あさんのレビュー一覧
投稿者:あ
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2023/05/15 15:34
何ですかこれは?
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最悪。少し興味を持った自分を恨む。なぜ買ってしまったのか、。内容としては、控え目に言って、自称エセ心理学者が読者をなめくさったただの日本語の羅列である。どうかみなさんこんな本は買わないでください。「印象深い出来事の方が記憶に残りすい。」とかいう常識以前の事実をわざわざ心理学というラベルを貼って、馬鹿みたいに発表しています。
それに、各テーマに用いられてるデータも、詳細が全く明確ではないし、そもそもその実験はたった50人程度のアメリカ人を対象に行われただけの、まるで同窓会のアンケートみたいなものだったりします。正直こんなものが本として出版されていることにびっくりしました。まだまだ自分の知らないことが世の中にはあると痛感しました。この本で発見できたことはそのぐらいです。
2023/05/12 09:19
二流哲学者。
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タイトルを見てなかなか挑戦的な分野だと思ったし、何より自分が最近思い悩んでいたテーマでもあった。購入してみた。だが結論から言うと、内容はことごとく残念で、通読はしたものの、ただただ時間を無駄にした。なぜ残念だったかを3つ述べてみる。
一つは、ところどころ本論に重要でない概念が長々と導入、説明され、大事な疑問点を軸に読み進めるのに必要以上の集中力と、思考の整理整頓が求められる。
二つ目は、何の証明や裏付けもされないまま、仮説に過ぎないようなものが前提として話が進められていくこと。読んでいて、こちらが疑問に思ったり、それは少し強引ではないか?と思うような箇所がよくある。こういったアカデミックなテーマにおいては、まず避けたい初歩的な詰めの甘さだ。
三つ目は、著者が導き出した結論があまりに普遍的で当たり障りがない。まるで、「そんなことはみんな思ってるし、もう実践してるんだよ!」と言わずにいられないような薄い提案である。だったら最初から読まなければ良かった。ただそう思った。
以上が残念だった項目である。非常に厳しいレビューであることは認める。テーマが哲学ゆえに、さまざまな角度や分野からの研究と考察を求めらる性質であるので、難しいことであるのも十分理解するが、著者は哲学を哲学でやって満足してるように思える。二流だ。おそらくこの本に興味も持つような人は本がそれなりに好きで、勉強することも好きな人だと思う。ただこの本はそのような人達には今更読む必要のない本だと私は思う。
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