にゃんこさんのレビュー一覧

「ぼく」の瞳の先には…

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児童虐待、誰にでも起こりえることです。
この本を友人に勧められた直後に、自分自身への戒めのためにすぐに購入しました。「ぼく」の見つめる瞳をみたときに、数年前の私自身の記憶が甦りました。その時、私はずっと「ぼく」に見つめられていました。
毎日がつらく、苦しく、悲しい時間・・・でした。
私も一人・・・だと思っていました。
その時は、私だけをストレートに見つめる目を感じても、それは重荷でしかありませんでした。
その時を乗り越えた今に感謝し、健やかに育つ私の「ぼく」を確認し感謝しています。
この絵本を書いていただいた明川 哲也氏に感謝しています。私の過去の行為から目を反らさずに、これからも子供たちと未来に向かって歩くために、いつも「ぼく、あいにきたよ」を心の側に置いておきます。
子供のストレートな愛を忘れないためにも、すべての人に読んでいただきたい絵本です。