紙の本獄門島 改版
2002/05/28 16:39
推理小説の金字塔!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
これぞ日本推理小説の金字塔と呼ぶにふさわしい名作。
謎の提示、大胆なトリック、犯人の意外性、伏線の巧妙さ、そして最後のどんでん返し。どれをとっても感嘆せざるをえない。それらが、横溝正史の特徴ともいうべき、おどろおどろしい雰囲気と巧みに結びついて、より一層作品に深みを与えている。
今年(2002年)は横溝正史生誕100周年でもあるので、ぜひこの代表作を一読することをお薦したい。