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フロマさんのレビュー一覧

投稿者:フロマ

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

紙の本満里奈の旅ぶくれ たわわ台湾

2003/05/19 16:08

読んで楽し、旅のお供にしてまた楽し

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「満里奈」なんてタイトルになっているからって、単なるタレント本と侮るなかれ! 基本的な構成は、台湾を知り始めてから、どっぷりと台湾に浸かるまでの経験を軸にして、台湾各所のおいしいものを紹介している台湾体験記。
 日本でもメジャーになりつつある中国茶をしっかりと紹介しているし、美味しいものもしっかりと実体験に基づいて書かれている。それも、単に美味しいものを紹介するだけでなく、そのお店の人とのふれあいをきちんと描いている。そう、単なるグルメ本でもない。
 そして、今回の文庫化にあたって、きちんと情報のアップデートがなされているのである。それも、本文にかっこ書きで(閉店しました)とか、(名前が変わりました)とか…。これ、できそうでできないことですよね。文庫化にあたって、書き下ろされたと思われる文章にも、新しいお店がしっかりと紹介されてるのも、good! 
 これからの台湾旅行には、ぜひとも持って行きたい一冊。文章も読みやすいので、日本から台湾までの飛行機の中で読んでしまえるくらいかも…。

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紙の本

紙の本台湾一周鉄道の旅

2002/07/27 22:27

台湾の鉄道の旅なら!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は12年前に留学生と知り合ったことがきっかけで台湾へ出かけるようになったと書いている。ふとしたきっかけである国が好きになるということは良くあることであるが、著者の場合、現地の生活を初めての訪台で知ることができ、それが12年間で100回を超える旅行経験につながっている。

鉄道が趣味ということで、鉄道の旅というタイトルが付いているが、この本で扱われていることは、台湾旅行で日本人が経験したいことのほぼすべてを網羅している。食・観光のことも、へたなガイドブックよりも実際に使える情報が多いのではないか。

台湾では、鉄道がかなり発達しており、観光旅行の移動手段としても十分使えるものである。しかし、台湾の鉄道を扱ったガイドブック・一般書籍の情報は、現地取材をしているのかどうか怪しいものが多く、実際に行ってみると全く使えない情報も多かった。この本の情報は、かなりアップデートされておりなおかつ使えるものである。このあたりが、著者が趣味である鉄道をしっかりと愛している証拠であり、ぜひともたくさんの日本人に台湾の鉄道を体験して欲しいということの現れであるだろう。

特に、私がお気に入りなのは、駅弁のくだりである。台湾にも駅弁があり、それがまたうまいらしいのである。池上駅の駅弁は特に秀逸だそうで、是非とも食べてみたいものだと思うのだが、これが、東海岸でもかなり南のほう、台東の近くらしい。遠いが、駅弁のために行ってみたいと思わせる本。この著者の台湾への愛に私も影響されたようである。

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紙の本

紙の本アジアパー伝

2003/05/19 15:57

いよいよ文庫で、ディープなアジア

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 サイバラ&かもちゃんのアジアちっくワールド、いよいよ文庫になって登場。単行本で持っていても、やっぱり気になる存在。
 文庫になる前の書評にもあるように、ジャンルがどこになるのか非常に微妙な本であることは確か。決して、アジアのガイドブックではないし、単なる旅行経験談では決してない。サイバラ氏のマンガと鴨志田氏の文章は、雑誌連載時という同時期に書かれているのであろうが、全く時制が違う。鴨志田氏は、若き頃のアジア体験が中心で、サイバラ氏が描くのは鴨志田氏と結婚したあとのことである。
 いわゆる「常識人」が読むと、眉をひそめながら「日本の恥」を輸出したようなものだなんていいそうだが、アジアにはこうした暮らしを日々している旅行者もたくさんいるのもまた事実。そこには、アジアの人々の暮らしの中にどっぷりと浸かって生活をしている「日本人」がいる。
 決して、これからアジアへ向かおうという人に、この生活を勧められるわけではないが、読んでおいて損はないアジアで生活する日本人の一面である。

 笑い飛ばしながら読むも良し、眉をひそめながら読むのもまた良し。でも、難しく考えずに読むのがベストかも。

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紙の本

紙の本フランス流美味の探究

2003/05/31 11:55

あまりに散漫…テーマの絞り込みに失敗か?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「フランス流の」美味探求という壮大なタイトルだが、著者は何が言いたいのだろうか。ミシュランの星の話から導入し、子どもの味覚形成の話などへと続いていくが、そのあとはあまりに散漫で言いたいことが明確になっていない。
 フランスでは美味となれば、当然ワイン・チーズに言及することが必要であるが、この著者はチーズが嫌いなようで、「食文化の違い」とばっさり切り捨てている。一方で、スローフード運動も取り上げているが、地域の食や多様性を守っていくこともスローフード運動の一つであり、このあたりでこの著者の矛盾を感じてしまう。たとえ自分が嫌いであっても、フランスの料理におけるチーズの位置づけなどはきちんと解説すべきであろう。「嫌い」で済ましてしまえば、せっかくのチーズの多様性に触れる機会までも奪ってしまうことに気が付かないのだろうか。
 フランスの原産地呼称統制制度であるAOCについても言及しているが、こちらも十分な取り上げ方とは言えないのではないだろうか。歴史的経緯には一部誤認も認められる。特に、日本国内でほぼ統一されているフランスの機関の名前についても独自の翻訳を与えており、混乱を招きかねない。

 「食育」については、原著を苦労して手に入れた上、紹介をしているだけに、もう少し全体構成について工夫されていればと悔やまれる。

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