然として、書名は「Ｔｈａｔ’ｓ！イズミコ ザ・ベスト」ではないかというl細かい指摘も置いておくとしても何だね このシンプルな商品ページは！もちっと説明を入れい！！２年前に書いたオレのレビューをちゃんと表示せい！！！と怒りたくなるのは、往事の 20 代がおっさんになったからなのか？！やっぱりそうか！！！！
電子書籍【期間限定価格】栄養学を拓いた巨人たち 「病原菌なき難病」征服のドラマ
2017/03/16 22:33
広範囲な知識
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前半は主に栄養素の発見について解説し、後半は戦後の食糧難のなか、学校給食が果たした役割と その課程について解説しています。
前半の内容の半分ぐらいは、高校生の時にテルモから戴いた小冊子を読んで知っていました。この小冊子の内容は 現在も同社のホームページに掲載されており（場所が判りずらいので、「テルモ 先駆者の勇気に応えたい」で検索してください）、間違いなく私の人生を変えました。多くの栄養素の発見者はノーベル賞を受賞しており、本書ではその各々の関係など テルモの冊子からさらに深く掘り下げています。
この本を書くために必要な知識はいかほどだっただろうと思うと、ただただ頭が下がります。大したことない私の人生を引き合いに出しても仕方ありませんが、この本に人生を変えられる人、いると思うな〜。
電子書籍AIの遺電子 ５
2017/03/16 02:37
AI は愛より出でて藍より青臭い
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最近話題の AI を扱ってもう５巻。各話読み切りですが、物語にはいよいよ磨きがかかり、深くなっているように思います。これまでも度々出てきた超 AI によるシンギュラリティーについて そういう解釈があったか、とか、この世界ってヒューマノイドが誕生して一世紀ぐらい経っているのね、とか背景についての発見もあります。
少年チャンピオンで連載されていますが、とても上質な大人向けのストーリーに思えます。読者の小学生には、長い長い宿題になるかもしれません。この作品のファンだった子供が AI 研究者に、なんてことにもなりそうです。長生きしてそんな時代をみてみたい、と思う人間のおっさんなのです。
2016/04/11 22:51
1980 年代の理系男子の必読書
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基本はスラップスティックな SF コメディーだけど、たまに凄くシリアスな方向に振れたかと思うと、思いっきりおばかで軽いタッチに揺り戻す。ちりばめられる科学な用語に当時の理系のおにーさん方はノックアウトされたのですな。私は土地の精霊が出てくる、「ゆめのあとさき」に続くような４巻あたりが好き。
30 年後の今では珍しくも何ともないが、Mac を使って描かれた回もあり（コンピューターで漫画を書く作家さんの中で、かなり早期の試みだと思う）、どうなってしまうのか、ハラハラしながら連載を読んでいた。
単行本も全巻初版で持っているけれど、電子書籍も買ってしまうに違いない。というか、買う予定。
まだ読んでいないけれど、続編の「おかわり！」もぜひ出版して欲しい。
2015/10/31 00:39
とても面倒見の良い著者
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著者のサイトでの記事を元に、本書オリジナルのアプリを作りながら Rails を学ぶ趣向。良くある形だが、他のサイトではうまく出来なかったことが、著者の言うとおりにするとちゃんと出来るので、感謝も込めて、著者の本を買うことにしている。
Rails でのログインの扱いは、この数年間誰もが悩んでいたようだが、この本でも版が進むたびに改訂されていた。それが正しいのかどうか、私に判断は出来ないが、現時点での最善なのだろうと信じることにしている。これからも初心者に優しいけれど、到達出来るレベルも高い本を書いていただきたい。
電子書籍ゆめのかよいじ
2015/10/31 00:27
イズミコの世界
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著者の出世作「That's イズミコ」の中にも「地の精」の話があるが、それをアレンジして、しっとりとしたストーリーに仕立てた感じの作品。1990 年代の作品をリアレンジしたんだったかな？「西武新宿戦線異常あり」で組んだ大塚英志さんがプロデュースしたようで、元々の作品に較べて低く評価する書評もあるけれど、私は、みんなに読ませるためにうまく着地させたなと思っている。大野安之氏には、もっともっと前線で活躍していただきたい。
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