挨拶専用85さんのレビュー一覧
投稿者:挨拶専用85
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紙の本新しい広告
2006/10/12 10:11
最新・最良の広告の教科書
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この手の本としては、この1冊が手元にあれば充分でしょう。これをいきなり最初から最後まで読破するのは面倒でしょうから、とりあえず買って「広告の辞書」として頻繁に読んでみる、ということをオススメします。
広告業界を目指す学生さん、すでに内定した4年生も、いやすべての業界人にとって役に立つ、最も新しい「広告の教科書」です。「こんなに会社のナレッジを公開していいのか?」という驚くべきテキストです。
なぜ、これが出版できるかといえば……。書名こそ「新しい広告」となっていますが、正しいタイトルは『今の広告』だから、なんですね。つまり、広告ビジネスというのは「常に新しいもの」を求める活動なのですから。
紙の本広告業界就職ノススメ。
2006/02/07 13:07
「毎日更新」はなぜ可能だったか
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
吉開さんが「毎日更新blogコラム」を始める、と知った時に本当に実現できるのか、正直言って疑問であったことを白状しておかなければならなりません。それが杞憂であったことは驚きであり、さらに今回出版を実現したことに深く敬意を表するものです。
どうしてそれが可能だったのでしょう。暇だから?(笑)いえいえそんなことはありません。海外出張先から更新をしたことさえあるのを私は知っています。
理由は二つあると思います。
一つは、彼が最初に「いやー挨拶さん、今まで広告会社にいて媒体の仕事をずっとやっていたけれど、自分でメディアを持って情報発信をするのは初めてです。これは面白
いですよ」と言っていたこと。まさにCGM(ConsumerGeneratedMedia/消費者制作メディア)の雄、blog最大の魅力でしょう。
しかし、それだけで毎日更新するモチベーションが続くとは思えません。読者とのコミュニケーションこそが、それを支えたのだと考えています。
本書にも収録されているコラム「機関車トーマスの価値観」に書かれているように、この本は「役に立つ」のです。原文の“useful”というより、むしろこんな言葉が似合うと思います。
“One is glad to be of service.”
「有益である」というより「“あなたの”ためになる」という感じでしょうか。
ここが、広告業界を「マスコミ」ではなく、「クライアントのコミュニケーション課題を解決する総合サービス業」と位置づける著者の本領発揮と言えるかもしれません。
この本が、広告業界就職を志望する学生の方々にとって「役に立つ」ものとして広く(そして深く)読まれることを願ってやみません。
広告労協「広告業界就職フォーラム」webサイト
http://homepage3.nifty.com/adunion/
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