ピンクさんのレビュー一覧
投稿者:ピンク
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電子書籍VIP 接吻 【電子特典付き】
2020/11/02 16:25
雨降って地固まる!
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
若干のネタバレかも。
久遠の交通事故のあと『怪我はしたけれども無事』的な連絡を上総から受け取った和孝。
無事なはずの久遠から(セカンドシーズンに入って、口数も、甘い雰囲気を出すこともちょっぴり増えた久遠だったのに)全く連絡がないので、シビレを切らして自分から会いに乗り込んだ和孝は、そこで初めて、久遠の部分的な記憶の喪失を知ります。和孝と出会う前の久遠になっているんですが、これはこれで、二人のやり取りがなかなか楽しいです。
記憶はなくても和孝に興味を持った久遠の行動や、自分の事を思い出してほしくてあの手この手を繰り出しながらも、それでも意地を張って折れない和孝らしさ全開の和孝。悲惨さはなくて、微笑ましいです。
ファーストシーズンの最後に『お前のいない人生は考えられない』と言った久遠。今回も最後に、和孝に十分愛が伝わる一言を放ちます。
その前に、なかなか記憶の戻らない久遠に和孝が叫ぶ一言もステキです。
交通事故は、もちろん組がらみのイザコザなのでちょっと心配ではあるものの、それでも、甘い甘い二人が楽しめます。
和孝と言えば沢木くん。なんやかんや言いながら、和孝と似たもの同士の沢木くんも、当然久遠に忘れられてるので可哀想だけど、別売の電子オリジナル『運命の糸』でちょっと報われます(^ ^)
久々にファーストシーズンを読み返そうかなー、と思った一冊でした。
電子書籍皇帝竜を飼いならせII 暴君竜を飼いならせ8【SS付き電子限定版】
2019/11/02 10:05
次巻が気になる〜(゚o゚;;
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
少しネタバレするかもです。
前編は、潤の学校生活やモデルとしての活動を通して、潤の家族への愛情の深さと、それによる成長みたいなものが描れます。
新しい登場人物が出てくると、ついつい悪い奴なんじゃないだろうか、と疑いたくなって、無邪気な潤にハラハラします(⊃>~<⊂)
そして…お約束のように訪れる潤の危機。
双子ちゃんが、めちゃくちゃ活躍します!
可畏もすごくすごくお父さんらしくなってステキです。
チャーンも『マッドサイエンティスト』と自分を呼ぶ息子、可畏のために天才ぶりを発揮してくれるし(^ ^)
双子ちゃん可愛さはもちろんでしょうけど、やっぱり人の親(竜人の親ですけど)、息子の可畏のことも助けたたいんだな〜と、思いました。
双子ちゃん、チャーンとの親子三代で潤を救えた感じで、よかったぁ。
にごたん『ユキナリ』が、実はとても男らしい名前だということもわかりました!!
にごたん絡みでも、可畏の心の変化、見れました。潤の影響ですね。
他の方も書いていらっしゃいますが、最後が気になります。
とってもとっても気になります。
コーたん…コーたんの夢は、夢じゃなくて新しい能力でしょうか!?
次が読みたい。
ジーくんとコーたんの活躍シーンがもっともっとみたいなー。
2021/02/15 15:41
happyだけれど、不気味な空気……
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前巻では、ジーくんの水鏡の力が目覚め、最後の最後にコーたんの『夢』が不気味なザワザワを残して終わりましたが、やっぱり、な展開でした。
コーたんのあの夢は、潤から受け継いだ能力。動物の気持ちがわかる力か、思念会話の力か、いずれにしろジーくんと違う個性の力発動、でした。
以下ネタバレありです。
前巻で、天才ぶりを発揮して可畏をツァーリの毒に耐えられる体にしてくれたマッドサイエンティストの"チャーン"。
前巻最後にご機嫌だった理由が潤の妊娠だったこと、それを可畏と潤には黙っていたこと…やっぱり変わらず自己中でした_| ̄|○
家族の身の安全が何より…と思って、ツァーリからの絶対不可侵権を受け取ってしまう潤。ちょっと無神経…
潤と双子の安全はありがたいから割り切らなきゃ、と思いながら自尊心が傷ついて潤を無視してしまう可畏。そりゃそうなるよね。
夫婦喧嘩しちゃうけど、潤は可畏の気持ちに気付いて、暴君竜の妻として覚悟を決めなくちゃ、可畏以外の庇護は断ろう、と考えるも、ツァーリはさすがの狡さで不可侵権の返上を受け付けず。
可畏は可畏で、自分の器が小さいと悩み、悔やみ、そこに過去のトラウマも加わって苦しみ……なんでこんなに悩まされるのか、と胸が痛くなりました。
そして、少年竜のミロくん。コーたん大好き!な、ジーくんとコーたんの弟。まじですか……な、潤の第三子。この子にも既に、双子とは違う力があります。
ツァーリに面倒をみてもらっていながら、かと言ってツァーリに心を許している風でもなく。
潤を諦めていないストーカーチックなツァーリと、コーたんの大きな弟ミロくん……めっちゃ不気味な空気です。
次巻に向けての布石の一冊、という感じ。
冒頭いきなり出てくる、双子ちゃんこ昆布ダンスは必見です!
♪『コンブー、コンブー、コンブゥーなぼくらの……』
『おいちーおみそちるにー、なるちかないよねー』
癒されますよ……個人的には、このダンスだけでも読んだ甲斐がありました。
次巻、いよいよ……かな。
ミロ君は、無事かな……誰と暮らすのかな……
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