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リょうさんのレビュー一覧

投稿者:リょう

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紙の本

紙の本世界音痴

2021/04/25 22:49

生き方下手の心の叫びを聞け

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

詩人には2タイプの人間がいると思う。ピュアすぎて儚げなタイプ。そして捻くれてたりこだわりが強くてちょっと狂ってるタイプ。
穂村弘さんはまさに後者。スーパーの半額寿司に人生の機微感じて顔を覆ってしまう、彼女と野球観戦に行った話が始まったのに実際は野球観戦はしていないしそもそも彼女も本当いなかった。会社へ遅刻しそうなのに買ったあんぱんをつい開封してしまい結局投げ捨てるハメに。
どこか狂気を孕んだ面白エピソードが多すぎる。
だけどタイトルに「世界音痴」とあるように、上手く世の中を生きられない感覚に不思議と共感してしまう。(いや、僕は多分だいぶ常識的なのだけれど…)
この著者ぐらい振り切れてたら、逆に生きるの楽しいだろうなぁ。笑

ちなみに著者は高名な歌人らしく。恥ずかしながら存じ上げなかったのだけれどひとつだけ知ってる短歌があった。
サバンナのうんこへ気持ちを吐きだす。誰かに聞いてほしいけれど誰にも聞かれたくないホントの気持ち。

サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい

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紙の本

メルヘン女子の愛と祈り

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感性が死んでるのでメルヘン女子の電波短歌じゃん…ってなってしまったけれど、帯に「歌人・穂村弘に憑依した少女『手紙魔まみ』の愛と祈り」とあるし、感想としては大正解じゃないでしょうか。
当時39歳のおじさんがここまでメルヘン女子の気持ちになりきり短歌詠めるのは、いつまでも瑞々しく感性を忘れていない証左なんでしょう。刺さる層にはめちゃくちゃ刺さると思います。

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