ぷにょさんのレビュー一覧
投稿者:ぷにょ
紙の本ONBEAT Bilingual Magazine for Art and Culture from the Edge of the East vol.08 特集加山又造/杉本博司
2021/12/30 06:51
加山と杉本、魅力的な組合せ
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加山又造の描く裸婦がずっと前から大好きだ。いつ、どこで、見ても嬉しくなる。その中でもお気に入りが表紙になっている。
それから、杉本博司。今の大のお気に入り。杉本の撮った写真に収まると、何百年も前の物が、実にモダンな姿を見せる。
こんな素敵な、見事な組合せでの特集。オンビートから目が離せない。少し高いかな?と思った方も是非手に取ってほしい。
2021/12/06 11:19
他人の本棚を覗き見る
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本好きは、それぞれに工夫を凝らして本棚に本を並べてる。きれいに並んだ背表紙をみてワクワク、さりげなく?置いてあるポストカードやフィギュアをみてニンマリ。こんな人は、多いのではないでしょうか。
時には、読むより並べるほうが楽しいなんていう、本末転倒を味わう。また、時には他人の本棚を覗いて、またまた自分の本棚をひっくり返す。至福の時間です。
2021/12/05 23:10
若冲サイコー
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和楽、何回めの若冲特集か?
紙の雑誌がどんどんなくなりつつあるような気がする。そんななか、和楽いいよねー。美術雑誌以外でこんな特集やるって、凄い!それからオマケもいいよね!昭和生まれの私達世代にはたまらん!
ということで、これからも期待しています。このサイズ、厚さ、サイコーですよ。
紙の本植草甚一スタイル
2021/06/26 06:15
こんなお爺さんになりたい
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若い頃、植草甚一のスクラップ・ブックを数冊持っていた。本当は全巻買って、本棚にズラーッと並べたかった。でも、買えなかった。それから数十年。
植草甚一スタイルを読み、数十年ぶりにスクラップ・ブックを全巻ズラーッと並べたい気持ちが蘇った。
なんてカッコいい爺ちゃん!憧れる!
紙の本ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか 宇宙開闢から138億年の「人間」史
2021/06/17 06:24
ビッグヒストリーへの道
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ビッグヒストリーにのめり込むきっかけになった本です。買ったものの、読まずにいました。昨年、1ヵ月程入院することになり、読めずにいる山ほどの本の中から十数冊選び、病院に持ち込みました。この本は、その中の一冊。
赤・青鉛筆と数色の付箋を横に置き、読み始めたのですが、これが読みだしたら止まらない。みるみるうちに、本は線だらけ、付箋だらけ。
退院後、たくさんの人に勧めました。でも、まだまだ足りません。もっと多くの人に勧めたい。
人生で新たな幸せがつかめる本!と言い切ります。(中身の話は一切なしですが、そんなことは気にせず?まずは手にお取りください!)
紙の本合本会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100+山口晃の死ぬまでにこの目で見たい西洋絵画100
2020/02/26 16:57
絶好調の二人による美術案内
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美術なんて、別に知識がなくても観ることはできるし、楽しめる。でも、いろんな人が言うように知識があればもっと面白い。
今絶好調の二人の案内、とっても面白い。ためになる。役に立つ。誌面構成も良くて、見やすい。
以前別々に出てたものが一冊にまとめられたもの。オススメです。お得です。
2020/02/14 10:33
この贋作者、渋くてカッコいいヒーロー!
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とにかくおもしろい。これって、本当に贋作者として捕まった人か書いたの?と思った。
自分の生い立ち、贋作を始めるきっかけから逮捕までとその後の物語が静かに語られる。ある時はまるで他人事のように。
それから文章(訳が?)がとってもいい。読みだしたらやめられません。
紙の本私と20世紀のクロニクル
2019/07/15 15:43
最高! ドナルド・キーン&山口晃
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ドナルド・キーンが亡くなってから、その著作を片っぱしから読んでいる。どれも面白い。特に自伝が好きだ。彼の交遊関係に人柄がにじみ出る。そんな彼の作品に、今絶好調の山口晃の絵が絡む。面白くないわけがない。
朝日新聞に連載(たしか全面?)されていたときは、まず山口晃の絵にひかれた。最近になって、この本で読み返して、今度はまたまたドナルド・キーンの話にやられた。ドナルド・キーン&山口晃、最高! でも、絵が少しなのが残念。いつか、すべての絵を見たいと思うが、無理かな??
紙の本定本薔薇の記憶
2019/07/15 13:58
上等なエロス
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数年前から宇野亜喜良の絵が突然めちゃくちゃ好きになりました。あらゆるジャンルの絵を片っぱしから追いかけ、眺め、楽しんでますが、一番好きなのがエロティックなやつ。宇野亜喜良はもちろん以前から知ってたし、それなりに好きでした。でもある日突然、めちゃくちゃ好きになったんです。なぜかな?上品なエロスだし、絵に上等も下等もないだろうけど、自分にとって宇野亜喜良の絵はなぜか、とっても上等なんです。そんな宇野さんのエッセイ。面白い。ますます好きになりました。
紙の本親鸞全挿画集
2019/06/05 10:23
凄さとゆるさ
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五木寛之の「親鸞」が発売された頃、山口晃の挿し絵の絵ハガキを書店でもらった。気にいったので部屋に飾ったりしていた。そんなお気に入りの親鸞の挿し絵すべてが一冊の画集になった。素晴らしい!即買い!
少しでも興味のある方、画像では良さがわかりくいので是非手に取ってみて。絶対に欲しくなるから。
2018/08/07 11:26
人形は素晴らしい!
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人形が好きになったのは四谷シモンを知ってからでした。その四谷シモンを知るきっかけは澁澤龍彦でした。同じような方は多いと思います。当然ベルメールも好きになりました。その後はもう片っぱしから見ました。そして今は縄文時代の土偶です。これは最高!奇跡的な造形だと思います。
この本にはそんな人形の魅力が詰まっています。
紙の本いまなぜ白洲正子なのか
2018/06/17 07:51
夢のような交友録
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とにかく有名人が次から次へと出てくる。まるで白洲正子に引き寄せられるように。
次郎も引き寄せられた一人だろう。また、次郎の人間関係も凄い。戦前・戦後の歴史がわかるような気がする。
こんな格好いい夫婦いないよな。真似できないけど、真似したくなる。
心が満腹になる本。ご馳走さま。
紙の本四畳半神話大系
2018/05/24 10:00
薦められてなかったら読まなかったかも
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表紙の中村祐介さんのイラストはずっと気になっていた。ちらっと見た作者の名前も気になっていた。「森見登美彦」って、どこで区切るの?なんて読むの?でも、そのままにしていた。
最近になって友人から是非にと薦められた。面白かった!素晴らしい出会い!こんな読書体験、嬉しいよね!
2018/05/22 16:44
世界遺産にはまりませんか。
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近年よく耳にするようになった言葉「世界遺産」。検定などもはやっているそう。そんな検定なんかには興味はないが、やはり実際にその地を訪ね、観てみたい。でも、なかなかお金も時間もない。仕方がないので地図で我慢をしよう。
でも地図を見れば余計に行きたくなるもの。困ったものです。
2018/05/22 10:24
奄美大島で観た田中一村
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大判の素晴らしい画集だ。でも、何か物足りない。何か?
昨年、奄美大島にある田中一村美術館に初めて行った。他に誰もいない展示室で心ゆくまで楽しめた。一村の絵と奄美大島の空気の一体感が素晴らしかった。画集では、この空気を感じることができない。残念だ。でも、この画集が好きだ。