akochiさんのレビュー一覧
投稿者:akochi
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紙の本精霊流し
2002/07/18 06:58
出会いと別れの物語
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この本は主人公の半生の中にある数々の、出会いや別れの経験の中から、八つのエピソードを選び、描かれている。
本書のタイトルより、この本の内容を、さだまさしの同名代表曲と同じだとか、長崎の夏の風物詩だと思われる方もいると思う。
しかし直接的な描写は八つあるエピソードの中の一つに過ぎず、他のエピソードは主人公や、その周りの人々の生き様を描き、最終的にそのエピソード一つひとつに対する気持ちが(直接的な描写はないが)向かっている方向性がタイトルである精霊流しであるような感触を受けた。
紙の本てけてけマイハート 2
2002/07/14 03:42
(ほのぼの+ラブコメ)×竹本テイスト=?
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外見は中学生みたいだけれど実は24歳な早坂のぞみとのぞみの後輩で中学教師の吉田君とのほのぼのラブコメです。
竹本先生の少女誌時代作品ファンとしてはこういうラブコメを待っていました、という感じです。
「ラブコメ」で竹本先生作品というからには普通の展開では終わると思ってはいけません。
主人公ののぞみは外見だけではなく内面にも幼さがなこる為か、吉田君への恋心にあまり自覚は無い様子。
それでも二人はなかよしでほのぼのでとってもいい雰囲気なのです。
吉田君の教え子にのぞみのことを詮索され続けても、デートしていて、のぞみの外見のために誤解されても、マイペースな二人の関係はずっと変わらないんだろうな、と思います。
読んでいてキャラクターと共にほのぼの出来る作品です。
紙の本デジキャラット劇場ぴよこにおまかせ! 1 (Dengeki comics)
2002/07/14 03:25
『デ・ジ・キャラット』の脇キャラクター「ぴよこ」を主役にした作品だが…。
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主役のぴよこは、悪の軍団ブラックゲマゲマ団とともにデ・ジ・キャラット(でじこ)を捕まえる為地球にやってきた。
しかし、ぴよこは本質的な悪役ではなく、また純粋さもあり、でじこたちに好感を持ってしまう。
仲間に促され、でじこを捕まえる作戦を練っても、毎回ことごとく失敗してしまい、かえってでじこにけなされてしまう。
仲間たちの為にも、頑張ろうとする半面、どうしても悪役になりきれないぴよこと、その仲間達の、数々のエピソードの中には思わず頬が緩んでしまうものもあれば、共感して、ほろりとできるものもある。
もともと、この作者の心理描写が好きな自分としては、この作品ではキャラクター物である為、どんな内容になるか不安もあったが、この作品でもその持ち味は生かされており、時にはキャラクター物の作品であることを忘れてしまうほどだ。
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