sukaさんのレビュー一覧
投稿者:suka
2016/12/25 22:17
心に潜む言葉を紡ぎ取る
16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
タイトルとスカイブルーの表紙に誘われるように購入。今まで言葉の選び方に悩み、多くの書籍を読んできたが、こんなにも心に馴染む本は初めてかもしれない。
心に潜む「内なる言葉」こそが、人の心を惹きつけると本書はいう。内なる言葉は誰もが持っているもので、語彙力はほとんど関係ない。どれだけ自分と向き合えたかどうかが重要なのだ。
現代は絵文字やスタンプの発達で、時間をかけて言葉と向き合うことが減っているような気がする。
「伝えたい」という気持ちをもう一度思い出させてくれる本だ。
2016/05/04 23:54
待ってました!
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
かわぐちかいじ先生の待望の海上自衛隊新作。軍事力を持つことが抑止力となるのか、衝突の引き金となるのか。国際政治の緊張感が伝わってきます。
2016/09/17 09:56
より良いものを抽出する
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本を読んで自分の悪しき習慣を変える努力をするようになりました。
お風呂の前にスマートフォンを無意識に触って結局寝る時間が遅くなって自己嫌悪。
この時間がどれだけ無意味か気付かされました。
書かれていることが全て正しいとは思えませんが、現代を生きるビシネスマンにオススメの一冊です。
電子書籍置かれた場所で咲きなさい
2017/04/30 17:16
生きる希望をくれる珠玉の言葉
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
母が病気で入院した際に、環境の変化から母に強くあたってしまい、「どうして私だけこんな苦労をしなければならないんだ」と嘆くこともありました。
しかし母の病気の"おかげさま"で、母のありがたさや家族の絆を感じることができたんだと、本書を読んで思いました。
どんな出来事も、捉え方は自分次第なんですね。
次はこの本を母にプレゼントしたいと思います。
紙の本入社1年目の教科書
2016/09/26 12:36
社会人の学び直しに
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
新入社員向けのビジネス書だと題名からは思うが、中堅社員が読んでも学ぶべきことがこの本に詰まっている。
例えば、本書で述べられている仕事における3つの原則の第2項目「50点でかまわないから早く出せ」では、期限ギリギリまで仕事を抱え込んで100点を目指すより、50点でよいから早く提出し、上司や先輩にアドバイスをもらいながらアップグレードをすることを推奨している。
すなわち、上司や先輩の力を使って総力戦で100を目指しなさいということだ。
当たり前のようで、できていない人は多いと思う。
ビジネスでも初心忘るべからず。自分の働きぶりをもう一度学び直す気持ちで読んでほしい。
紙の本スヌーピーこんな生き方探してみよう Peanuts key words
2017/10/17 13:24
お気に入りの言葉を探してみよう
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
親友から誕生日プレゼントで頂きました。本の右側には、谷川俊太郎氏による訳の、クスッと笑えるスヌーピーコミック。左側には、ほしのゆうこ氏の解釈が掲載されています。
読書1回目は、いいなと思ったページに付箋を貼っていきました。その後、2回目の読書は、付箋を貼ったページが、なぜいいと思ったか、自分と対話をするように再読しました。
自分がどんな言葉に心を惹かれて、何を求めているのか、スヌーピー達と一緒に探しにいきませんか。
2016/05/01 16:51
ついに直接対決
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ついに人類と鎧の巨人・超大型巨人との直接対決で、スピードとスリルが増してきました。故郷シガンシナ区での人類の反撃に目が離せません。
2016/04/29 23:19
戦争とは何か
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
昭和19年の名古屋を舞台にした家族の物語です。
配給制というあらゆる日常生活の制限を受けながらも、妹のために工夫を重ねて奮闘する姉達のたくましさが美しく、切ないです。
空襲が忍び寄るラストシーンは非常に印象的です。
電子書籍凪のお暇 4
2018/07/15 12:38
凪ちゃん、新たな一歩へ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
友達に勧められて絶賛ハマり中の漫画。
流されるままに生きてきた自分を変えるべく、凪ちゃんが思い切った行動に出て前巻にはない爽快感があった。
少女マンガを読んで「現実はこんなうまくいかないって」と悟ったり、アラサー女子の乾きがとってもリアルに描かれている。
クズメンズ達にも心境の変化があって、次巻も待ち遠しい。
毎回楽しみにしている凪ちゃんの節約術が少なめだったのが、ちょっと残念だったかな。
2017/11/30 15:27
昭和史に残る珠玉の講義
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この珠玉の書籍を語る上で、まずは時代背景を念頭に置かなければなりません。
書籍が刊行された昭和十四年は、第二次世界大戦が勃発した年であり、その二年後に太平洋戦争が始まります。
検閲が厳しかった時代。教科書を使用せず、自らの言葉で教壇に立ち続けるのは、よほどの覚悟がなければできなかった事だと思います。
これは私の推測ですが、確固たる決意で教員の道を選びながらも、志半ばで戦争によって亡くなった卒業生もいたのではないかと思います。
ページをめくるごとに胸が引き裂かれそうでした。
残された私たちにできる事は「人生二度なし」と心得て、与えられた命を燃やし尽くすことではないでしょうか。
森信三先生と、講義を筆記して後世に残してくれた生徒達に、深く感謝を申し上げます。
電子書籍道をひらく
2017/07/21 20:07
日本人の必読書
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
恥ずかしながら、社会人4年目にして初めて読みました。
今日1日を懸命に生きたか。恥ずべき仕事をしていないか、自分に自問自答しながら繰り返し読んでいます。
自分の仕事が社会を良くし、国が繁栄する。ここまでの熱意で仕事に打ち込んでいる人は、今の時代に何人いるだろう。
もし松下幸之助が現代に生きていたら、続く会社の低迷にどのような舵取りをしていたのだろうか、考えずにはいられません。
電子書籍ベルリンは晴れているか
2019/05/14 19:01
戦争の後ろめたさ
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「これって日本人作家が書いたの!?」
と驚きを隠せなかった。作者が終戦後にタイムスリップをして、ベルリンを歩いたんじゃないかと思うくらい、街の情景や戦争で疲れ切った市民の様子が詳細に描かれている。
『水のにおいを嗅いで安全を確認してから』のように、主人公の何気ない仕種ひとつひとつに戦争の凄まじさが伝わってきた。
胸が締め付けられる内容だけれど、未来を自分で切り開こうとする強い女性達が魅力的だった。
もうこれは壁建設後の物語を期待するしかない。
2017/11/16 17:56
論語の理解に最適
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テーマ別に、わかりやすく論語が解説されていて、小学生だけでなく大人も楽しめます。
まず最初に、岩波文庫『論語』を読みながら、内容を自分なりに考えてみます。次に、本書を読んで内容を理解していくのがオススメの読み方です。児童書なので、イラスト付きで解説もわかりやすいです。漢字は全てふりがながふってあるので、次は声に出して読んでみたいです。
2017/09/14 08:05
今ある資源を最大限に活用する
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防衛大学ってどんなところ?という興味で本書を手に取りました。
日本一過酷を極める防衛大学。先輩からの厳しい指導や、同期の仲間達と苦難を乗り越えた経験をもとに、会社での強い組織の作り方について述べられています。
本書のポイントは、今ある資源で最大限の力を引き出すためにはどうすればよいか考え、実行するということです。
「人手が足りない」「時間がない」など、足りないものを嘆くのは簡単です。では、その条件の中で成果を出すにはどうすればよいか。根性論ではなく、緻密な計画と実効性によって、部下を育て上げていく部分に、とても共感しました。