酸素さんのレビュー一覧
投稿者:酸素
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紙の本ターニング・ポイント
2002/07/19 20:26
性描写に注目
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リディアはファッション誌の編集長。シャネルスーツで出社し、ゴージャスなファッション・フォトグラファーとセックスする毎日。しかし、雑誌の売り上げは低迷していた。そんなある日、全寮制学校時代からの親友、モリーとキャシーと食事していたとき、キャシーがなにげなく言った一言から、雑誌のイメージを一新するようなアイディアを思いつく。その新企画で知り合った、冴えない男が、彼女の私生活どころか、価値観までをも変えることに…?!
タイトルがジャズの曲名みたいで格好イイ!!!
話もクールなんだけれど、女の本心みたいなのは読んでいてちょっとくらくら来た(濃いから)。ただし性描写は結構いける。なんというか、やらしいんだけどクール。
紙の本ペーパームービー
2002/07/21 17:33
宇宙よりも広い
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夫は俳優・本木雅弘、父は内田裕也、母は樹木希林、という家族構成の著者・内田也哉子。
彼女は、そんな環境で育ったせいか、不思議で、独特の雰囲気をもった魅力的な女性のようです。女性本来のたおやかな優しい印象の文章をつむぎ、しかし、もう一歩で非現実に踏み込んでしまいそうな危うさがあります。そして、この本の根底にあるのは「好奇心」ではないかと思います。好奇心。それが独特な彼女の世界を形成している気がします。
紙の本ターン
2002/07/21 11:53
本格推理ファンとして
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真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。ターン。いつかは帰れるの? それともこのまま……だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。
『空飛ぶ馬』でデビューしていらい、本格ファンだけではなく広いそうに支持を得てきた作家さん。時事批評や、評論、アンソロジーにも腕をふるっている作者の魅力はそのどれもを読んでも感じることができるはずです。
この話はなぜかすごく切なかった。切なさをねらっている文章ではないのに、理路整然として、淡々としているからこそ、グッとくるものがありました。
紙の本ごくせん 5
2002/07/21 11:30
話題沸騰の熱血“姐さん”教師コメディー
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白金学院が赤字経営で、閉校のピンチに…! 事態を重く見た久美子は、悪ガキどもにとっておきの秘策を授け学院を救おうとするが!?
待ってました!!! 本当にまっていました!!
このテンション!このキャラクター(新キャラ登場)! 何処を切ってもおいしい、というか言うことナシです、ホント。
今回の見所は、白金高校のタテナオシでもあるのですが、久美子と弁護士先生の微妙な関係にも注目。この先生は一体何を考えているのかイマイチ謎ですが、この業界に入ったわけなんかが以前よりも詳しく分かるのでファンは要チェック。
そうそう、慎ちゃんファンは次巻に期待ですぞ?!!!
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