あひるさんのレビュー一覧
投稿者:あひる
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紙の本鬼はここに居る
2017/10/13 19:08
執着好きには好まれる
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
主人公をめぐる構図が面白い。思い人と結ばれるかと思いきや、意外なところから横槍が入るのだ。しかもそう来るか?と驚くだろう。自分をみそっかすだと思っている主人公の魔性と無意識の小悪魔ぶりに翻弄されること間違いなし。エロスもたっぷりで、BLが苦手という方もこれを機に沼に嵌るのではないかと思う仕上がり。宮緒葵様が好きな方には特に読んでいただきたい。読後の清涼感も十分。一気呵成に読めるし、短編だからつつきやすい。
電子書籍祝福された吸血鬼
2017/08/28 22:56
読み応え十分
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
アウロラとフロースの関係性が面白い。どんなに誘っても鈍いアウロラには暖簾に腕押しというか無意味。なのに色気を醸し出す上に、自分の美貌に無頓着で無防備なアウロラにハラハラしきりのフロース。アウロラのためにいろんな意味で奔走する美丈夫にも注目。絡み合う運命の糸が解かれていく様も魅力の一つであり、BLが苦手な人にも十分楽しめるのではなかろうか。読後の爽快感もあるため、是非手にとって欲しい作品だ。あなたの大切な一冊になるはず。
紙の本紅霞後宮物語 第2幕
2016/02/22 20:40
さすがの小玉
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
やはり一味違うなぁ、と思う主人公ですが、今回もまた別な驚愕があなたを襲います。爆笑必至、しかし魅せます!という、一見すると二律背反なのに小玉だと成立する爽快な物語です。
紙の本紅霞後宮物語 第1幕
2016/02/22 20:33
痛快!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
まずはただ頭を空にしてページをめくって下さい。度肝を抜かれる事請け合いです。人物の強烈さに目を惹かれますが、著者の方が博学で背景はしっかりしており、安心して読めます。お薦めですよ。
紙の本蜜を喰らう獣たち
2017/10/13 19:12
まさかの両手に花
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
もう表紙を見れば分かる通り、攻めが二人いる。主人公は色男をどう籠絡していくのかという過程を見るのも楽しみの一つかと。特殊能力を持つ男達と、それを唯一癒せる蜜と呼ばれる男達。蜜同士でも女のような争いがあるため、うわぁこういうの経験あるわぁと思いながらも読めてしまう。外界と隔絶された主人公の楽園から、どう彼らは進んでゆくのか是非見届けて欲しい。
2017/08/28 23:11
いい意味で変態
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
屋敷の執着が好き。愛おしいのに、上手くその感情を表現することができないいじらしさよ。辣腕家で、その若さで成功しているのに肝心な部分が壊滅的に欠損している屋敷。ミハルは彼の世界を作り、色を染め付けてくれるのだろう。番外編と短編も面白く、それぞれ執着と予感に溢れているのでオススメ。攻めと受けの立場に差があり過ぎるのが好みな人にはとても嬉しい作品ではなかろうかと。
2017/08/28 23:06
平賀のひたむきさよ
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シン博士とまだうまく打ち解けられていなかった中で、ロベルトに迫る危機。絶体絶命だが、平賀一人では解決できなかったが・・・。月を呑む氷狼に登場したあるものが関係しているので、「おっ」と嬉しくなるだろう。彼の対応も見所。ロベルトの頭脳が今回も光る。心配なのは、彼の頭である。この世界はロベルトの頭部に何か恨みでもあるのだろうか。
電子書籍私の少年 : 3
2017/08/28 23:00
絵も内容も最高
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真修への気持ちを自覚する聡子に対して現実は・・・。ただ楽しく過ごしたい、そんな風に思ってはいけないのだろうか。静かに流れる時に身をまかせたいのに、聡子と真修をあらゆるものがはばむ。どうして、と胸が苦しくなるが、折れずに頁をめくる手を止めないで欲しい。彼らがそこにいるのだから。
紙の本紅霞後宮物語 第3幕
2016/02/22 20:45
人間とは
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後世には最強と語り継がれそうな小玉の、内面を窺い知れる今回。誰にだって問題はあるのだと、つくづく思い知らされます。これを読んだらこそ、やっぱり人間臭いやつらが多いなぁ、そう思います。
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