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くりんさんのレビュー一覧

投稿者:くりん

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

いつの間にかラブラブ?

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旭とヒカトの吸血鬼ストーリーの第二巻。
ヴァレンタインをきっかけに、旭がはじめてヨミの世界に行き女王さまに会う話を先頭に、旭がより吸血鬼との共存について考えていく話。ほのぼのだけど、ちょっと残酷。でも、それがやさしくて真摯な視線で書かれている。ちょっと理屈っぽい話かもしれないけど、それがこの作品の持ち味だと思う。

びっくりしたのは、一巻に比べていきなり恋愛色が強くなったこと。母から友人、恋人へと旭の役割が変わるのは仕方ないんだけど、ここまで恋愛っぽくなると予想していなかったので驚いた。が、それはそれでおもしろく、前作よりも色っぽさもあがっていて、読んでいて楽しい♪

今回の名シーン:「…本当に高くもなく低くもなく同じ目線で見てくれるんだな。お前に会えてよかった。…その為にずっとあの場所にいた気がする」………この続きは読んでからのお楽しみ♪

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紙の本

天原ふおんの世界♪

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現実と不思議が交じり合ったほのぼのファンタジーがこの作者の魅力☆

高校生の小畑旭が、いきなり吸血鬼ヒカトの仮親(血の提供者兼母親のようなもの)にされてしまう。はじめは嫌だった旭だけど、ヒカトが自分たちの世界を守ってくれていることを知って、だんだんと打ち解けはじめ、ヒカトを理解したいと思うようになる…というストーリー。

既刊「わたしの猫は王子様」「ミストルティンの魔法」「ゆめくいダンジョン」「カタリアツメベ探訪談」「キミはぼくらの太陽だ」の中にあった要素が、いっきに凝縮されているのが、この献血ラッシュ。ちびキャラや動物キャラがかわいいこの作者ならではの世界だ。

吸血鬼というと、はじめはとっつき難いかもしれないけど、この作品は導入部分がとてもわかりやすくて入りやすい。その上、回を重ねる事に、だんだんとヒカトの抱える事情、人間側の事情、ヨミ側(化け物側)の事情などが、好奇心を満足させるけど消化不良を起こさない程度のちょうどいい量で出てくるのも良い。一方的な視点ではなく、いろいろな立場の人が出てくるけど、みんな真摯に生きていて、悪人と呼べる人がいないのが、悪人をやっつけて終わりという安易な物語とは違うから良い。

なにより、旭のヒカトへの思いが変わっていくのが、とても自然で、こんな風に一生懸命に生きれたらいいなと思う話である。

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紙の本

紙の本Mr.パーフェクト

2001/09/11 23:37

リンダの異例で魅力的なヒロイン

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 この本の特徴であり、最大の魅力はヒロインのジェイン! 今までのリンダのヒロインがどこかレディらしく気品があったのに対して、今度のジェインは口が悪くて、とにかくエネルギッシュ。人を言い負かすのが大好きという人。自分でも口が悪いことを自覚していて、汚いことばを使うたびに25セント貨をみんなに払うことにしている。そんな風にことば遣いを正そうと努力している彼女に、努力をぶち壊す事態が待っていた。その原因は2つ。どう見ても麻薬の売人にしか見えない警官のサムと、ちょっとした冗談でつくった「完璧な男」のリストのせいでの大騒ぎ! 多めに持つようにしていたにもかかわらず、コインがなくなる始末。彼女はますます悪態ついてしまうのだった。
 今回の主な登場人物はみんな個性派揃い。彼女たちの会話がおもしろい。三回婚約が破談になって、7年間仕事に専念してきたジェイン。結婚と離婚を三回ずつ繰り返し、男はベッドの相手だけでいいと言い切りヒモと暮らしている、四人の中で一番年上のマーシ。一番若くて美しいルナは、普段は温和でお上品だが言うことはしっかり言うタイプ。しかし、男運が悪いのか、見る目がないのか、浮気ばかりするプレイボーイを愛してたりする。最後が唯一既婚者のT・J。高校時代の恋人と結婚して、郊外に家を持つ彼女は一番まともそうに見える。しかし、結婚して9年たっても子供ができず、夫婦仲は雲行きが怪しくなりつつある。
 そんな彼女たちがつくったのが「完璧な男」のリスト。ちょっとしたことから、マスコミで大々的に取り上げられ、ニュースにまでなってしまった。戸惑っているジェインに、家族からは文句の電話がかかってくる。隣人のサムのことで頭がいっぱいなジェインにとって、苦労の日々が始まる。…そして「おまえはどの女だ?」という電話とともに、それは恐怖の日々に。四人に少しずつ見えない魔の手が忍び寄る。最初に襲われるのは?
 とにかく読み応えがあり。ジェインとサムの言い合いに、はじめ戸惑っていても、読んでいくうちにどんどんすっきりした気分に。むしゃくしゃした気分のときや、退屈なときに読むといいかも。

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紙の本

紙の本夜を忘れたい

2001/09/11 22:24

夜、眠れないときにどうぞ

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 ロマンスの人気作家“リンダ・ハワード”の作品です。ヒロインのマーリーは、とある特殊能力のせいで普通とは違った人生を送っていましたが、ある事件をきっかけにその能力が失われたという過去を持っています。そんな彼女は、誰とも親しくせず一人で静かに自立した生活を送ることに、平和と喜びを感じていました…ところがある日、彼女は一人の女性が殺されるビジョンを見てしまったのです。能力がよみがえったのです。
 能力が戻ったことに愕然としたマーリーですが、ショックを乗り越え警察に捜査の協力を申し出ます。ところが、担当の刑事デーンは彼女を詐欺師扱いします。マーリーとデーンは互いに反発しあいながら惹かれあい、少しずつ互いを認め合っていきます。
 さて、頭が良くけっしてミスをしない殺人犯を、マーリーとデーンがどう追い詰めていくのでしょうか。ベッドの中でドキドキしながら読んでください。きっとマーリーの誠実さや勇気、デーンの彼女を守りたいという気持ちと警官としての職務に悩む心、二人の犯人をなんとしても捕まえたいという共通の願いが、あなたの心にも通じるはずです!! 私は個人的に、エピローグがほほえましくて好きです。ぜひ読んでくださいね。

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