中小企業社長さんのレビュー一覧

売上が下がる事に納得

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　売上が下がる事は環境から見ても自明の理である。どんなに頑張っても、市場や歴史的な展開は努力ではどうもできない。著者が述べているように、売上も利益も賃金もこれから、下がっていっても対処する方策が重要だと言うのは納得できる。そして、そのメイン対策にシニアの活用と社内独立法人の活用を提案しているが、小生も同感である。シニアの能力は認めても、高賃金を払う余力はなく、ましてや新卒の採用は当面手控えたいと言うのが本音である。しかし、出来高、請負的な賃金やシニアの実質賃金が５０％程度なら十分活用できるし、既存社員への刺激策にもなる。著者はまだ４０歳と若いようだが、なかなかどうして、かなり現場指導の経験を踏んだコンサルタントのようだ。これからは若くてバイタリティがあり、豊富な経験の外部ブレーンを旨く活用できる企業はラッキーかもしれない。そういう意味で、この本は小生の先行き不安感でいっぱいの経営方針に、一角の明かりをくれたようで、読みながら、納得する個所が多々あったとうようだ。