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スペースクンさんのレビュー一覧

投稿者:スペースクン

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マジックボックスに感銘

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昨年末、偶然にも、宇宙関連雑誌に多々記事を掲載している著者の新刊本”衛星・30年回顧録”がhontoにて発刊されたことを知り、ネット購入した。以前、同著者の”2つのマジックボックス”と云うタイトルの小冊子を読んだことを思い出して、興味を持ったためである。
この観点で、同書は、予想に違わず、実務経験を有した著者の世界を跨いだ衛星通信の現場に直に足を踏み入れての取材活動を通じて得た情報が豊富に記載された内容で、世界を含めた現在の実社会の中で、衛星通信が、時代と共に各地域でどのように関係して今日に至って来たかが分かるため、これらに興味を持たれる方々にお勧め出来る著書である。
今まで、衛星云々と”衛星”を冠した本は多々有るが、何れもどちらかと云うと、技術オリエンテッドな記載のものが中心で、若干、面白さに欠けるきらいが有ったが、本著書のように、通信衛星提供者の中に飛び込み、客観的に状況を分析し、平易な技術用語を交えながら、使用単語・熟語を含め分かり易く纏められているものは少く、この点でも大変有り難い。
同著書の章立ては、以下の如くで有り、その中の第3章の書き出しが、上記の”2つのマジックボックス”についても触れられているので、章題目と共に、その冒頭の一端を以下に抜粋・紹介する。こら等を踏まえて、同著書の内容把握の参考になれば幸いで有る。
<章立て>
●プロローグ
●第1章:衛星と出会い、衛星通信事情の調査に世界各地へ
●第2章:日本の衛星ビジネス立ち上げに奔走
●第3章:「宇宙の衛星」へ飽くなき好奇心のままに
●エピローグ
<2つのマジックボックス>
・・・・1992年7月に、それまでの知見をもとに、『2つのマジックボックス』と名付けた小冊子を出版した。1957年から1991年までの35年間における、衛星という大きな発信源とテレビという無数の小さな箱をネットワークしたテレビ中継の歴史をまとめたものである。20世紀から21世紀への最後の10年というタイミングで、あらためて衛星とテレビの切っても切れない関係を振り返ってみようと考えての執筆であった。この小冊子で筆者は、時代の潮流を衛星通信胎動期(1957年~1964年)、国際衛星通信形成期(1965年~1972年)、国内衛星通信形成期(1973年~1979年)、衛星通信・衛星放送確立期(1980年~1991年)の4つの期間に区切って考えた。以下省略。

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