かまいたちさんのレビュー一覧
投稿者:かまいたち
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紙の本映画を夢みて
2001/10/15 17:33
基礎教養
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映画批評家として多大な影響力を持つ作家の批評集成。黒澤、ヒッチコック、ゴダール、ルビッチ、ワイルダー、ペキンパーなどを独自の視点で論じている。執筆当時は異端の存在だったようだが、今ではほとんど教科書のように真っ当に映る。映画好きは基礎教養として読んでおこう。
紙の本見えない絵本
2001/10/04 20:24
寓意
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視力を失った少年のために、映画監督の叔父が、絵本を語って聞かせる。寓意に満ちた作品である。感覚的なもの、気分を優先するものが多い中、長谷川はあえて意味を充満させる。解読するのに時間がかかる。本来、本とはそういうものではなかったか。そんなことを考えさせられる。
紙の本フェルマーの最終定理 ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
2001/09/09 13:57
生半可な読者でも
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数学史上最大の難問といわれた「フェルマーの最終定理」が証明された「事件」は、新聞でも報道されるほどだったが、当然ながら、その解説では、この定理がどういうものなのか、さっぱり分らなかった。自身の数学能力の無さは棚に上げて、どうにかならないかと思っていたところに、この本が出た。数ある類書の中でも「分かった気にさせてくれる」のはこれだけだった。
2001/08/30 17:50
定点観測
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文芸雑誌『群像』に連載中の映画コラムを集成した一冊です。長い間、ほとんど日本映画専門に活動していたので、海外映画を多く取り上げていたのには、驚いた記憶が。地道な内容ですが、こうしてまとめて読むと、著者の映画に対するゆるぎない姿勢に、改めて感服します。
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