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まぐろさんのレビュー一覧

投稿者:まぐろ

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

80年代の呪い

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「ウィー・アー・ザ・ワールド」というプロジェクトが持つ歴史的、そして音楽的な意味をきちんと検証する。レコーディングの詳細なデータから、あの夜に何があったのかを詳細に描き出す様はスリリングなドキュメンタリーを見ているようだった。タイトルにある「呪い」については若干こじつけな部分を感じるが、このプロジェクトを境に個々のアーティストにではなくアメリカン・ポップス、80年代のチャート音楽にひとつの時代が終わったというのは確かだと思う。著者とほぼ同世代の人間として、頷いたりつっこんだりしながら一気に読んだ。

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紙の本

M-1で優勝できなかったM-1審査員によるM-1論

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ナイツ塙がM-1を軸に漫才論を語り下ろす一冊。M-1が漫才の中でも非常に特殊な世界であることを示し、その魅力と意義と同時になぜ自分たちがM-1で勝てなかったかの「言い訳」を語る。M-1論であり漫才論であり、2000年以降のお笑い論として非常に面白い。2010年までのM-1第一期と、2015年復活後のM-1の違いについては何となくの違和感として感じていたものを見事に言語化していて興味深かった。

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電子書籍

今も昔もヤバいものはヤバい

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人権問題、戦時中の戦意高揚、ポピュリズムや赤狩りなどなど、様々な理由で現在では殆ど人目に触れない映画から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ」といったメジャー作まで、問題を孕んだ映画の何がヤバいのかを詳細に説明する一冊。興味深いのはそのヤバさが過去のものでもアメリカ独自のものではなく、現代の日本を含む世界中で今も存在しているということ。映画は世界を映す鏡とも言われるが、それがよくわかる。(日本の商業映画ではその限りではないようだけど…)

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紙の本

実は「正論」かも

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異論とは言っても論旨そのものは頷けるものが多い。これまで常識とされていたことや慣習のようなものに「何も考えずに従うのは違うんじゃないか」ということだと思う。 リードは結果論、捕手は守備うんぬんよりも打てば使われる、というのは極論かもしれないが実は的を得ていると思う。感覚的にではなく論理的・具体的に語れる貴重な解説者として頑張ってほしい。 と同時に、いずれは監督としてユニフォームを着てる姿を見てみたい。

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紙の本

紙の本プリンス論

2019/11/21 11:19

プリンス愛

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黒人音楽だけでなくロック、ポップの歴史においても重要なレジェンドでありながら、現在でも第一線で創作活動を続ける天才であるプリンス。本書は簡潔にプリンスの歴史を紐解き、プリンスの辿った人生、彼のバックグラウンドからその時々の音楽シーンの流れまで、多面的にプリンスの音楽について書かれている。これからプリンスの音楽に触れるビギナーにとっては格好のガイドとなるだろうし、同時にプリンスのファンにとっても、特に彼の活動が混迷し始めた90年代以降の動きを整理する意味で役に立つものになるはずだ。

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紙の本

80年代の記録

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NONA REEVESのボーカル、西寺郷太氏による80年代洋楽論シリーズ。著者によるとこれで最後ということのようだが、これまでマイケル・ジャクソン関連の著作のほか、「ウィー・アー・ザ・ワールドの呪い」、「プリンス論」と続いてきた流れの中で本作を位置づけると、80年代の洋楽、特にMTV全盛時代からその終焉までがよくわかる。 私自身、西寺氏とほぼ同世代なので通ってきた音楽などは非常に近い。とても楽しく読めた。

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電子書籍

「炎上」大統領以前の記録

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「炎上」をキーワードに「週刊文春」でのコラムをまとめた一冊。ネット、テレビ、様々な場所で話題になった著名人だけでなく一般人も巻き込んだ騒動がアメリカ在住の著者による独自の視点で書かれている。ただ、本書が書かれたのは2016年以前。おそらくは史上最も炎上した大統領として記憶されるだろう人物が就任している今となってはそれ以前ののどかな時代の記録として読むのがいいのかもしれない。

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電子書籍

電子書籍1989年のテレビっ子

2019/11/21 11:04

夢中だったあの頃

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「笑っていいとも」グランドフィナーレ。あの場で起こっていたこととその主要人物たちの青春時代、80年代のお笑い・バラエティに何が起こっていたのかを膨大な資料から読み解いている。この手の本では当たり前の、当事者への直接的なインタビューは全く行わずに書かれていることがポイントで、著者のスタンスを明確にしている。「プロ視聴者」としての著者の代名詞的な一冊とも言える。80年代にまさに中高生だった自分のような人間にとっては懐かしく読めると思う。

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電子書籍

「低み」という人間の本質

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TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」、そして「アフター6ジャンクション」へと受け継がれた人気コーナーの書籍化。 「誰にも迷惑はかけてないし、法も犯していないけれど、人として何かが低い」というリスナーの行動や習慣を紹介している。自己啓発とあるが、内容は非常にくだらない、ネタ投稿のようなものが多い。しかしこうしてまとめて読むと人間の業とでもいうべき本質が浮かび上がってくるような気がして興味深い。多分気がしているだけだと思うが。

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紙の本

紙の本拝啓元トモ様

2019/11/16 00:43

心の端が少し痛くなる元トモ話

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ライムスター宇多丸がパーソナリティを務めるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の人気コーナーの書籍化。リスナーから募集した疎遠になった友達・通称「元トモ」のエピソードを収録している。学生時代などであんなに仲良かったのに、ふとしたきっかけで疎遠になってしまった元トモのエピソードはどこか寂しく、そしてきゅんとする部分もある。自分に置き換えてみてもそういう友人の一人や二人、誰しも心当たりがあるだろう。そういう友人に思いをはせながら読んでみていただきたい。ちなみに、私の投稿したエピソードも掲載されております。

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