わたちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:わたちゃん
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
2004/11/10 13:45
国民文化の乱れについて考える良い題材
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本書の(帯に書いているのを見ると)テーマは、考える力を失った日本人。最近電車や街など公共の場で見かける迷惑携帯電話や化粧直しは、日本人に考える力がなくなったのが原因というのが著者の主張。私も連日起こる事件に「日本もつくづく変な国になってしまったなぁ」と感じるが、その根幹は他者への配慮ができる能力が衰えていると感じており、テーマに共感した。
本書後半からやや主題と脱線した世間話?が続くのは非常に残念だが、1章は問題提起としてはおもしろく、最近の世情を「考える」ための題材としては興味深い本である。
紙の本もう「できる人」はやめよう 人の数だけ仕事のスタイルはある
2004/11/10 13:44
「できる人」だけの価値観に疑問を感じるあなたへ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
最近書店で平積みされる書籍タイトルでよく目に付くのは「できる人の〜〜〜の仕方!」だとか「勝ち組○○なひと、負け組xxなひと」といったものがあまりにも多いようです。不景気のせいでしょうか、向上心に燃え何か新しいスキルを身につけようと思うときには魅力的なタイトルです。
一方、何かのきっかけで「勝ち組一辺倒」の人生の価値観に疑問を抱き始めたとき、この普遍的で誰もが抱えるはずの悩みに答えてくれる書籍が非常に少ないと私個人は感じます。本書はその類の貴重な本です。
著者はコンサルティングファーム(マッキンゼー)の出身者です。コンサルティング業界は他で類を見ないほど競争が激しく、勝ち組の中の勝ち組を目指す人々がひしめき合っている業界です。そのような業界経験を持つ著者が語る経験談・エピソードが非常に興味深いです。
「できる人」だけの価値観に疑問を感じるあなたへ。
自分の疑問を後押ししてくれるそんな本になると思いますよ。
紙の本すべての雲は銀の… 上
2004/11/10 13:45
新しい村山由佳の魅力
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
私は村山由佳の作品「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズ、「きみのためにできること」などが好きで本書を読みました。
特に初々しい恋愛の文書については非常に魅力的な作家でありますが、本書も例外ではありません。また、それに加え今回の作品はひと味違った魅力が加わっています。恋愛など楽しい場面を人生の陽とすれば、人生の陰の部分、自分の思い通りにならない哀愁の部分が盛り込まれています。それでいて陰と陽がケンカをせず共存し、決して湿っぽい話にならない点が不思議な作品です。
村山由佳作品のファンで、ひと味違った魅力を感じてみたい方にはおすすめの作品です。
2002/12/29 10:20
「友達はいるんだけど…」って人は読みましょう
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
書店でこのタイトルを見た瞬間、ドキッとしました。
多くはないが、友達がいないわけではない。でも、「心を開いて語り合える親友(マブダチ)っていないかも?」って思っていたところを見事に突かれました。誰からも好かれようと八方美人でいることが、逆に親友を作ることを邪魔しているってことを教えられました。
私と同じく、タイトルにドキッとした人は是非読んでください。少し楽な生き方に気づくことでしょう。
紙の本チェンジ・ザ・ルール! なぜ、出せるはずの利益が出ないのか
2002/12/06 01:41
ゴールシリーズは3冊まとめてお薦め
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ゴールシリーズの第3弾となる本書もおすすめです。
前作、前々作に比べやや小説性が落ちたような気もしますが、すんなり読めて本質を分かりやすく理解できるあたりは本書でも健在です。
今回はコンピュータソフトベンダでの立場から、クライアントの生産性向上、製品在庫をテーマとして扱っています。後半部分はゴール1のTOCを再度復習するような感じではありますが、SE・SIベンダの方には現実味のある背景で語られ、クライアントの視点で考えるというのはどう言ったことなのか理解が深まるでしょう。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |