木村太郎さんのレビュー一覧

初めて知った真珠湾

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真珠湾攻撃の真相はなにか、考えたこともなかった。しかし日本が宣戦布告もせずに奇襲攻撃をかけたため、アメリカ人は日本は卑劣な国だと考えていると知った。卑劣な国だから原爆を落としても良い、とアメリカは考えたのだろうか。
誰が読んでも宣戦布告とは道められないような、ダルい内容の文章が書いてあり、しかもこれを宣戦布告のつもりでアメリカの要人へ渡すのが、大使館の怠慢のために遅れてしまったという話だ。しかも相手に文書を渡したときは、もう真徐湾は炎上中だったというから、アメリカが怒っても仕方はない。こんなことは教科書には絶対に書いてない。しかしこれが本当の歴史なのだろう。
そう思って読んでいると、面白くなってどんどん進んだ。
難しい内容ではあるが、文章は平易でわかりやすく歴史に弱い人にもおすすめだ。