みいしゃさんのレビュー一覧
投稿者：みいしゃ
紙の本
2003/03/26 09:45
心当たりのある話が盛沢山
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「英語が上手くなりたい」と思って挑戦しては挫折して…を繰り返している人は多いと思う。
著者は沢山の訳書のある実績のある翻訳家である。
さぞや、若い頃から英語が堪能なのだと思っていたが、本書を読むとそうでもないらしい。多少の謙遜もあると思うがさまざまな挫折の歴史は実体験からと思われるので、英語が得意でない人間にも勇気を与えてくれる。
「英単語を覚えようとすると眠くなる人」「ラジオ講座を録音してもテープだけたまる人」「映画の原書に挑戦しても読まずじまいの人」「英字新聞を購読しても３日で挫折する人」など心当たりのある話が多くドッキとした。
紙の本
2002/10/19 20:34
この題名に思わずドキッとした人も多いはず
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人は探し物をするためだけに１年間に１５０時間も浪費しているという。
この本が売れ行き好調な所をみると、題名に思わずドキッとした人が多いという事だろう。
整理術の本としてもわかりやすく仕上げてあるが、あふれる情報をどのように取捨選択するかの生活術も実践しやすくまとめてある。
「後でやろう」ではなく、「今」やらなければいけないと感じた。
わかっちゃいるけど、続ける事が難しいのですけど。
紙の本
紙の本家事場のバカぢから 心が楽になる掃除・洗濯・収納・料理
2003/01/20 18:06
お母さん偏差値からの脱却
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ドイツ式・イギリス式・おばあちゃんの知恵袋と家事関係の本は数々あれど、これはＨＯＷ ＴＯ本というより気持ちを切り替える為の本。
私たちの中に刷りこまれている「良いお母さん」の姿の呪縛から逃れる為の本です。
手抜きやワンパターンの献立が続いて罪悪感に苛まれた時には
「『アルプスの少女ハイジ』のペーターは、ヤギの乳と黒パンだけであんなに立派に育った」と考えると気持ちが開放される。
との章で、「ヤギの乳は栄養バランスがとれているし、黒パンは食物繊維が豊富。白米・白パン・脂肪過多の現代食生活とは違う」と、突っ込まないように。
学校から貰う行事プリントは読んだその日に手帳とカレンダーに書き写し、すぐ捨てる。
２回書く事によって頭にインプットされるし、「捨てる」という覚悟で読むから気合が入る。壁に貼って後生大事にはためかせても良い事ない。とは耳が痛かった。
家事とは「こうあるべき」という決まりはない。「各家庭で違っていいんだ」という事を気付かせてくれる。次回作では具体的な「家事ルール」の紹介をもっとして欲しい。
紙の本
紙の本待つこと、忘れること？
2003/01/12 11:41
しっとりと静かな気分になれる
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食にまつわるエッセイ。
金井美恵子さんの文章で語られると、日常の食事も高尚な感じがしてくる。
あわただしい日常から離れて一人静かに読むのに相応しい本だと思う。
